◎ 崩れるよりも 早く ◎

自分を支えるものを探さなくては。

生きづらくなったのはいつからだろう。
未来が嫌いになったのはいつからだろう。
狂うことを望むようになったのはいつからだろう。

カッターじゃ足りない。
もっと傷が欲しい。
今は私の身体に生傷はないけれど
進路が決まらなかったら、きっと私は昔に戻る。

考えることも面倒臭い日には「もう良いや」で流せるけれど
考える力が残っている日には、昔の苦しさを思い出して不安になる。
あの頃に戻るの?
あの頃、
全てに疎まれているような気がして、
親の視線が怖くて、
他人に助けを求めたかった。

嫌だ。
怖い、怖いよ、凄く。
全てから見捨ててもらいたくて
誰かに見止めてもらいたかった。
矛盾した感情ばかりが渦巻いて
相反する感情が共存しているわけだから、
何をしたって絶対に全てが満たされることはない。
解決策を見つけようと前を向くことすらできなくて
時間の感覚も、自分の存在も曖昧に思えたあの頃。

あの頃に戻るくらいなら
早く病院に放り込んでもらいたくて
でもきっとそれは叶わないから
それならもうこの世なんて要らない。

私を、消してよ。この世から。

   − 2006年03月13日(月) −

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