ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
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【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2002年10月31日(木) 国姓爺合戦

監督:呉 子牛(ウー・ヅーニィウ)
出演:趙 文卓(チウ・マンチェク)
    徐 敏(シィ・ミン) 
    島田 楊子、他
オススメ度:☆☆☆−


【あらすじ】
17世紀、時代は「明」から「清」へと変貌と遂げる中国で、清王国復興を夢見て、そして当時オランダの占領下にあった台湾を奪還すべく奮闘した1人の若者がいた。その名は「鄭成功(ていせいこう)」
日本人を母に持ち、長崎平戸に生まれた鄭成功は、中国に渡り学を修め勇猛果敢な若武者に成長し、清復興の為に父のいる福建に合流したのだが・・・


【感想】
まずからして映画のタイトルが読めなかったんだわよ。(^_^;)
「なにジジイ合戦って読むんだろ?」って思ってたら、これは「こくせんやかっせん」と読むそーだ。(笑)
かつてかの歴史的文学者「近松門左衛門」が同名で戯曲を書いたそーで・・・もうおバカ露呈しまくりですわ!
ちなみに「国姓爺(こくせんや)」というのは「皇帝の姓を名乗るべき偉人」という意味なんだそーだ。鄭成功が皇帝から「朱」という皇帝と同じ称号を与えられた為に、こう呼ばれたらしい・・・って知らねーよっ!んなもんっ!!(苦笑)

さてこの映画、鄭成功が若武者として福建にいる父の元にやって来るところからの人生が、一大スペクタクルで壮大なスケールで描かれている。だからネットで「鄭成功」で検索して彼の生涯を調べてもらえは映画見たも同然!・・・って、それじゃー映画の感想じゃないっつーの(爆)

なんつーかね。

面白味がないんだわよ


きゃー!いきなりこんな事書いちゃマズ過ぎるぅ〜!(笑)


確かにイマドキCG使わずに10万人のエキストラ使って合戦シーン撮ったり、船団(船)もオランダ人が築いた城郭も全てこの映画の為に建築したというのは驚きの一語に尽きますが、うがった見方をすれば・・・

CGよりも人件費の方が安いんか?

って思っちゃうぢゃんねぇ(ちょっと意地悪過ぎるかいな?)


根本的に、彼の生涯を描くだけでは映画として成立しないと思うんだけど・・・それは「ドキュメンタリー」というのであって「映画」ではないでしょう!と言いたいね。要するに映画で何が言いたいのか、主題が全然見えない。
意地悪な見方をすれば「台湾は中国の一部なんだから、台湾と中国の統合は中国国民の歴史的悲願なんだ」というメッセージなのかなぁ?とも取れる。つーか、そうとしか取れない。(苦笑)

大体、鄭成功って人は元々「清王国再興」が目的だったハズのに、いつの間にか話が「台湾奪還」にすり替えられてしまっている。だから映画見終わっても「ふーん。中国にはそういう人がいたんだねぇ」くらいの感想しか出て来ない。
まあ確かに合戦シーンはなかなか見せてくれましたが・・・それだけではCG流行りの昨今、評価出来ませんわよ。

ただね、主役の鄭成功を演じた「趙文卓」彼はなかなか日本人好みする役者さんだと思うのっ!切れ長の力強い瞳に均整の取れたボディ。それにアクションもキレがあってカッコいい♪今後は要・チェックだわっ♪
それから鄭成功の母に助けられた台湾からの難民・施良を演じた「蒋勤勤(ジアン・チンチン)」彼女には是非来日して欲しいっすよ!めちゃくちゃ可愛いんだわよ!この子も今後注目だねっ♪


んー。何だか今日は感想らしい感想が書けなかったなぁ・・・(^_^;)
この映画の題材ね、なかなか面白いとは思うんだ。ただ脚本がいけないんだろうな・・って。




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