羨望の対象/早口言葉


2004年08月04日(水)
学校帰りの話。
エレベーターに乗っていたら、
途中の階で1人の女性が乗ってきた。

その人は、パッと見てわかるくらい、
スレンダーで足が長かった。で、背も高かった。
普通に正面を向いて視界に入るのは腰のあたり。
(注:2人ともドアに向かって立っているので、見えてるのは背中側。)
背の低い自分が目をあわせようとするなら、
少し首を上に向けないといけない、という感じだった。

やがて、エレベーターがビルの出入口の階に到着して、
彼女は小走りに出て行った。
自分が向かう方向と同じだったので、その後ろ姿が視界に入る。

すると、どうやら姉妹と思しき女性を待たせていたらしい。
そう見えたのは、待っていた女性もやはり背が高くて、
長い足がスレンダーな女性だったから。

同姓の人が彼女達のスタイルにどう思うか…は人それぞれだろうけど、
自分は男性だけれど、彼女達のの背の高さや足の長さには、
「羨ましいなぁ…」と、素直に思った。


日本人の体格がよくなってきている昨今だから、
自分のような男性(背が低い、足が短いetc…)にとっては、
目を合わせるなら、首を上を向かなければいけない人が、
男性ではとても多く、女性でも少なくない。
なので、「背が高い」ということに対しての羨望は、
自分にとっては性別はもはや関係なくなってしまった。

自分が背が低いことがコンプレックスとを話すと、
「背が小さい事は対人関係では関係ない」とよく言われる。
もちろん、恋人の条件に身長を挙げる人はいるだろうけど、
日常的な意味での対人関係では、恐らくほぼ関係ない。

でも、現に小さい本人にとっては、対人関係どうこう、ではなくて、
「背が高くなりたい」と、純粋に思っている。
とっくに背の伸びない年齢だから、
「背が低い=個性」と、受け入れて然るべきなんだけど、
もう一生、今より10cm、15cm高い視界からの日常を見れない…と思うと、
なんかガックリ来てしまうのだ。

やっぱり、血は争えないなぁ…と思う。
はぁ…。


背が高いことをコンプレックスに思われている女性の方には、
配慮を書いた文章になってしまっているかもしれません。
この場を借りて、お詫び致します。

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いつも見ている友人の日記に、早口言葉が載っていた。

「七生麦 七生米 七生卵」

…どうでしょう、いえましたか?
自分は案の定「なまなまたまご」といってしまい、アウト。
お風呂で一生懸命練習してしまいました(苦笑)

BGM : 心拍数 / 山崎まさよし♪



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