nomiの思考

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あの頃のように
2004年01月27日(火)

昨年の8月、3年勤めた会社を退社して以来、
生活スタイルがガラリと変わった。
今は、やりたいことが多すぎて、時間がいく
らあっても足りない。

「努力」「忍耐」「根性」が大嫌いで、
何をやっても、飽きっぽく、長続きしなかった
わたしが、28年間生きてきて、ようやく、今、
一生をかけて成し遂げたいと思う‘何か’に向
けて、しっかり自分と向き合っている。
それが何であるかは、まだはっきりとわからな
い。ただ、今は、自分の意思を「文」を通して、
伝えて行きたいと思っている。

24時には、ベットに入り、スヤスヤと眠ってい
た、以前のわたしからは、とても考えられない。
忙しいけれど、以前よりずっと、充実した、楽
しい毎日を送っている。

その反面、日々の生活に追われ、昔のように
は、なかなか仲間と会う時間がとれない。
電車のなか、お風呂のなか、ふとした瞬間に、
ひとり、ひとりの顔を思い浮かべて思うこと
は「これまで、本当に、たくさんの人々に支え
られて、生きてきた」ということ。
昔の記憶が、映画のワンシーンのように想い起
こされ、しばしば涙腺が緩んでしまう。

今は、遠くアルゼンチンに暮らす友が、8年前の
私の誕生日に、こんなメッセージカードを送って
くれたことを思い出す。

「5年後、10年後、私達を取り巻く環境が、どん
なに変わっても、私達の関係だけは、ずっと変
わらずにいたい」

これが、ぴったり、わたしの今の気持ちだ。
今日まで、どれだけの人々の暖かい「ことば」
に支えられて生きてきたことだろう。
これまでのこと、これからのこと、少しづつ、
記していこう。

この「nomiの思考」を通して、共に過ごしたあ
の頃のように、少しでも、同じ時間を共有する
ことが出来たら、そこから‘何か’を感じてく
れたら、このうえなく幸せに思う。

背中を押してくれた「編集・ライター養成講座」
第8期生の仲間たちに、心から感謝をする。



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