泡とガラス玉


2009年09月02日(水)      アオイカゼ


身体を失って
空を散り散りに飛ぶ時がくる

とても蒼くて
とても爽快で
貴方のことを思いだす

貴方の横顔はいつまでも変わらず
世界中が貴方を愛していた
暖かな世界の中で貴方は自由に闊歩していた

私はその姿が
今でもすごく愛おしい

腕のようなものを伸ばして
空に近づく時
白い月が一瞬見えて
私は、風に変わる

生まれ変わることなんて考えられないけれど
自由になった魂は
貴方を忘れない
幸せな気持ちのまま
風になる


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