2002年04月18日(木) |
サウンド・オブ・サイレンス |
監督:ゲイリー・フレダー 出演:マイケル・ダグラス ブリタニー・マーフィ ショーン・ビーン、他 オススメ度:☆☆☆☆
【あらすじ】 精神科医ネイサンの幼い一人娘が感謝祭の朝何者かに誘拐された。誘拐犯の要求は現金ではなくネイサンの患者で精神障害を持った少女からとある6桁の番号を聞き出す事。しかも期限は感謝祭当日の午後5時。 果たしてネイサンは我が子を助けられるのか?そしてその6桁とは何の数字なのか?
【感想】 試写会で見に行って来ました。マイケル・ダグラスの新作! 映画館で予告編見た時から「これは見なくっちゃ!」と思ってたからラッキー☆ハッピーなのよん♪(*^^*)
サスペンス物が基本的に大好きなぴよはかなり楽しみましたが、まずテンポが非常にいいね。 約2時間の上映時間で飽きさせる部分が全くなかった。 逆に言えば、テンポが良過ぎてネイサンと精神病の少女との信頼関係を構築していくくだりがあまりに唐突過ぎる気はしなくもないんだけど・・・でもちゃんと少女の心の琴線に触れる(後の展開に非常に影響される)きっかけが用意されてる辺りはウマく盛り込んでありましたね♪ それにこの少女役のブリタニー・マーフィ、今後注目かもしれません!かなりこの役ハマってました! あまり花がないキャラなので大成するかちょっと難しい所なんですけど(言いたい放題だわ。苦笑)
さて、テンポよく進んでいよいよ少女から6桁の番号を聞きださなきゃいけないんだけど、この6桁が何を意味するのか、そしてそこに辿り付く為の伏線がかなり前段階から張られてるのね。話が進んで来てぴよはようやく「あ。そーいう事か!」と判ったんだけど本当に上手にネタを隠してあるのよ! 本当にサスペンスとして楽しめる映画だったと思うわ♪
まーね、この手の映画にありがちな「んな事実際に出来る訳ねーだろ!」みたいな強引な展開は各所にあるし、娘と実質妻をも人質にとられてるにしては余りに大胆過ぎるネイサンの行動や言動にも首を傾げたくなる部分満載ではありますが(苦笑)そこはそれ、映画を楽しむためのスパイスだと思えば「マイケル・ダグラス、かっちょいいぃ〜♪」でやり過ごせる範疇なんじゃないかと。(わはは)
「心に残る名作」「何度でも見たい映画」と呼ばれる類の映画では決してないとは思う。 所詮サスペンス物ってネタが判っちゃったらそれまでだし、オスカーに縁遠いのも頷けるさ。 でもやっぱりサスペンス映画ってどこまで真相を引っ張れるか、そしてどこまでその真相に辿り着くまでを楽しませてくれるかが勝負だと思うのね。 そーいう意味ではこの映画は成功してると思う。 映画館でポップコーン片手で見ても、レンタルして来ておうちのカウチに横になって見ても、やっぱり見終わったら「面白い映画だったね」って言える一本なんじゃないかな、とぴよは思ったよ!
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