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撃沈
昨日いろいろあって撃沈していた。薬を飲んでなんとか回復。薬の力ってすごいな。食欲がなくやる気もしなかったのが一転。ご飯を食べてから買い物、お風呂場の掃除、ピアノ練習、と右肩上がりの一日となった。それもピアノは「華麗なる大円舞曲」今までの中で一番よく弾けたかも。たまにしかやらない練習でも積み重なっているんだな。練習がうまくいくと気持ちが上がる。でもそろそろ違う曲を弾きたい。
この前ピアノの体験レッスンに行った。その時見学させてもらった５歳のあかりちゃんが凄かった! 私は当然よちよちした「ドレドレドー」みたいなのを聞かされると思っていたんだけど、確かにバイエル下巻をやっているところを見ると初心者ではあるが、それでもとてもしっかりと弾けている。そして、他の曲においては「アウフタクト」「D dua」などという言葉が飛び交う。バイエルの段階でこの単語が出ることはあまりないと思うのだけど・・。そしてあかりちゃんの演奏はメリハリがあり、表現力豊かで、とても５歳の初心者とは思えず、度肝を抜かれた。レッスンもなんだか音大の授業を見ているようで(私は音大の授業なんて知らない)、先生の要求はかなりハードルが高いのに、あかりちゃんは理解して応えているようだった。・・・・。私ここでも撃沈。確かに今は私の方が難度の高い曲を弾けるけど、素質と基本力は既にかなわない。彼女は音大を目指すような弾き手になるだろう。私は一応レッスンを希望してきたけれど、なんだか気が重くなっている。
独りがしあわせ
休日。特別何もせずテレビもつけずに一人でいることがとても幸せ。普段１０人程度の女性集団に関わることになってしまったため、一人でいる時間が前よりもっと大切に感じる。
発達障害の親から生まれてきてしまったので、それに人一倍の興味を持つことは宿命といえる。引き寄せてもいるかもしれない。例の彼女は「積極奇異型」のタイプじゃないかな? 馴れ馴れしく、他人との距離が計れず、空気が読めず、厄介な変わり者になってしまう。昨日は思い切り無視されてしまった。たぶんもう会うこともないだろう。彼女は一人暮らしだそうなので、今後も当然お金を稼いでいかないといけないだろうけど、また同じことを繰り返すんじゃないかな?。うちの父は組織に交わることができないタイプだったので、ずっと一人で仕事をしていた。実はどういう仕事だったのかよくわからないんだが。世間の発達障害の人たちはどういう仕事をしているんだろう?
休みになると些細なことにくよくよイライラし、心身ともに疲れている自分に気づく。もうそろそろなだらかに生きていきたい。
ペペロンチーノ
暑かった。服選びに失敗。暑いと自分では気が付かなくても作業が遅くなる。明日はより涼しい格好をしなければ。
Kは今週辞めるだろう。何かだんだん哀れにもなってきた。もし明日会ったとしても意地悪なことは言わない。挨拶はきちんとしようと思う。それだけかな。あの子はたぶん間違いなく発達障害だ。それは遺伝なので彼女のせいではないんだけど、それ以上にダメというか、親の顔が見たいというか、バカな中学生みたいな感じなんだな。リーダーさん二人はとても優しいので強く言わないんだろうが、言葉遣いが全然ダメ。年配の先輩方にため口ってありえないから。それに入ってきて一か月で男と仲良くなるなんて論外! どうしようもない子だった。おそらく私の尊敬するOさんも彼女を厳しく拒絶したと見える。ホテルさんの都合で休館が多いことを辞める理由にしているようだけど、まぁ辞める時に本当の理由は言わないからな。
とはいえ、若い彼女は私より仕事が速かった。私は今日もなんだか遅くなってしまい敗北感に落ちる。一日一日年を取っていくわけで、今後伸びしろなんてあるのかなと思う。でも辞めたくないしもう逃げたくない。
最高のペペロンチーノを作ろう
昨日より今日のやつがマッチベターアンドベターアンドベターって思いたい
うまくいかなくてもいいよ 作ろう
繰り返す挑戦で
トライアンドエラーアンドエラーアンドエラー
アンドマッチベターベターベター
Lucky Killmanjaro 「ペペロンチーノ」
今日は仕事の少ない日。先輩OさんとUさんとご一緒する。みんな少しずつ少ないのかと思っていたけど、Oさんはいつも通りだったようだ。私の倍以上の部屋数をこなし、私より早く終わっていた。なのにいつもまったく鼻にかける感じがなく、私が早くできたときは「Sさん(私の苗字)スゲー!」といって褒めてくださる。さらに、ある先輩に嫌なことを言われて泣かされた顛末を話した時も、こういう話題の時はみんな割と乗り出してくるものなのに、Oさんは淡々と受け止めてくれ、その後相手の人にも態度が変わらないという、私から見たらとても上品で賢く、素敵な人だ。一方のUさんは人によって態度を変える人で基本的に不機嫌。私には必要なこともあまり言ってくれない。喋らなくていいのでラクと言えばラク。この人、唯一の男Aがちょっと声をかけたりすると、ニマーッと笑う。気色悪いんだ。こういうおばちゃんにはなりたくないんだけど、今の自分どうかな? 男の人に態度が緩くなったりはしないけど、自分より若い女が嫌いなのは同じかもしれない。
Kはおそらく締め日の２０日で辞めるだろう。そうなると、私とはたぶん月曜日に会うか会わないか。Kがいなくなる日を指折り数えている自分。こんなに意地悪だったかなと思う。またもや言ってはいけないことを言いそう、というか言いたくて仕方ない。「あなたは風俗に行ったらいいんじゃない?」と言ってしまいそうな自分が怖い。
職場ストレス。ＭＡＸではないけれど、まぁ結構な感じ。おそらく私がガン無視していたAが私とは一緒になりたくないと言い出したんだろう。今後は一緒のフロアにならない気がする。正直むかつくより悲しいかな。リーダーさんはシフトを組むのが難しくなるし、私への印象も変わるだろう。だんだん孤立していく感じ。辞めないで頑張れるかなぁ?
自分は基本的に心の内をあまり表に出さない方で、嫌いな人がいてもいかにも「嫌いだ!」みたいには振舞わないできたつもり。それがこの職場に来てからは感情のコントロールが出来ず、この人嫌いと思ったら無視でアピールしてしまう。もしかして年を取ったから? 「イヤなものはイヤ!」みたいな、キレる老人に一歩近づいてしまったのかもしれない。
なので、明日は少し気に入った服をユニフォームの代りに着ようと思う。私はいま温泉旅館の客室清掃に行ってるんだけど、夏の間は暑さ対策のために、上下黒なら適当でいい感じなので。母の介護時代もそんなことをしていた。あの頃はエスニックが好きで、朝３０分ぐらいかけてじっくりその日の服装を決めて、ネックレスなんかじゃらじゃらさせながら介護をやっていた。そんなことでもしないと気が変になりそうだった。だけど、あんなに苦しかった一人介護だったのに、今ではもう美しい思い出になってしまったみたい。そしていつも服は私を救ってくれる。
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