ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2007年02月27日(火) ダニエラという女

監督:ベルトラン・ブリエ
出演:モニカ・ベルッチ
    ベルナール・カンパン
    ジェラール・ドパルデュー、他
オススメ度:☆☆☆


【あらすじ】
地味で彼女もいない中年男フランソワは、宝くじが当たって大金を手にしてある飾り窓の前に立った。フランソワはそこで美しいイタリア人娼婦「ダニエラ」に「金が続く限り一緒に暮らして欲しい」と懇願、ダニエラは「優しくして」と言い、フランソワに買われて一緒に暮らす事になった。心臓に持病を持つフランソワにはダニエラは刺激的過ぎると親友の医師アンドレは忠告するが、快楽的で幸せな日々を過ごすようになった。ところがある日突然ダニエラが姿を消したのだ。


【感想】
フランス発、モニカ・ベルッチが世にも美しい娼婦を演じる大人のラブ・コメディ。
そもそも「モニカありき」で製作された映画のようで、モニカ・ベルッチの神々しい程の美しさに惚れ込んだベルトラン・ブリエ監督が、美しいモニカの為に作った映画・・・らしい?
モニカの為にブリエ監督は、脇を固める役者もフランス映画界の名優達をずらりと揃えてお出迎え♪本国フランスではきっとこのキャスティングだけで映画館は満員御礼になった事でしょうなぁ〜。

んな訳で、モニカ嬢のおっぱい♪おっぱい♪おっぱいがいっぱい♪
トーゼンですが日本の良い子は見ちゃダメです。R-18指定になってます。

ところで本作のモニカ嬢。撮影中がちょうど出産直後だったそうで、撮影現場にBabyちゃんを連れて来て授乳をしながらの撮影だったそうです。どうりで乳輪がデカくて乳がバンバンに張ってる訳だ!(笑)
「元々乳のデカい女だとは思っていたが、これ程とは・・・!」と思っていたのですが、授乳中ならさもありなん。
言われてみれば、腰の辺りも出産直後の女性にありがちな柔らかく丸い脂肪がたっぷりと乗って、日本の若い女性に多いガリガリ信仰なんてクソ食らえ!な豊満な肉体を惜しげもなく晒してくれています。

ジャンルとしてはコメディなんですが、日本のラブコメとは一味も二味も違う・・・恋愛に精通した大人の為のコメディ。
恋愛は楽しい事ばっかりじゃない。
相手の浮気を疑ったり、自分の心持ちや性格ではなくてバックボーン(収入・貯蓄等)に惚れられているのでは?と疑心暗鬼になってみたり。(と言うか、本作のダニエラははっきり金目当てだと言ってますが。苦笑)
そういう「恋愛の苦悩」を一度は体験した事のある大人が「俺の方がマシだったな」と密やかに笑う、という感じ(苦笑)

でも金目当てのダニエラのハートを掴むフランソワの飄々としたやり方には快哉を叫ぶ!・・・とまでは言わないものの、なかなか面白い展開だったなぁ〜と思いましたよ。(宝くじのネタばらしシーンなんてギョッとしたワ)
それからフランソワの隣家に住む女とダニエラのやりとりは笑ったな!ここまで突き抜けてるとステキだわ♪
フランソワの会社の同僚も、どこかネジが1本抜けてるようなマヌケなキャラ達がこの映画によくハマっている。

正直言って、日本人には余り肌に馴染まない系統のコメディだとは思うのですが・・・
たまには「おフランスらしいタッチの皮肉った大人のコメディ」をモニカ嬢の豊満な肉体(とパンパンの巨乳)を愛でながら楽しむのもまた一興ですなぁ♪という作品ですね。

イタリアの宝石・モニカ嬢の為に、本作は音楽もふんだんにイタリア・オペラの名曲を使用しています。
ブリエ監督はよっぽどモニカ嬢に惚れ込んだんですね。そんな監督の熱烈な愛に溢れた作品でした。






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