徒然なる日々。
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今日の日記は長い。時間のある時、茶でもすすりながら読んでくれ。
星と神話の話をしよう。 太陽系で10番目の星が見つかったらしい。暫定的に名前はイヌイットの海の女神からセドナと付けられたそうな。セドナって海の女神だけど地母神でもあるはず。…はず。…たぶん。まだイヌイット神話は読んでないから突っ込まれると違うかもしれない。
実は私は星が大好きだ。だから実はこの新事実、結構胸がときめいています。 聖闘士星矢と関係なく(笑)それを読んだ切っ掛けすら星好きであるくらいには好きだ。といっても、星空見上げてアレが何々座で〜とか解説できるほど詳しくはない。星座版とにらめっこする小学校の頃の天体の授業なんてなくなればいいと思うくらい大嫌いだった。よくもまあ…あんな点を繋いで何とかの形だ!とか想像してくれたもんだと思う。しかもその想像のおかげで現代っ子までが授業で点並んだ四つの点とちょっとはなれたところにもうひとつ点、ハイこれ何座でしょう。ハーイ蟹座とかバカみたいとか本気で思ってます。
が、夜空に浮かぶ星々を眺めてぼや〜っとするのは別に嫌いじゃない。 ギリシャ神話は星座にちなんだものが多い(っていうか殆どな)ので、名前だけならいくらか知っているし。 もともと都会っ子だから都会は星が見えないなんて言われてもそれがデフォルトだから特に不満もなく。流星群が来ると聞いては平気で徹夜して星空を眺めたりとか、その程度の高尚にならない程度の観察が趣味なのですよ。だから天体望遠鏡とか持ってないし、あんなデカイもんあっても置く場所もないし。コンパクトなのじゃチャチくてヤだし。でもまあ、一週間に一度、アストロノーツを覗いてなんか新しいことはないもんか、と思うくらいには好きです。 人に誇れるほど詳しくはない。でもたぶん、一般よりはちょっと好き。それが私の星好きスタンス。まあ、星嫌いってあんまり聞かないしね。同じく天体の授業嫌いはいるだろうが、星空を見上げてヤな気分にる人はそういないだろう、ということ。
星の数ほど…という表現がある。星の数を数えられるかい?という表現もある。確かに星の数は多い。数え切れるものではない。が、地球から観測できる星の数はせいぜい8000。それも球体の地球から観測できる数なので、北半球から見えるのは頑張っても4000がMAX。数えようと思えば数えられないこともない数字だとは思わないかい?ま、そんなことはいい。
ギリシャ神話は星座が元になっているものが多い。逆かもしれないけど造詣が深くないのでまあ要は繋がっているようだという感じ。 ギリシャ神話に限らず、神話というものは面白い。神様は面白い。キリスト教の神様は今や大嫌いになりつつあるが(…)日本の八百万の神様とか大好きだ。だから学校からもう3ヶ月も延滞して神話の本を借りているわけです。(返せよ)
今日はギリシャ神話でも有名な部分の話をしようか。
大地の女神ガイアというのがいた。ガイアの夜明けとかいう番組がある。あのガイアだ。英語読みするとアース。まんまだね。人型があったという話はきかないからたぶん大地だったんだろう。でも女神だった。これが子を産んだ。一人で。それがウラノスという天の神になった。生んだというより細胞分裂じゃないのか?とか思うがとにかくこれで天地創造。 ガイアは我が子ウラノスと交わって子をたくさん産んだ。ところが一つ目とか手足が100本頭が50個とかそんなバケモノじみた子どもばっかし生まれてくるのでウラノスは子供を大地奥深くに沈めまくった。ガイアは怒った。子どもたちに復讐するのよ!と、声をかけるもパパが怖い子どもたちはだーれもそれをしなかった。が、クロノスという末子だけがママのいうことを聞いてパパの大事な部分を切り落としてそれを海に捨てた。力を奪われたウラノスパパに代わり、クロノスが天地の神様になった。ちなみに海に捨てられたパパの分身から生まれたのが美と愛の女神アフロディテだという説がある。なるほど、イタリア系ヨーロッパ人男性による、ああ僕のアフロディテとかいう口説き文句はとても下品な意味になることがよく判ったね。
さて、クロノスは天地の神様になった。が、パパウラノスは自分の力を奪った我が子を呪って予言をした。「お前なんかお前の子どもに力を奪われて支配者じゃなくなるもんねー」クロノスはそれはマズいなーと思った。そこで奥さんのレア(姉でもある)が産んだこどもを片っ端から飲み込むという暴挙に出た。一人、二人、三人、四人…そして五人飲んだところでレアはお父さん(ウラノス)とお母さんに(ガイア)に、どうしたら子どもを助けられるかを聞いた。そもそもパパが呪うからじゃんって話もあるが、気の毒に思った母は娘に助言をした。それに倣ってレアはどっかの山陰で6番目の子どもゼウスを生んで、産着に大石をくるんで持ち帰った。クロノスは何も疑わずその大石を飲み込んだ。ごっくん。
ゼウスは別のところですくすく育った。 すくすく育ったゼウスは、さて頃合と真っ先に兄弟に無体をしたパパに復讐することにした。薬を持られたクロノスはげろげろ吐き出した。まず大石。そしてゼウスの兄ちゃん姉ちゃんをげろげろ吐いた。ハデスとポセイドン、ヘラとヘスティアとデメテル。そして兄弟そろって打倒パパの戦争を起した。
ゼウスたち6兄弟はこうしてパパに勝った。 そして力を継ぎ、ゼウスは天を、ポセイドンは海を、ハデスは冥界を支配することとなった。ついでにヘラは結婚と嫉妬の女神としてゼウスに嫁いで浮気症のゼウスへの八つ当たりに浮気相手に八つ当たりをしまくった。温和なヘスティアは家庭をつかさどるかまどの女神になった。デメテルは豊穣の女神となって気紛れに豊作にしてみたり凶作にしてみたりした。兄弟は本来ゼウスが一番下だったが一番ゼウスが力が強かったことでどうも長男になったらしい。ハデスが三男。そういうことだ。…。お兄ちゃん立つ瀬ないね。オリュンポス十二神といわれる神々がいるが、そのなかにこの6兄弟のなかでハデスだけが入ってない。あーあ。星矢ではラスボスだったのに。中ボス程度だったポセイドンはしっかり十二神ですよ。
ちなみにこのポセイドンが海の神様になったのは、ゼウスに頼まれてパパクロノスに吐き薬を飲ます役を請け負った海の神様オケアノスの娘メティスと結婚したからだという説もあり、じゃあその前ポセイドンは何してたんだよっていう話もある。
さて…話を戻そう。誰の話をしようか。私が乙女座だから乙女座の話でもするか。結構有名だし。 豊穣の女神デメテルには愛娘ベルセポネがいた。ある日ベルセポネがお花畑でフンフン花を摘んでいると、いきなり地面が割れて変な馬車にのった黒衣の男が現れた。この男、ゼウスの末弟ハデスであった。ハデスはベルセポネに一目惚れ。速攻人攫いをしでかした。実はこの時、アフロディテの息子エロス(別名キューピッド)がいたずらでハデスに矢を突き刺したため一目惚れした節もある。まあいい。とにかく人攫いハデス。陰気な男説が有力だ。だって殆ど暗闇の冥界からでたことがない。地下にはたくさん金銀財宝が埋まってるから金持ちの象徴でもあったハデスは、なんとかベルセポネの気を惹こうと金銀財宝を贈った。が、ベルセポネは受け入れなかった。 その頃デメテルは娘の小宇宙(コスモ)が感じられなくなっ…嘘です。姿が見えない娘を探した。が、見つからない。風の噂でどうやら陰気男ハデスに奪われたと誌って大激怒。兄ゼウスのとこへと詰め寄った。「ちょっと兄ちゃん!ハデスが私の娘を連れ去ったっていうじゃない!連れ戻してよ!」「えーと、な?兄ちゃん努力はするけども、もしもベルセポネが持ち物でも食べ物でもなんか一個でも冥界のものを受け取ってた場合連れ戻せないんだけ…」「いーから!とっとと連れ戻して!!」「…ハイ」女神は怖い。 その頃ハデスは必死だった。贈り物も受け取らない。口も聞かない。食べ物も食べないベルセポネを口説くのに。「なーハラへったろ?冥界来てからごはんはおろか水も飲んでないんだから」「…(つんつんつーん)」「…でものど渇いただろ?」「…(あったりまでしょ。実はもう死にそう…)」「せめてこのざくろの実食べない?」「…(…ざくろ)」「ホラ〜みずみずしいざくろだよ〜おいしいよ〜」「…食べる…」「!(やりっ)」とうとう餓死寸前でベルセポネ陥落。4粒だか6粒だかざくろを食べてしまった。 さて、デメテルに言われたハデスの使いがきたとき、すでにとき遅し。ベルセポネは冥界の者となっていた。ハデスはおずおずとデメテルに伝えた。「あの〜…兄ちゃん頑張ったんだけど…」「だけど?」「もうベルセポネ冥界の人だった」「あーん?取り返してこなかったわけ?この役立たず!じゃあもう私地上になにひとつ実らせないから!」そうして大地を凍てつくなにひとつ実らない荒れ野にしてしまった。困ったのはゼウス。仕方なくハデスへと頼み込んだ。「お願いだからベルセポネ返して」「ヤダ」ハデス即答。しかしこのままでは皆がこまるということで、ベルセポネが食べたざくろの粒分だけ冥界にとどまり、残りは地上で母デメテルと過ごせるように交渉した。交渉成立。ハンマープライス。 こうして一年のうち4ヶ月(だか半年だか)いた冥界から戻った娘を迎え入れた時だけ地上は実りをもたらされるようになり、冥界に戻ってしまう娘のために大地を凍てつかせるようになった。こうして四季が誕生した。 乙女座は母デメテルの姿とも、娘ベルセポネの姿とも言われている。…ようだ。
後日談。熱心なハデスに徐々に心を許したベルセポネ。兄ゼウスと違い浮気などしなかったハデスだったけど、たった一度だけ妖精(ニンフ)に恋をした。妻のいぬ間にした浮気。しかし妻ベルセポネが気づかないはずがない。あっという間にバレてその妖精はベルセポネによって葉っぱに変えられてしまった。この葉がミントだといわれているらしい。ちなみにハデスはこれで決定的に妻に頭が上がらなくなったと思われる。
神話の神は面白い。 知りたい星座、ありますか?黄道十二宮なら大体わかるはず。88星座も半分くらいは。ギリシャ神話はまだ読破してない。ぬがー!
…長いな日記。日記じゃないけど。
マサキ

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