日々の戯言置き場。
**ユリ**



 忘れたい記憶?

記憶がなくなるほど、お酒を飲んだことは
私はまだ一度もない。
酔ってゲーゲー吐いたりしたこともない。

そもそもお酒をたくさん飲むと、お腹が
水分でタプタプになって、すぐに
トイレに行きたくなっちゃって、
それどころじゃなくなる。
お腹もいっぱいになるから何も入れたくなくなる。

昨日の飲み会の人の話。
いつも酔って、記憶がなくなるらしい。
昨日も、一人でフラフラ帰っていったと思いきや
自分の帰る電車と逆のホームに佇んでいた。

私たちがそれに気がついたのは電車に乗ってからだったので
もう遅かった。
ホームで斜めに立つ不審者のような彼を
車内から見送った。


それからどうなったのか、聞いてみた。

どうやら、意識を取り戻したときには
全然見知らぬ場所をさまよっていて、
タクシーを捜して帰ったのだとか。
飲み会の途中の記憶はまったくないそうで。

むしろ、記憶がなくなったほうがよいと思う。
覚えていないほうが幸せだよ。
覚えていたら、もう職場にこれないよ。
セクハラ三昧だったんですから。

覚えている私たちにとっては、
もうあなたと目を合わせることもしたくないですが。


以前も、記憶をなくしたことがあったらしく、
そのときは失禁をし、家までつれて帰ってもらい、
男性二人にパンツを着替えさせてもらったとか。
(この後日談は当然本人からではなく
パンツを着替えさせた男性に聞いたもの)
見られているのですよ、股間を。
異性ではないからよいにしろ・・・・


そこまでして酔うなんて、現実がそうとう
苦しいのかしら・・・。
つかの間の現実逃避か。

でも夢から覚めてみたら、自分以外の人は
現実としてそれを受け止めているわけですよ。
自分は夢の中でも、周囲の人からすれば
普通に現実の一部なんですよ。


それでもいいのか?

お酒はほどほどに。

2007年01月09日(火)
初日 最新 目次 HOME