あこぎなのかリッパなのか 読み終わりました。
学生時代、読書感想文が嫌いで、嫌いでしょうがなかった。
中学生時代は本を読むこと自体好きになっていたので読書自体は苦痛ではなかったですが、「読後に感想文」が苦痛でした。
こう、ほんわり本に対しての思いはあれども、それって思春期に文章にして表わせって、結構酷なことと思いません?
繊細な事から、面倒くさい所とかから、意味わからんことから全てが「恥ずかしい!」ってなってる思春期に、その作品についての思いを語れと言うんですよ。
恋愛物見て、「憧れ」を抱いたとして、それを正直に書きますか?
当時の私なら「素敵な恋のお話でした」と、書くことすらこっぱずかしいです。
今ですか?なんでしたらBLのどこが好きで、どう言った嗜好の持ち主で、趣味はどうで、マニアな所も書きましょうか?いりませんか?そうですか。
私の学生時代は「読書感想文 指定図書」ってのがありました。
つまり、学校側が「これ読め」と、お仕着せするわけです。
今は書店で「夏フェス」なるものがやってるんですから、少なくとも中学生くらいからは自分で好きなものを選んで良いんでしょう?
小学生に自分で読む本を選べと言われたって無理だろうからある程度のお仕着せは仕方がないですが。
そう言えば。
中学生に宮沢賢治があてがわれました。母から。
もちろん、中学生時代の読書感想文的目的です。
読むのは苦ではなかったのですが、話の内容が理解できなかった。
もっと厳密にいうと
話を理解できてるかどうか自信がなかった です。
言い回しが独特なので理解を間違っているかも?と、疑心暗鬼。
風の又三郎だとか、セロ弾きのゴーシュとか、グスコーブトリの伝記とかは中学時代に読みました。
注文の多い料理店もそうでしたな。
注文の多い料理店を例に挙げるなら、一番ラストが理解できてなかった。
恐怖でぺしゃんこになったのはカラダなのか?頭なのか?それとも心を言ってるのか?
膨らませても元には戻りませんでした・・・と、言うから体だとして、それって死んでない?生きてることになる??とか・・・・。
子供と言えども中学生、ある程度の納得いく着地点とか欲しかったわけですが。
経験値が足らないのと、こだわりが邪魔したのか「それが表現したことはどんなことだったのか?」とか言う書き手の気持ちを考えるとか、裏の背景を考えてみるとかは知った事じゃねぇって感じでした。
で、まぁ、正解が導き出せなかったので、読んだところで感想文は書かなかった。
宮沢賢治はある程度の読書経験値がない子供には絵本の方が向いてる気がします。
まぁ、それとして。
正解かどうかが気になるお年頃に「よくわからなかった」などと言うおおらかな文章を書けと言うのは時代的に無理があると思います。
正解しないと怒られる時代では・・・。
いまはある程度の年齢まで「こういうことを考えたのか」と言う生徒の発想を重んじてくれる学校があるとか・・・。
でも、昔は「先生」が求めるものが正解だったので「わからない」は通用しない。
・・・・と、思っていました。
今の大人目線で行けば、そもそも、読書感想文に「正解」がある訳ない。
ただ、読書感想文コンクールとかがあるので、正解と不正解に分かれるんだろうなぁと思い込んでいた。
でも、そうやって誘導されてたのは私だけじゃないと思うけどなぁ。
正直な感想が書けない読書感想文、果たして意味があるのかどうか・・・ですが。
本を強制的でも読ませる と、言う意味ならやるべきですが、それなら貸し出しカードを休み中にどれだけ埋められるか?とかの方が良いかもね。
「カラ借り」も考えられるけど借りたら読んで見ようと思わんかな?
・・・宮沢賢治
銀河鉄道の夜は何故か白鳥座あたりのエピソードが眠くて、何度か読んだけどそこな辺でリタイヤします。
面倒なので最後の方を読んだら旅をしていた友達が現実で死んだのに泣きもしないで「牛乳を取りに行こう」で、終わっていたので
なにがあった!!!
と、疑問と不気味さが付きまとい、相当年を食うまで見る勇気がなかった作品でした。
ネコのキャラで放映されたアニメ銀河鉄道の夜で全容を知った次第。
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