監督:滝田洋二郎 出演:野村萬斎 伊藤英明 中井貴一、他 オススメ度:☆☆☆☆−
【あらすじ】 平安時代、日蝕以来都では夜闇の中、高貴な身分の者が鬼に襲われる事件が相次いだ。同時期、右大臣の娘が夜な夜な奇行をするようになり、そして町にはどんな病もたちどころに治すという術師が現れ、そして内裏で都の宝「アメノムラクモの剣」が音をたてながら怪しい光を放ち出したのだ。 「アメノムラクモの剣」にただならぬものを感じ取った陰陽師・安倍晴明は、剣について古い書物を調べ始めた。そしてついに晴明・博雅・蜜虫は、朝廷と出雲の国との衝撃の事実に辿り着いたのだった。
【感想】 夢枕獏の大人気小説「陰陽師」シリーズの映画化第2弾。前作の大ヒットを受けて益々パワーアップ!・・と言いたい所なんですが、実は前作をぴよは見逃しているのでした(涙) 明日TVでやるんだよねぇ〜・・・せめて試写会とTV放送の日にちが逆ならよかったのにぃ(しくしく) まあ、そうは言ってもコミックの陰陽師シリーズは多少読んでいるので問題ないっす♪
今作は「天の岩戸伝説」を核のモチーフに、京の都と神々の住む国・出雲とを絡ませて、舞台を平安京だけでなく神話の世界に広げています・・って、エラソーに書いてますが、前作がどんな話だったのか全く知りません(爆)
いやぁ〜・・でも、この映画の前作がヒットしたのはうなずけますねぇ〜! ぴよは今作品でしか推し量る事が出来ませんが、それでも・・・平安絵巻さながらの手の込んだセットに衣装。「安倍清明」演じる野村萬斎の雅で怪しい所作や語り口。話のダレる所もないし、登場人物が多くてエピソードが多いにも関わらず、混乱しないで話をうまく主題にまとめ上げていく演出の巧みさ。 どんなに金かけてもハリウッドでは決して作れないテーマと時代背景というのも、大ヒットになる要因でしょう。
「天の岩戸伝説」と出雲 vs 平安京騒動を絡めたところも面白かった。 どーせ知り得ない時代の知り得ない人達の御伽噺なんだから、これくらい話が神話的でも全然OK!ヘタにリアリティのあるネタになっちゃうと、こういう話は逆に生臭くなっちゃって面白味に欠けるよねぇ♪(笑)
伊藤英明氏が演じる「源 博雅」は、予告編を見てて相当違和感があったんだけど(大体からして平安時代の貴人にしては健康的過ぎる。笑)、映画見てると予告編で感じる程の違和感はなかったっすよ。逆に博雅の役は、ボケと狂言回しというポジションなので、これくらいのすっとぼけたキャラで全然いいんじゃないっすか? それより今井絵理子だよぉ〜・・・こいつ、何ですか?全然必要ありません。つーか出て来るとウザい。(^_^;)
今回重要な役ドコロを深田恭子ちゃんが演じてますが、なかなか好演してたと思うよ。彼女も相当の大根だけど(をい)、この映画に関して言えばかなり健闘してたと思うわっ!・・それに、ちょっぴり「はみパイ」してくれてるしー♪(爆) 中井貴一は健在。つーかメイク怖い(笑)・・・この人微妙に演技が臭いと常々思ってたんだけど、この映画のこの役ドコロは、逆にちょっぴり臭いくらいで丁度よかったと思うのよね♪(相変わらず無茶苦茶言ってる・・)
クライマックスで妙にファンタジーな光が飛び交ったり、野村萬斎が異常に怪しい女舞いしたりして(これが見せ場らしいんだけど・・どーなんでしょ?コレは。苦笑)かなりぶっ飛んだ・・つーか、ちょっと引いちゃいましたけど、日本で作れる御伽噺映画としてはかなり完成度が高いんじゃないか?と、ぴよは好評価しますね。
ところで、女形になった野村萬斎って・・・ユーミン(松任谷由美)に似てない?(^_^;)
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