「ありふれた奇跡」最終回よかったです。この人のことよく知らなかったんですけど、加瀬亮さん、いいですね ! あとベテラン俳優さんたちの仕事ぶりが素晴らしかった。さらに最後のおじいさんの台詞がとてもよくて、自分でも意外なほど泣けたのに、もうどういうことを言っていたのか全然覚えてないのです。・・・。
脳トレのつもりでまた今年も短歌マラソンに参加することにした。去年は20題ほどしかできなかったので、今年はなんとか完走したいと思ってますが、まぁ、たぶん無理でしょう。で、とりあえず誰かおもしろい人がいるかと思って見てみるんだけど、・・もうほんと嫌になるほどバカばっかりだ。じっくり見ればすごい人もいるんだと思うけど、ゴミだらけでかき分けきれない。あれじゃ、主催者の方が気の毒ってもんだ。 今日もきっつきつで苦しかった。あまりに苦しいので、今度の母の診療の日に私もついでに精神科で診てもらうことにして予約を取った。10年ほど前、これしかないと思い、わざわざ東京の森田療法の病院まで行ってみたんだけれど、ケンモホロロもいいところで、もうこんなものに期待してはいけないと、それ以来精神科には行っていない。さらにその後に別の病気でひどい医療被害に遭うに至り、すっかり医療不信になってしまった。そのため病院に行くこと自体が嫌でずっと避けていたんだけれど、とにかくもう自分だけでは立っていられない。薬でもなんでもいいからすがりたい。松葉杖でいいから貸して欲しい。
今日、用事で歩いていたとき、前方におばあさんがいた。とても風が強くてこんな日に何やってるんだろう?と思ったものの、その家の人だろうとおもっていた。が、近づいてみたら、そのおばあさんは靴も履かずに歩いている。すぐに徘徊老人なのだなと気づいたけれど、どうしていいのかわからない。それに正直のところ怖くて近づけなかった。で、声もかけられないまま通り過ぎてしまった。後になってとても心配になりもう一度その辺を歩いてみたけれど、おばあさんは既にいなかった。私の他に、もうひとりおばあさんの様子を見ている人がいて、もしかしらその人が保護してくれたかも、と勝手な期待をしているのだが・・。後で考えると、そういう時はとにかく声をかけて、名前を一応聞き、役場あたりに連絡すればいいんじゃないか? でも実際行動に移すのはなかなか難しい。まったく他人事でない私でさえそうなのだから、他の人もそうだろう。今度もしそういうことがあったら、ちゃんと声をかけてみようと思うが、できるかな? というわけで、こうだった、と母親に話してみたんだけど、あまりわかってくれなかった。・・・。なんかもうほんとに心の通じ合うことがないなぁと思ったら悲しくなってしまい・・。そんなこと、もうとっくにわかっているはずなのに。で、やりきれない気持ちを抑えられず、これまでこんなに食べた記憶がないほどチョコレートをドカ食いした。 先日、従兄弟が急死した。立ったまま亡くなっていたのだそうだ。現実って誰に対しても容赦なく、死はすぐ隣にあるのだと感じる。
今日は苦しかった。おとといまでなぜかとても調子がよかった母なのに、昨日から急に妄想が激しくなり、私のことも誰かと勘違いしたまま。今日もちょっと一人にしておいた間に変になってしまい、その後は妙にハイでやたらと喋りまくり、当然私のことも誰だかわかっていない。まあ慣れてきたし、それでもいいんだけど、私のことだけわからなくなるという屈辱が耐え難いのだ。どんなに母のことを思って尽くしても、存在すら消されてしまうという悲しさ。暴言ばかり吐き、母のことにはノータッチでいる父のことはわかるらしい。猫もミーだとわかる。私のことだけ消されてしまう。 ムカシから母に気に入られるように振舞ってばかりいたような気がする。つまりは母から愛されていなかったんだろう。女性から嫌われることをやたらと怖がる傾向は、そこに原因があるような気がしている。そして母から理性が消えてしまった今、私の存在もあっさり消えてしまったのかもしれない。体さえ元気でいてくれる有り難味は十分すぎるほどわかっているけれど、感情を抑えてばかりいてそのうちどうにかなりそう。この間テレビで見たうつ病のおばさんは、認知症の親の介護がきっかけとなって発症したそうだ。ただその方には親身になってくれるご主人がいてくれたけど、私には母の悪化を私のせいだという異常人格者の父親しかいない。 いつまで耐えられるだろう?
母の認知症の診療に行って来た。これまで病院がどうしても嫌で父に任せていたのだけど、やはり私が行かないとダメだなと思い直し、気が重かったのだけど行くことに。今日のような荒れた日はあまり混んでいないだろうと思っていたが、果たして、なぜか妙に混んでいた。 病院に行くといつも思うのは、みんな何処が悪いんだろうと、傍目には全然わからないこと。認知症は神経科の先生に診てもらうのだけど、そこにはひっきりなしに人が入っていく。みんなそんなに病んでいるのか? でも待合室で誰よりも不審者っぽいのは私だったような気がするんですけど・・。 アリセプトについて聞いてみた。毎日飲んでいると逆に妄想が強くなる気がするといったら、必ずしも薬のせいとはいえないけれど、別にもう飲まなくてもいい、と。アリセプトとは、初期認知症の進行を抑えるためのもので、ある程度すると効かなくなり、症状を悪化させることも在る、というようなことを言っていた気がする。つまり、もう薬なんかじゃどうにもならないレベルに来てるんだ、ってことなんだと思う。診察室で言われると緊張してて言われたことがよわからないけど、後になってゆっくり考えると、こういうことを言われたんだなって気づく。・・・。まぁ仕方ないですね。何事も起きたことは受け止めるしかないでしょう。 昨日「ありふれた奇跡」を見てたら、男の人の方にうつ病で入院していた過去があって、それに対して女の人の方の親御さんがとんでもない欠点を見つけたような言い方をしていたけれど、世間ってそんなもの? アレを見てたら、自分の人間としての価値のなさを目の前に突きつけられているようだった。でも、普通って残酷なものだと思う。だから私はそんな中から外れていてよかった、のかもしれない・・(?)
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