ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2002年12月25日(水) 運命の女

監督:エイドリアン・ライン
出演:リチャード・ギア
    ダイアン・レイン
    オリヴィエ・マルティネス、他
オススメ度:☆☆☆☆


【あらすじ】
「コニー」はもうすぐ9歳になる息子、そしてマンハッタンで会社経営をするハンサムで優しい夫「エドワード」と共に、何不自由なく幸せに暮らす専業主婦だった。
ところがある日、ひょんなきっかけでフランス人青年「ポール」と出会い、コニーの運命は大きく変わる。家庭に不満がある訳もないコニーだったが、ポールと密会を続け、情事を重ねるようになったのだ。エドワードはそんな妻の様子に不審を抱き探偵を雇ってコニーの不倫を知ってしまったのだが、事態は思わぬ方向へと向かって行ったのだ・・・


【感想】
ちなみに原題は「UNFAITHFUL」直訳すると「不誠実」って事かな。よーするに日本語だと「不倫」ってタイトルだと思っていいんだろーなぁ・・・をい。そのまんまやんけ(笑)
リチャード・ギアの新作なんだけど、リチャード・ギアが従来演じて来たキャラとは随分違う。かなり控えめな役ドコロで、こんな地味な役をよく彼が引き受けたなぁ・・と思うくらいだわ。

さて、映画はコニーが優男ポールと出会って不倫の関係になって、のめり込んじゃって・・ってトコロあたりが前半(コニーが主役っぽい)、その間に夫のエドワードがコニーの微妙な変化やコニーの話の辻褄が合わない部分に不信感を募らせて、彼女の不倫の事実を知ってしまってからが後半(エドワードが主役っぽい)って事になるんだと思う。

まー、巷に溢れ返るるヒマな主婦の不倫。これもその「一山100円」の不倫話そのまんまなんだけど、言い替えれば今のご時世の主婦のみなさんだったら、こういう事っていつ自分の身に起こってもおかしくない・・・くらいの親近感?は持てるんじゃないかと思うんだよね。(あはー♪)

コニーが初めてポールとベッドを共にした後、電車に乗って我が家に向かう、その列車の中で、さっきまでの自分の情事を思い出しながら、一人何とも言えない顔でほくそ笑むシーンがあるんだけど、これはうまいなぁ!と思ったね。
世の中の不倫主婦が、間男(←この言い方って古臭過ぎるぅ?苦笑)と情事を重ねた後って、きっとみんなこんな顔して思い出し笑いするんだろうなぁ・・って、妙に納得しちゃったわよ!(笑)

エピソードの繋がりもいいし、ダレる部分もなくてテンポもまずまず・・なんだけど、どーにもエドワードが不倫を知ってからの展開が納得行かなかったんだよなぁ〜(^_^;)
納得行かなかった、と言うよりも「そりゃねーんじゃねーの?」って気分かなぁ。うん。

不倫のツケはあまりのも大きかった・・という話だったら、もっとコニーがどん底状態になっちゃってもよさそーなもんだけど、何故か割を食うのは夫のエドワード(苦笑)
でも考えるとさ、実際不倫が発覚した夫婦って、結局追いかける立場の方が弱いんだよな。パートナーに裏切られた怒りや悲しみを、それでも愛するが故、それでも失いたくないが故、受け入れざるを得ないっちゅーか・・何だか切ない話だよなぁ。


どーでもいいけど、ダイアン・レインってすげー老けたね!久し振りに彼女見てびっくりしたわよ!!
彼女、今年37歳らしいんだけど・・・少なくとも日本人のイマドキの37歳の女の人よりもよっぽど老けてるよーな気がしたんだけどぉー!いや、それでもスタイルは抜群なんだけどさ(へへへっ)





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