2005年07月21日(木) |
ハービー 機械じかけのキューピッド(吹替版) |
監督:アンジェラ・ロビンソン 出演:リンジー・ローハン(土屋アンナ) ジャスティン・ロング ブレッキン・メイヤー、他 オススメ度:☆☆+
【あらすじ】 レーサーになる夢を諦めてTV局の就職も決まったマギーは、大学の卒業祝いに父親から車を買ってもらう事に。ジャンクヤードに行ってマギーが選んだのはスクラップ寸前のビートル(フォルクスワーゲン)だった。マギーが車に乗り込むとダッシュボードから1通の手紙が出て来た。「あなたと“ハービー”がひとつになれば奇跡が起こる…」という謎の手紙を読んで訝しがりながらエンジンを掛けたその瞬間から、マギーの人生が一変する奇蹟の冒険が始まったのだ!
【感想】 「フォーチュン・クッキー(2005.5.9鑑賞)」から引き続きディズニー・ピクチャーズ作品に出演のティーンセレブ、リンジー・ローハン主演のハートウォーミング・コメディ。 ちなみに前作の出演者クレジットでは「リンゼイ・ローハン」って書いてあったんだけど、今作は「リンジー」になってる。どっちが本当の呼び方なのかわかんないけど・・・まあどっちでもいいって事なのかなぁ? ぴよは日本語吹替版で鑑賞。リンジーの声を土屋アンナちゃんが吹き替えてました。
「リンジーが主演」とは書いたけど、実際は映画のタイトル通り「ハービー」という愛称の付いたビートルが主役。 ヘッドライトでウインクしたりバンパーを歪めて笑顔を作ったり、オイルを引っ掛けて怒ってみたりというパフォーマンスで人間らしい感情表現をして「擬人化」した車・・・まあ何ともディズニーらしい設定と言えばそーなんですが、何となーくピクサースタジオ製作の新作「カーズ」を意識して(対抗して)いるのかなー?と、うがった見方をしちゃうぴよですけどネ(苦笑)
まあどーって事ない、愛と勇気と元気をもらえる「ご家族皆さんでどうぞ♪」なディズニー作品です。 親子の関係だったりボーイフレンドとの関係、兄弟愛、人(車)に対する思い遣りと信頼関係、どれを取っても文部科学省のおっさん達がにっこりしてくれる事間違いなしの「無害映画」ですから、小さなお子様はママと同伴で、そしてティーンの皆さんはデートムービーとして、あまねくお楽しみ下さいませ♪
はい。感想終了〜(をい)
・・・だってこの作品の何を語ればいいと言うのか。 レースシーンでドキドキ☆とか、ハービーがとっても可愛い♪と言えばいいですか?・・・興味ないですなぁ(をい)
映画見てて思ったのは「リンジー、ちょっと太ったな」「マイケル・キートン(←初代バットマン)、歳食ったぁー!」 「いや、それよりもマット・ディロン(←ライバルレーサー役)、お前久し振りに見たゾ!老けたなぁーっ!!」 ・・・そんな事ばーっかりだったんですが。(^-^;
思えばコレこそ製作者の意図した部分なのかもしれない。 明らかに鑑賞対象年齢が「高校生以下」な作りなので、「小学生→ハービー目当て」「中高生→リンジー目当て」にはなっているものの、ガキ連れて劇場に足を運ぶ「保護者の皆さん」は何をお楽しみにすればいいのか・・・ それは「懐かしのあの役者が見れますよー♪」な部分と、それから今の中高生未満には明らかに不似合いな「ママ・パパ世代のヒットソング」のオンパレードを聞かせて楽しませよう、という事なんだろうと。
本作は1969年にディズニーが製作して大ヒットした映画「ラブ・バッグ」の続編?的な作品なようなので、ラブ・バッグシリーズを当時楽しんだ方や、後にビデオ等で楽しんだ方のリピーターも見込んでいるかもしれませんが・・・この作品を当時劇場で楽しんだ世代って少なくともぴよよりはかなり年齢が上のハズ。 2005年の今、リンジー・ローハンという10代のカリスマアイドルが出演するこの続編を、わざわざ劇場まで足を運んで見に行きたいと思ってくれる往年のファンは一体何人いるんだか?(苦笑)
まあ、今のお子様向けにちゃんと楽しめるよーに作られてますから・・・大人もそこそこ楽しめますしネ。
|