サミー前田 ●心の窓に灯火を●

2008年06月17日(火) イベント

告知です
恒例クラブチッタのオールナイト。
上4バンドは京都からやってくるし、これはいいメンツです。
もう10数年、川崎の深夜企画は楽しくてもう(笑)
来てくれたら一杯おごりますんで何卒・・・

7/5(土)川崎CLUB CITTA' 044-246-8888

「クレイジーミッドナイト69」

 出演:
 騒音寺
 ザ・サイクロンズ
 The SOAP
 カルガモネンド
 キノコホテル
 Japanese Academic Punks with Big Beat Junky(水口晴幸exクールス)
 DJ /サミー前田

開場/開演 24:30
前売¥2300 当日¥2800

*5月31日より前売開始
電子チケットぴあ0570029999(Pコード293-153)
ローソンチケット0570084003(Lコード76990)



2008年05月28日(水) サロン・ド・キノコ25時

 5月17日に新宿ジャムでオールナイト「サロン・ド・キノコ25時」にDJ&VJやりました。キノコホテルというガールズバンドの企画イベントで、キングジョー君との1月クラブチッタ以来のコンビで参加。
 特筆すべきは、明け方に流したビデオ、勝新太郎&内田裕也の「トラブル」「マイウェイ」は何度見ても飽きないありがた〜い勝新宇宙モノ。ロマーンズ、サロメ、BATのライブも見れて3000円飲み放題、さらにキノコホテルのメンバーが焼くエリンギなどが食べられるという(笑)最高にゴキゲンなパーティーだったのではないだろうか。

 キノコホテルはまだ結成1年にもならない若手であるが、自主制作シングルが、ディスクユニオンのインディーチャートの1位になったり、突然、インターFMの番組でヘビーローテーションになったりしている話題のグループだ。もちろん裏でどっかの会社が糸を引いているわけではなく、自然発生的に盛り上がっているのだから、その魅力は本質的だと思う。
 このバンド、まずは何が魅力かというとオリジナル曲群の完成度の高さである。個人的にはクレイジーケンバンドと出会った頃(もう10年くらい前か)の衝撃に近いものがある。カバーも、沢村和子とピーターパン「インマイワールド」、はつみかんな「タッチ&ゴー」といったナイスな選曲だ(確か2曲ともRCAビクター盤なのでは)。
 バンド名のインパクト、衣装やルックスのバランスの良さ。昭和40年代の歌謡曲+1960年代ガレージパンクといった雰囲気が好きな人はもちろん、そのテのライブシーンでこれからも人気が出ると思われるが、もっと幅広くというか、一般の人(笑)にも届くような活動をしたら、このバンドはかなり化けるのではないか???となんとなく思ってしまった。



2008年05月03日(土) 4月報告

 4月はほとんど何も書かずにすみません。おもしろかったことといえば。
 
 内田裕也さんとついに会ってしまった。さきほどまで「某矢沢君」と帝国ホテルで何十年ぶりかで会談していたそうで。

 京都で騒音寺を観る。今年後半の騒音寺は盛り上がるだろう。騒音寺を聴くと、ロックにチャンスを、ロックを我等に、って熱い気持ちになる。

 ある方のご厚意で、四人囃子、クリエイションのジョイント公演をJCBホールで観る。竹田和夫ボーカル時代のクリエイション、中学生の時に同級生4人でライブに行ったことを思い出した。

 やはりある方のご厚意でチープトリック@武道館を観る。老いても変わらないB級パワーポップな感じがいい。やはり中学生時代は熱心に聴いていたものだ。俺、武道館何年ぶりだろう?
 
 18日の阿佐ヶ谷での黒沢さんを偲ぶ会は、大雨にもかかわらず50人ほどの人が集まった。これからもユルイかんじで映像を観たり喋ったりする催しを続けたいと思う。あ、タイガース再結成だって。

 現在、黄金週間ではあるが、とくに遠方にはいかず。
 昨夜よりシド・バレットの6枚組ブートレグと格闘中。



2008年04月11日(金) おしらせ

早いもので黒沢さんが亡くなってもうすぐ一年になろうとしています。
ぜひいらしてください。

<GSフィルムパーティー〜黒沢進を偲んで>

60年代後半のグループサウンズ=GSの「激レアな演奏シーン」を観ながら、
GS研究の始祖、黒沢進先生の一周忌をむかえます。

会場: 阿佐ヶ谷ロフトA   http://www.loft-prj.co.jp/lofta/

出演:
湯浅学(幻の名盤解放同盟)
サミー前田
田渕純(元マヒナスターズ)
吉田明裕(土龍団)


料金:前売&当日¥1,200(飲食代別)

前売チケットはローソンチケット、
Asagaya/Loft A店頭または電話予約にて販売開始
Asagaya/Loft A予約電話番号:03-5929-3445
ローソンチケットLコード:【L:33442】



2008年03月25日(火) ジェロに会った

 今、テレビでも話題沸騰、黒人の演歌歌手のジェロさんに取材で会った。
 友人のバンド(某若手3人組)と同じ事務所だというので吃驚する。
ジェロ、連日のハードスケジュールでお疲れもピークに達していたようで。ちょっと可哀想だった。五木ひろしが好きというので、ラスヴェガスのライブ盤は洋楽のカバーをやってるしお薦めしておいた。



2008年03月12日(水) 69年の第一回日本ロックフェスティバル

 ミュージックマガジン社会長、中村とうよう先生とお会い出来る機会があった。
 先生が69年に創刊した「ニューミュージックマガジン」の主催で、69年9月に厚生年金会館にて「第一回日本ロックフェスティバル」が行われている。日本も欧米に比べ遅まきながらであるが、GSからニューロックへと移行していくようになった時期で、黎明期のロック・アーティストを集めた歴史に残るフェスであった。同時期には成毛滋が主催した日比谷野音の「10円コンサート」もあった。
 出演はゴールデンカップス、ハプニングスフォー、麻生レミ、パワーハウス、エディ藩グループ、ブルースクリエイション、成毛滋、井上尭之などなど。お客で観に行った高校生の森園勝敏によると、この時のハプニングスフォーは『アビーロード』のB面をメドレーで完璧に披露したという。
 とうよう先生に昔の話をうかがっていたら、「ロックフェスの録音テープがオープンリールでどこかにあったなあ」とおっしゃるのだ。それはぜひ見つけていただきたいしだいです!



2008年03月05日(水) 冬と春の間に

 あれーもう3月じゃん。
 
 故・黒沢進先生の書籍『日本の60年代ロックのすべてCOMPLETE』が発売された。インタビューをはじめ追加された記事も多く、またもや凄いボリュームだ。
 
 3月22日(土)オールナイトのイベントやります。
 黒沢さんが最後に高く評価したカルトGS「オリオンズ」を京都から迎え、ディープで強烈な朝と夜の間となるでしょう。来てねー。

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 3月22日(土)深夜24:30〜オールナイト

 <クレイジーミッドナイト69〜モダンGS大行進>

 @新宿ジャム03-3232-8168

  出演/オリオンズ(京都)
     田渕純とグループサウンド68
     フラワーミュール
     レッツゴーズ
     ヤング山崎とゴーゴーサウンズ
     DJサミー前田

 料金:なんと飲み放題! 前売り3000円 当日3300円

 前売り予約受け付けています→voltagerecord@hotmail.co.jp



2008年02月15日(金) 青林工藝舎10周年

 かつて漫画誌ガロで知られた青林堂が、創業者の長井さんの死後、会社が乗っ取られてしまい、編集部が独立して青林工藝舎を発足。漫画アックスを創刊し、創立10年というわけで、新宿厚生年金会館でパーティーがあった。
 
 漫画はよく読んでいても顔の知らない漫画家さんは多いが、本当に大御所の方々がたくさん来ていて、けっこうビビりました。司会は酔っぱらっている高信太郎さん(笑)。内田春菊さんとも10数年ぶりに再会。本当にいろんな人がいたなあ。
 最後に社長の手塚さんが大変イイ話をしている時に、その横で蛭子さんは(一応発起人に名を連ねていたが絶対本人の意志では無いだろう)しっかり熟睡していた。やっぱりというかさすがエビス。

 あ、この日、誕生日でした俺。
 
 



2008年02月13日(水) 生きていた男 ノンフィクション

 2006年11月くらいのこの日記で死去した男のことを書いたが、その男、実は生きていた。唐突に3年ぶりくらいに高円寺の稲生座に現れたのだ。
 府中の実家で亡くなったとまことしやかにいわれており、いつか実家を探して、線香でも上げに行こうと思っていたのだが(笑)。みんな死んでいたもんだとおもっていたので、関係者はちょっとしたパニックになっていた。いったいなんだったんだ?実刑くらっていたのか?

 その男、もともとは、ヒッピーというかフーテンで、多分1950年生まれ。風月堂、天井桟敷などにも出入りし、舞踏もやっていた。昔の連れ合いと組んで、SM金粉ショーみたいな巡業もやっていたという。一応、パフォーマーまたはダンサーだといえるが、根っからのアルコール中毒で、酒を飲むと常識はずれのめちゃくちゃなことをやるので、杉並や国立あたりの警察にはおなじみの顔。
 酒を飲まなくても、電車の網棚に乗ったり、駅前の噴水で泳いだりするのは当たり前。いつも無一文だが、キセルやヒッチハイクで関西方面にも気軽に行く。

 俺がはじめてあったのはちょうど25年前。福生のライブハウスに行ったらスリーピースのスーツを着ていた男がステージ上の山口冨士夫さんに汚い野次を飛ばしていた。男が「なんだお前まだ生きていたのか?表へ出ろ」というせりふをはいても冨士夫さんは黙っているし、お店の人も無視しているので、何も知らない俺は「地元のヤクザなんで誰も止められないんだ」と勝手に思い込んでしまった。しばらくしたら男の姿は見えなくなったので、ライブは無事進行していった。
 しかしライブが終わり外へ出ると、ライブハウスの前の畑で、スリーピースの男がクロールで泳いでいるのだ!泥まみれである。今思えばパフォーマンスだったのだが、本当に衝撃であった(笑)。2回目にあった時はスーツではなく、素肌の上に、みかんやたまねぎを入れる赤い網に穴をあけて着ていた。

 ちなみに、このころ冨士夫さんは新バンドのスタートの時期だったので、この男をボーカリストに誘っていた。これほんと。でも結局、冨士夫さんは誘ったことは誘ったのだが相手にしなかった。
 この男は、元キャンディ〜シャープホークスの島津さん(故人)とバンドを結成しかけたこともあるが、練習スタジオで「ホール・ロッタ・ラブ」のイントロを50回くらいやって解散した(笑)これもほんと。
 俺は、この出会いを機に数年間、この変な男との深い付き合いが始まってしまうのであった(笑)。
 (続くか?)


 



2008年02月06日(水) トンネル天国!

 たくさんのカバーがある「トンネル天国」であるが、金子マリさんもニューアルバム『金子な理由』でやっているのだ。2月20日発売。なんと、かまやつひろしの「ゴロワーズ」のカバーも!

 トリビアをひとつ。オリジナルのザ・ダイナマイツ「トンネル天国」、シングルバージョンでリードギターを弾いているのは瀬川洋である。アルバムでは山口冨士夫が弾いている。
 


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