徒然なる日々。
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フルーツバスケットって漫画があります。少女漫画読まない私が珍しく買って読んでる漫画。前アニメ化したときちょっと騒いでたから覚えていてくれる人がいると嬉しかったりする。アレの9巻が出ていたのです。買って読みました。 別にね、内容的にはあーそろそろ謎が深まってきたなーとか、作者手の病気治らなかったらこの漫画えっらい中途半端なとこで終わって皆消化不良起しただろうなーとか。感想としてはそんな感じなんですが(はとりでないし←不満)
でも私の心の奥にある、出来れば忘れてしまおう箱にぴったりとテープで固定されてしまわれていた忌まわしい過去が蘇ってしまいました。巻末、恐怖の雨宿りを読んで…。
同じ体験をしたことがある…創作でもなんでもなく、素で。
あれは猛暑も過ぎ、秋の始まる季節だった。それでもまだまだ暑い日々が続いていた。私は幼い頃小児喘息を煩っており、軟弱な肺を鍛えるため、2歳半からプールに通っていた。私の通っていたプールは、金持ちの家を改築したとかいうふざけたつくりで、室内のものは通常片道25メートルが普通であろうに何故か片道20メートルという変則プールだった。 私はここで泳ぎ終わると、ラウンジ(バーがある)にある自販機で、好きな飲み物を一杯飲んで帰るというのが習慣になっていた。大抵はブリックパックのジュースを飲んでいたのだが、仲のいい友達がコップが出てきて飲み物が注がれる自販機のアイスココアを飲んでいるのを見て、私はその日、同じものを飲みたくなった。
やめとけばよかったものを…素直にブリックパックを飲んでいればあのような不快な思いはせずともすんでいただろうに…。
1時間半泳ぎ続けて疲れていた私は、一気によく冷えたココアを飲み干した。ふと、紙コップの中をのぞくと、そこには、少し溶け始めた氷と…
きゃあああああああああああああああああああああああああ
こんな記憶はまた厳重にしまいこんでしまおうと思います…。
マサキ

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