記憶に響いた「すいかの匂い」


2003年06月30日(月)
起床は9時。
日記の一行目は、ここの所変わり映えなし(^^;

静かな場所で本を読みたいなぁ…と思い、
昼前に文庫本片手に外出。
ネットで調べた結果、大船の鎌倉中央公園へ。
谷戸だったところを公園にしたそうで、緑が多く涼しげ。
池に面した木陰のベンチにすわって、しばしの読書。

その結果、江國香織「すいかの匂い」読了。
作品はいずれも少女(小学校中学年〜高学年くらい)が主人公で、
彼女が出会った出来事を一人称の形で綴っている。
ストーリーの出来もさることながら、今回はそれよりも違う点で印象に残った。

江國さんの作品の主人公、文章、選ぶ言葉は、すごく自分の記憶に響く。
例えば、「ペンキのはげた朝礼台」が好きだとか、
団地の中を通ると漂ってくる「よその家の匂い」だとか、
日に灼けて色の変わった六畳間の畳であるとか。
そういった言葉と自分の記憶を照合して、
一致すると「そうそう!」って心で頷いてしまう。

この作品は、今までの読んだものよりも特にそれが強かった。
勿論自分は男だから少女ではなく、いうならば「少年」だったのだけど。
もしかしたら人は、自分が思っている以上に、意識している以上に、
「子供の頃」の記憶を忘れずに持っているのかもしれない。
それを認識させられた一冊だった。

公園でそれなりの時間を読書につぶした後、
いつも寄る図書館で本を借りて、家に帰ろう…としたら、
なんだか頭が割れるように痛くなり、
家にたどり着く頃には完全にK.O。
バファリン飲んでベッド直行、
続く頭痛と格闘しながら、2時間ほど寝たのでした。
明日からバイトの研修だから、体調が戻ってほしいなぁ…。

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図書館で借りたのは、キャサリン・ライアン・ハイド「ペイ・フォワード」。
映画化されたときは「シックス・センス」で一躍脚光を浴びた
ハーレイ・ジョエル・オスメント君が主演ということで見に行こうかな…と思ったのだけど、機会を逸してしまった。
なので、ここは一つ小説で…という感じ。

BGM : 神様も知らない午後 / 山崎まさよし♪



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