徒然なる日々。
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私の曾婆様が現役なことは有名ですが、私自身、話を聞いていてようやるよ…と思わされることがしばしばあります。
今日はそんなおばあちゃんのおばあちゃん語録。 「まったく…そんなおびんずるさまみたいな格好して!」 お‐びんずる【御賓頭盧】 仏様のなんか偉い弟子かなんかのことらしい。偉い人だったんだが、頭は総白髪でぼさぼさしていたようだ。婆様のいいたいことによると、どうもだらしない…と言いたいらしい。
「最近耳が遠くなってね…耳の中で勧進帳が聞こえるんだよ」 かんじんちょう【勧進帳】 歌舞伎のひとつ。一部業界では聞き取りだけで原稿を書く、口述筆記の意味合いである場合もあるようだが、婆様的には実際に耳の中で勧進帳のセリフが延々ループしていたらしい。しかし問題は、この発言が昨年あたりに発せられたことであり、106まで耳が遠くならなかったことのほうが驚き…っていうか我が曾祖母ながらもはや変である。
「ちょっと!あたしゃ腐っちまうよ!」 くさる【腐る】 長く放っておいたため食べ物などがくさくなって食べられない状態になる。死体などを長く放置したことで組織が変ってしまった状態。…生きてます。そうではなくて、いつ死んでもいいように死んだときの予行演習をしていたとき(それもどうだ)嫁がのんびりした人だったため、なかなか白装束をもってこれずイライラした婆様が言い放った。江戸っ子なのでせっかち。しかし現在までこの予行演習が一度として役に立ったことなどないのは言うまでもない。既に形見分けされている(私が幼稚園時)兄の腕時計は、もう腕のバンド部分を2度ほどとっかえている。
長く生きている人は面白い。でも傍で見てるから面白いんだろうなと、祖母を見てるとよく思う。祖母は未だに娘をしなくてはならないのだから…。
マサキ

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