今年は台風みたいにビュービュー回ってるなぁと思います。
いいんですけど。

災害は突然やってくるものだ。

そんなと時はぎゅっと手を握って離さないようにするのと、
もしも、離れちゃった時の集合場所を決めておくこと。
そんなことくらいしかできないものだ。

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にゃんにゃんな猫同僚は、猫だけあってなつっこい。
免疫がない私は、結構くらくらきた。
触ってみたい気はするけれど、絶対飼えない。

というか、こんなに触ってみたいと思うことは
本当に珍しい。向こうは百戦が錬磨らしいので
ツボを心得ているというやつなのだろう。

捨てられにゃんこはてっとり早く
飼い主を探索中なので、本当にてっとり早く
近場で飼ってくれそうなこっちになつっこさを
振りまいてきたのかもしれない。

ケッコンしてないなら、飼えるはず!

すごい大雑把なくくりだなぁと思いますけど、
こっちだってケッコンしたくなくてしてないわけじゃない。

そんな制度がないから利用していないだけだ。

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正直にキョンちゃんに「触ってみたくなっちゃった」
といったら「触ったら泣く」とキョンちゃんは言うのです。

キョンちゃんの泣き顔は私の大好物なので、
そんなのはなんの縛りにもならない。

でも、私は知ってる。
キョンちゃんは絶対に許さないということ。

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私たちが出会って、もうすぐ10周年。

10年と一触。
その一触にそこまでの価値を感じるわけもない。
だって、そこにはなんのかけがえもないよ。

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「触ってみたいな〜」は正しく副菜として
我が家の食卓に上り、おいしく頂きました。ゴチ☆
(セクハラですかね〜)

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にゃんにゃん同僚はあと少しで
会社からいなくなります。

地元近くで知人と起業するらいし。
うちの会社に来て「うちの仕事より絶対金になる!」と
ずっと言っていた仕事。

「だったら、時間ばっかりかかって、
たいして儲かってない投資に見切りをつけて
そっちをやるべきなんじゃない?」

こっそりとアドバイスしたのが
効いたのだったら嬉しいな。

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にゃんこ君がそれまでのすべてを捨てまで
のめりこんだ元カノも、にゃんこ君が嫌いで
捨てたわけじゃないと思う。

元の人生に立ち戻れるなら、
戻った方が絶対いいって思ったから
手放したんだと思います。

今のご時世、子供３人もいたら相当財産。
よく口にしている「男のプライド」なんて
たいしたもんじゃない。どうだろう?

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金融商品の乱高下も一種台風みたいなもんだよね。
どうにかしようと思っても、
どうにもならない時もある。

私とキョンちゃんの約束は60歳にならないと
果たせない。ささやかですがそれもひとつ
「集合場所」なんじゃないかなと思います。

[ちょきこ]