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2002年11月29日(金) ほんのちっぽけな、アタクシの声

上野駅の陸橋(笑)の上で
Kさんは私に『頑張れ、がんばれ〜』と酔っ払って
真っ赤な顔をして、二回言った。
だから、私も「うんうん。頑張ろうがんばろう」って二回言った。
京浜東北、神田駅から一人きりになった。
隣に、どすんと座った、女の子が、酔っ払ってるのか
変なモンをキメてきちゃってるのかブツブツと言っている。

ブーツであたしの足を蹴って
『あんたから言ってきたんだろ?金払ってくれんだろうな!
金だよ、か〜〜〜ね〜〜〜!ただでヤラせねぇよ』って言ってる。
あたし男じゃないし、あんた買ってねぇよ。絶対、ヤバいよ、あれ。
なんか変なもん、絶対入ってるって。

そんな訳わからん1日。乗り換えて横浜あたりから座れたのでMDを。
もう、今日から中綿のコートとか着てた私…冬だなぁ。

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色褪せても笑うヒーロー達の写真は
栄光と挫折を一度に晒してしまう
いらつかせる夜が 今日も眠らせちゃくれない
闇の中を俺は 睨めつけるしかない

俺は王様だと思ってた
俺の声で誰でも踊ると思ってた
だがしかし 俺の叫ぶ声は
ピンボールさ はねてるだけ

いつのまにか秋が またそこに立ってた
走り続けてきたが また一周しただけ

そうさいつの間にか夢が 瓦礫の中で錆びてた
俺は唾を吐いて 昨日を蹴飛ばすしかない

俺は王様だと思ってた
俺の声で誰でも踊ると思ってた
だがしかし 俺の叫ぶ声は
ピンボールさ はねてるだけ

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『俺の声』/SION
作詞:SION & OKAMOTO

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