ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2003年10月02日(木) インファナル・アフェア

監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
出演:トニー・レオン
    アンディ・ラウ
    アンソニー・ウォン、他
オススメ度:☆☆☆☆−


【あらすじ】
警察学校に入ったヤンは、その高い才能を見込まれて極秘捜査官としてマフィアに潜入した。一方マフィアの構成員になったラウは、ボスの命令で内部事情をマフィアに流す為に香港警察に入隊させられた。それから10年―ヤンはボスの片腕に、そしてラウもその才能を開花させて警察で順調に出世街道を歩むようになっていた。
ある日マフィアの麻薬取引の情報がヤンから提供されて、一網打尽にしようとした所、ラウからの密告によりマフィアは逃げおおせてしまう。お互いに内通者がいる事が判った警察とマフィアは、それぞれ内通者探しを始めるのだが・・・


【感想】
ハリウッドではこの映画のリメイク権を巡り激しい争奪戦が繰り広げられ、ワーナーブラザースが史上最高額でリメイク権を獲得、更に主演をブラッド・ピットが演じる事が決まっているそーですわよ♪
ついでに言うと、既にこの映画の続編「インファナル・アフェア2」が本国香港では最近公開になったばかりで、初日興行収入はPart.1の1.5倍を叩き出したという・・・アジアで超話題の一作が遂に日本上陸だぁーーー!

本当は警察官なんだけど、マフィアの潜入捜査官をしている内に精神的に病んで来た男と、本当はマフィアなんだけど、警察に潜入して情報提供者をしている内にどんどん出世しちゃって、社会的地位と美しい婚約者を手に入れた事で「正義の味方すんのも悪くないぢゃん♪」って思い始めた男。
立場は本来逆なのに、各々自分のいるべき場所ではない所で生きている男2人の話。

映画冒頭トニー・レオンとアンディ・ラウの青年時代を、それぞれショーン・ユーとエディソン・チャンという、アジアでは今人気の若手注目株が演じているのですが・・・2人の事をよく知らないぴよは、どっちがどっちだったんだか訳わかんなくなって、ちょっと混乱しちゃいました(苦笑)

加えて、お互いのプロフィールや潜入してる10年間の軌跡の部分がかなり駆け足で説明されているので、そこまで至るのにどんな背景の2人だったのかという肉付け部分を・・・この感想を書く為に公式HPのイントロダクションとストーリーの部分を読んでようやく判ったというていたらくでして。(^_^;)
ま、映画見てここの部分がよく判ってなくても、ちゃんと映画の筋は判りますから大丈夫!(をい)

骨太な男のドラマの王道!
割と淡々と話が展開してるよーに思ったんだけど、見せ場もきっちり押さえてるし、主要キャラの心理描写もソツがない。
トニー・レオンもアンディ・ラウも、実にウマいと思ったね。ちょっと脚本に説明不足な感はあったけど、でもそれをカバーして余りある2人の演技と、そして周りを固める名優達の演技でグイグイ観客を引っ張ってくれる♪

ただね、
ケリー・チャンとの絡みは必要ないだろ。(ぼそ)
汗臭い男ばっかり出て来たんぢゃー観客が納得しないだろーと思って、わざわざ気を利かせてくれたつもりなのかもしんないけど、はっきり言ってケリー・チャンはいらん。

クライマックスの展開はぴよが想像してたのとかなり違ってて驚きましたけど!
もしこの映画みたいな設定が事実あったとしたら・・・この映画のオチが真っ当だと思うんだけど、どーも最近キャストを見て展開を想像してしまうクセが付いてしまって。(^_^;)
この映画から「初心に戻ってピュアな気持ちで映画を見なさい!」とお叱りを受けたよーな(笑)


このネタ、きっとハリウッド・リメイクしても面白くなると思う!
ブラピが演じる「インファナル・アフェア」が今から楽しみになって来たぞ♪






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