山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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職場から郵便で荷物が届いた。ちょっとした書類や本などであった。その中に本が2冊あった。 ・博士の愛した数式 小川洋子 ・水素の時代 最首公司 川井部長が差し入れしてくださった。さっそく読んでみたい。
一緒に入ってきた文書の中に、毎日新聞社が出している「郊外に暮らす幸せ!」という雑誌のコピーがあった。記事は作家林望のインタビュー記事だった。 「郊外暮らしの思想はイギリスに学べ。私の理想の郊外は八戸です。」 だと。その根拠を探ってみたら、以下に引用してみる。
私は常々、「余生は八戸で過ごす。」と言っています。 八戸に、私は何の縁もないんです。でも、こう考えました。 東京は、住むには暑すぎる。冷房なしで夏に暮らすのはほとんど不可能です。イギリスの気温ぐらいの場所はないかと探すと、岩手県以北なんです。それも太平洋岸。たいして雪が降らずに、冷房もいらない。豊かな平野を背景にして米があり、海産物がおいしい。海辺の街なので山海の珍味に満ちています。平地で、冬でも車で動ける・・・という条件を満たすのは「八戸」しかないという結論です。
なんという賢明な選択だろう。全くその通りである。雪が降らないだけでも大きな価値がある。そこのところを見通していて、林望はただのイギリスかぶれではないとい再認識した。
リンボウ先生のホームページ⇒http://rymbow.hp.infoseek.co.jp/
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