安易に数を増やすのではなくて。


2004年06月26日(土)
今日は14時に友達と会う約束があったので、
借りていたCDを返すことを考え、少々早めに家を出た。

乗ったバスは土曜日というだけあって、大混雑。
自分が乗った時点で満席だったので、吊革につかまることに。
やがて途中のバス停でどやどやと人が降り、一気に空席が発生。
そのバス停を出発する時点で、自分を含め立ちっぱなしの人もいたけれど、
優先席はおばあちゃん1人だけ、普通の席も1人分空いた。

出発してまもなく、バスはバス停のすぐ先の信号に捕まって停止。
すると、優先席に座っていたおばあちゃんが、席を立って普通の席に移動。
そして信号は青になり、バスは出発。
次のバス停でも数人乗ってきたものの、誰も優先席には座らず、
結果、普通の席にお年寄りが座って、優先席は誰も座らずガラガラ、
立っている人が7、8人いる「ねじれ現象(?)」が発生。
なんか、傍目に見ると異様な…というか、不思議な状態。
結局、3、4つ先のバス停まで、その状態が続いていた。


家に帰ってからおフロの中で、これをよくよく考えてみると、
普通の席に座ったり、普通の席に移動したお年寄りは悪くないと思う。
問題なのは「優先席」そのもの。

他の地域は分からないけれど横浜のバスの場合、
普通席は進行方向と平行に座る、俗に言うバスの座席。
優先席は進行方向に向かい90度に座る、電車と同じタイプの座席。
優先席を電車型の座席にしたのは、座席数の確保じゃないか…と思う。
バス型にするよりも、1〜2席分多く座れるから。

でも、電車型の座席は電車のように緩やかに停車・発進するのには適しても、
発進・停車が緩やかでないバスには向いていないと、個人的に思う。
というのも、いままでバスに乗っていても、発進・停車時の勢いが原因で、
優先席で身体が横に倒れてしまうお年寄りを何度も見たことがある。
電車型の座席ではギッシリ座ってないと、スペースが出来てしまうからこうなる。

今日見た、優先席から普通席に移動したおばあちゃんから見るに、
優先席を必要としている人たちも、安全面から敬遠しているのでは…と思う。
これでは、優先席を増やしても本末転倒じゃないかなぁ。
確かに高齢化でお年寄りの数が増えるのは分かるけれど、
安易に数を増やせば…というのは、やっぱり違うということなんだろう。

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今日は会った友達とは、カラオケと食事。
相変わらず、自分は話題作りが上手じゃない…と、反省。
カラオケは思ったほど声が出でなかったような気もするし。

BGM : このまま君だけを奪い去りたい / DEEN♪



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