7年ぶりのバス・シェアリング(?)。


2005年03月01日(火)
今日は6時半起床。遅刻もなく無事出勤。

仕事自体はボチボチかなぁ。
昨日ほど、充足感はなかったと思う。
しかも、今日は会社にいた時間が長かったから、
日記のネタになるようなことがないなぁ…と思っていた。
すると、最後の最後でネタが飛び込んできた。


帰りのバスの中、最後にのってきたお客の顔に、見覚えがあった。
記憶の糸を手繰ると、彼は自分の通っていた高校の2年下の子で、
たまに、一緒のバスに乗っていた人だった。
高校の制服が私立校でブレザーだったこともあって、
「同じ学校だ」とすぐ気付くし、何度も見ていれば顔だって記憶に残る。
だから、高校卒業後7年経った今でも気がついたのだと思う。

とはいえ、高校の時に実際に話をしたのか?というと、していない。
名前だって、よくは知らない。クラブも、成績もわからない。
だから、今日だって見かけたけれど、それだけで終了。
バスに乗っている数分間、最後部の長座席の左端に自分、右端に彼が座り、
周囲の空気をシェアしただけだった。

確か、彼の家と自分の家はバス停一つ分しか離れていない。
それでいて、高校という共通項がなくなると、7年も会わなかった。
近所ですらこうなのだから、これが、東京や横浜の中心部でなら殊更の話で、
今日すれ違った何百人、何千人の人たちのほとんどとは、
もう一度すれ違うこともないのかもしれない。

そう考えると、毎日人とすれ違う事は実に新鮮なことだし、
普段「人に見られている」と、自意識過剰になることもなくなるのかもしれない。
毎日が、恥のかきすてになると思うから。

−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−

そういえば、朝の電車の中で、自分と同じ位の年齢で、
電車の中で朝飯(サンドイッチ+ペットボトル)にがっついてる奴がいた。
全く持って、非常識なもんで…見ているだけで不快。

自分だけが善人ぶるつもりはないけれど、
自分の世代の印象が、彼のような人間で印象付けられることが、
物凄く悔しいし、腹立たしい。
彼にそういう自覚がないのだから、もっと腹立たしい。

BGM : Replay / Mr.Children♪



My追加