Sotto voce
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2012年11月14日(水) Slow waltz。

友が空に召された日に、
某所に友の写真と思い出を綴った。

自己満足かもしれないけど、
31歳の若さで永遠に時を止めてしまった、
大切な友のことを忘れたくなくて。

そして、彼の人柄を愛してくれていた
仲間たちとともに、改めて彼を偲びたくて。

彼が空に旅立った日、
日付が変わった頃、
PCのなかに今でも大切に保存してある
在りし日の彼の写真を選ぶ作業をしていた。

傍らには、彼の愛したアールグレイの紅茶
添えたのは、彼曰く「最高のお茶うけ」の
赤いパッケージのチョコレート
BGMは、彼がこよなく愛したSTARDUST REVUE。

12年前の、彼の結婚式の二次会の写真では、
彼と、彼が一筋にその思いを寄せた人と、
私と、元相方と、我々の中では姉貴分の女性が、
後に喧嘩別れしたり、友のように永遠の旅に出て
ばらばらになってしまう未来など
全く想像つかないほどの笑顔でそこにいる。

11年前に、ネットで繋がった縁で、
北海道民、鹿児島県民、神奈川県民、福岡県民が
福岡で対面したときの写真もある。
くしくもその3年後、同じ11月に友は旅立ってしまうわけだが。

そんな思い出の写真と、
今の私の思いを綴った頁。
そこに、かつて、友を愛した人たちが、
その人なりの、友への思いを綴ってくれた。

自分だけでなく、この思いを分かち合う仲間のいることの心強さ。
8年たった今も、彼の存在は、私たちの心から消えていない。


安積 紗月 |MAILHomePage

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