高校の時の剣道部の同期S木が死んだ。 メールが別の同期から来た。 交通事故らしい。 S木は2年の途中で部活をやめた S木はどんなヤツだったかというと 別の同期は 「世界で一番才能を無駄にしているヤツ」と言う。 剣道の才能はすごくあるのだが とにかく稽古が嫌い。 地道なことが嫌い。 剣道だけでなく、全てにおいてそんな感じなのだ。 朝一の飛行機で九州に帰り、何とか出棺に間に合う。 顔は高校の時と全然変わらない。 本当に寝顔のようだった。 飛行機で帰る時間まで1時間くらいファミレスで部のみんなと飯を食う 「S木と一番仲良かったのってハヤシやない?」 そう言われて、そうだったと色々思い出した。 S木が部活を辞めるまで帰りはほとんど一緒だった。 帰る方向とは逆の方向のゲーセンにいったり、 家に泊まりにいったり、 もう何が言いたいかわからない。 何を書きたいのかわからない。 ・・・
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