ぴよの映画めった斬りコーナー
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【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2005年02月23日(水) 銀幕のメモワール

監督:ピエール・グランブラ
出演:ジャンヌ・モロー
    ブノワ・マジメル
    マリオン・コティヤール、他
オススメ度:☆☆−


【あらすじ】
若き映画監督サムは、第二次世界大戦時に消息不明になった伝説の銀幕スター「シルヴァン・マルソー」を追うという企画映画を製作しようと思い立ち、戦前彼の恋人だった老婦人リザの居場所を突き止めて彼女の元を訪ねて行った。始めは過去を語りたがらなかったリザだが、サムの熱意に押されて少しずつシルヴァンとの出会いを語り出したのだが・・・


【感想】
フランス大物女優ジャンヌ・モロー、そして「スズメバチ」等で女性ファンを一気に増やしたナイスガイ♪ブノワ・マジメル君や「TAXIシリーズ」でおなじみのマリオン・コティヤール嬢等、人気フランス人俳優てんこ盛り出演の一作。
製作は2001年、当然だけどフランス映画。

若き映画監督が老婦人を訪ね、彼女の語る過去の出来事を映像で見せるというよくありがちな見せ方と展開な訳ですが、途中で映画監督サムと彼の両親とのどーでもいい会話シーンが映画の流れをブチブチと寸断しましてネ、どうしてこんなまどろっこしい作りをしてんだろうなぁ〜と思ってたんですヨ。
で、途中まで見てるとどーやらぴよが勘違いしていたらしい事に気付きました。

映画が始まってしばらくは、てっきりこの作品の主題は「戦争によって引き裂かれた若き恋人達の悲恋」なんだとばっかり思っていたのですが、そう見せかけておいて実は「恋人達の悲恋を聞いた事をきっかけに、サムが自分と親のユダヤ人としてのアイデンティティーについて考える」というのを見せるのが主題だったようです。

ユダヤ人でありながらカトリック教徒になっていてユダヤ人である事をひた隠して生きてるサムの両親。
サム自身も「フランス人」として育てられたけど「ユダヤ人」として育てられた記憶がない。
どうして両親はユダヤ人としての誇りを持って生きようとしないんだろう?・・ってのをサムが考えるのがキモなんだというのは最終的に何となく判ったんですが、でもどー見ても「悲恋物語」が中心になってるとしか思えない作りな訳でして。

要するに判りにくいんですわ(^-^;
ぴよがおバカだからヨーロッパのこの時代の歴史に疎い、というのを差し引いたとしてもキモ部分の描写が薄過ぎて判りにくいんですわ。もっと言うとキモ部分を引き出す為の「悲恋物語」のインパクトの方が強過ぎて、サムと両親との家族の繋がりに目が行かないっつーか。
ブノワ・マジメル君はとっても可愛いんだけどねー・・・ジャンヌおばちゃんとマリオン嬢に完全に食われちゃった(笑)

単なる悲恋物語だけで通しちゃっても「反戦映画」として収拾は充分ついたと思う。
でもきっと監督さんは「ユダヤ人としてのアイデンティティー」部分にこだわりたかったんでしょう。
だったらサムの両親ネタをエピソードの中心に据えるべき。中途半端過ぎたのが最大の欠点だと思うね。







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