今の20歳と、15年前の20歳。


2004年02月28日(土)
2月に欲しかった文庫の新刊は2冊。
(ただ、訳あって結局かったのは3冊になったけど。)
で、その3冊目、鷺沢萠「失恋」を購入。

鷺沢さんの作品は個人的に好きで、
書棚の女性作家さんの中では、一番数も多い。
作品(特に初期)には横浜が舞台のものも少なくなくて、
自分が住んでいる場所と本当に目鼻の地名が出てきた時は驚いた。
中でも「葉桜の日」(新潮文庫)がいちばんのお気に入り。
表題作も並録されている「果実の舟を川に流して」も、とても大好きだ。

ところで、デビューは1987年、文学界新人賞受賞の「川べりの道」。
この時、鷺沢さんは現役高校生、18歳だった。
そして1989年に「帰れぬ人びと」が芥川賞候補に。
その後も「葉桜の日(90)」「ほんとうの夏(92)」「君はこの国を好きか(97)」と、候補作に。
残念ながら、いずれも受賞はならなかったけれど。

で、時は過ぎて2004年。
綿矢りささん、金原ひとみさんが芥川賞を弱冠20歳で受賞!とのニュース。
何となく、似たようなものを感じてしまった。
勿論、今回お二人は受賞されているのだから、全く同じではないけれど。
(綿矢さんはデビュー作「インストール」が文藝賞受賞という事もあって。)

だからこそ、この二人の作品を読んでみたいなぁ…と、
鷺沢さんの本を買った時に、つくづく思った。
今の20歳の女性が書いた作品と、15年前の20歳の女性が書いた作品。
読み比べてみたいなぁ…なんて思った。

無論、作品のコンセプトやテーマは(おそらく)違うのだから、
ただ作品を読み比べてあーだこーだいうのは筋違いなのかもしれない。
でも、この15年間で社会も、流行も、風潮も大きく変わってきていると思う。
同じ20年を過ごしてきても、その目で見てきたものも、体験してきた事は、
全くといっていい程に違うんじゃないだろうか。
だったら、違いは体験をしてきた当人が綴る作品は、
きっとその体験や社会の違いが表れてくるんじゃないだろうか。
作品のコンセプト、テーマも含めて。

図書館…では恐らくしばらくは借りられないだろうから、
やっぱ買うのがいちばん早いかな…。
明日、財布と相談してみよう。

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学校の行きがけ、お昼に食べる用のおにぎりを
JRのコンビニ「NEW DAYS」で調達。
で、新商品という事で「バター醤油」を買ったのだけど、
いざお昼に食べてようとしたら…なんと中には四角いバターがあのまんま!
どうやら温めて食べる用らしい。だったらそういって欲しかったなぁ…

BGM : SAKURAドロップス / 宇多田ヒカル♪



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