熱烈なサッカーファンというわけではない。
テレビ中継を見れば楽しい、そんな程度。

だから、余計なところばかりに目がいってしまうのです。

ポルトガルもトルコも濃い顔してるなーとか、
この線審はどうしてオフサイドをとった時に笑顔なんだろうとか、
オーストリアのあの人は日本で言うと「明石さん」かぁ、とか、
ドイツの選手が昨日くらったファウルは
隣で見ていた夫の表情から推測するに相当痛いのだろう、とか。

ああ、本物のサッカーファンの方、ごめんなさい…。


サッカーだけでなく、こうじえんは、どうもそういうクセがある。
例えばクラシックのコンサートに行っても、
第2バイオリンの前から2列目の二人が妙に仲がいいとか、
チェロの一番手前の人の靴のつま先がすごく尖っているとか、
そういう小さい事を見つけるのが楽しくてしょうがない。
人間観察だといえば格好いいが、
「濃い顔してるなー」は違うだろう。

ああ、ほんっと、ごめんなさい…。