よい物語達に出会いました。(和茶風に)


2003年05月31日(土)
1日サボって、あけて土曜日。
朝から雨の降りっぱなし…とは分かったいたので、
どこも出かけずに家で過ごしてみる。

で、昨日は…というと、学校にいったものの、
さっぱり集中できずに、15時過ぎには切り上げる。
で、どーにもモヤモヤしているのを断ち切りたいと思い、
京浜工業地帯のど真ん中、川崎の海芝公園へ。
(鉄道に明るい方ならわかると思いますが、駅の中に公園が…という場所です。)
駅のホームも公園も海(というか運河)に面しているし、
目の前は鶴見つばさ橋だし…という具合で、気分転換にはなった感じ。
ただ、こんな事ばっか繰り返しているような…

自分って、現実逃避しているだけなのだろうか?

昨日、今日と本を2冊読破。
それぞれの感想なんかを少し。

<1>恩田陸「ネバーランド」(集英社文庫)

いやはや青い!
裏表紙の紹介文に「青春グラフィティ」と銘打つだけあって、
登場人物、ストーリー、舞台設定etc…それが色濃く出ています。
勿論、帯の「青春ミステリ」という部分も嘘ではなく、
少年たちのなかなか重い過去や状況についての展開もある…けれど、
個人的には、ミステリ < グラフィティ の感が大。

作品で描かれている少年達の「高校生」ぶりが眩しく、
読んでいていくうちにそれに引き込まれていってしまう。
ここまで素晴らしい時間を高校生の時過ごせた…とは、
残念ながら思えないけれど、
(高校の時がつまらなかった…というわけではないです。念のため。)
その頃の「懐かしさ」を感じる事のできる、そんな小説。
読み終わった後に感じた、ある種の「気持ちよさ」は、
そこに由来していたのかもしれないなぁ。。。。

恩田さんで「月の裏側」のような物を期待されている方は、
もしかしたらちょっと裏切られてしまう…のかもしれません。(苦笑)


<2>本多孝好「FINE DAYS」(祥伝社)

初めて買った単行本の小説。
去年から気になっていた作家さんだったのですが、この作品も◎。
帯には「ラヴ・ストーリー」と銘打っているけれど、
そこは直球じゃなくて、本多さんテイストのアレンジがしっかり。
透明感のある文章と気持ちいい余韻は健在でした。

収められた中篇4編のうち、
個人的には「イエスタデイズ」がお薦め。
本多さんの作品は頭の中で「画」が凄く浮かぶけれど、
この作品は特に強く浮かんだ。
ストーリーそのものは「ありがち」なのかも知れないけれど、
それをここまで気持ちよく、ノスタルジックに見せてくれる、
本多さんの力量は流石だと思う。

今のところ、本多さんの小説は「ハズレ」はなく全て「アタリ」。
割と読みやすいので、まだ読まれていない方は是非。オススメです。

−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−

結局書くのに1時間以上かかった…
もう少し手早くかけるようになりたい(汗

BGM : 砂時計 / 山崎まさよし♪



My追加