人生の午後に書く日記

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幸福感は長く続かない
2009年02月03日(火)

母の体調がよくなり、さえないながらも現状維持できることの有り難さが身にしみて、柄にもなく幸福感に包まれた先日。が・・。やはり幸福感は長続きするものでなく、反動のように泥のような憂鬱に包まれてしまった。頭では、母がよくなってもうそれだけで十分と思っているのに、心の奥で「そんなわけないじゃん!」と己を糾弾する私がいて、こいつがどうにも手に負えない。ほんとは母のことも自分のことにもうんざりしていて、見込みのないこの一生にしがみついている意味なんてあるのかなぁ、なんて気持ちが覆いかぶさってくる。

と、そんなふうでいたら、また母がクラってする、なんて言う。
・・・。私が悪うございました。


さえない日々の有り難さ
2009年01月29日(木)

ここ2週間ほど母の体調が悪く、毎日ヒヤヒヤしながらいたけれど、おかげさまでとてもよくなってきて、今日久し振りにお風呂に入れることができた。下着も2週間ずっと替えられず、どうやって着替えさせたらいいのかと悩んでいたので、お風呂に入ってもらえてやっと気がラクになった。バンザイ!!

母が体調を崩したお陰で、苦しくともそれなりに過ごせる日常の有り難味が身にしみた。近くに往診をお願いできる親切なお医者さんがいてくれ、母は一人でトイレに行けて、お風呂にも入ってくれる。なんて素晴らしいんだろう!! 

こんなことがあったせいで、なんで私ばっかり症候群で、慢性死にたい病の私が、これまで感じたことのない幸福感に包まれているのです。正直2週間前までは、この日常にうんざりし、母に対してつらくあたる事が多かったし、他人を恨んでばかりいた。そんな私をみかねた後ろについててくれる人(?)が、ちょっと図ったのかもって気がする。その人(?)は、いつも親よりよっぽと厳しい目で私を見守っていてくれていて、時々救いの手を差し伸べてくれる。この目に見えない存在にとても支えられている。


不安定な一週間
2009年01月24日(土)

母のめまいが続くので火曜日に近くのお医者さんに往診に来てもらった。いろいろと面倒なことを言う病院が多い中、これまで一度もかかったことがないにもかかわらず、快く応じてくださった。私はものすごく緊張していたんだけれど、果たしてとても優しい女医さんが来てくれて、丁寧に診察してくださり、重篤なものではないだろう、両性のめまいではないか、とのこと。それを聞いた途端安心してしまい、2日ほど食事も喉を通らず、久し振りに体重が47キロまで落ちちていたんだけれど、ドカ食い。その後、母は薬をもらってだいぶよくなっては来たものの、まだ本調子ではなく、まだフラッとしたりする。今のところ大丈夫だと思うけど、まぁ年がトシなので何があってもおかしくはないわけで。自分がしっかりするしかないんだけど、これから必ず訪れるであろう困難を乗り越える力なんて私にあるのかなぁ?

山田太一の新しいドラマを見ています。自殺未遂をしたことのある若い男女二人が主人公ということで、前回男の人の方が「自分は上司に罵倒されても、怒ることもキレることもできず、愛想笑いさえ浮かべてしまう。」そんな自分に耐えられなかった、みたいな事を言っていて、他人ごとと思えませんでした。私も似たようなタイプです。人を怒らせたり、波風を立てるより、自分が我慢した方がラク、そんなことを思っては常に自分の感情を見殺しにしてきたつけが回って来たかのような今です。だから、あの主人公たちが今後どんな風になっていくか、山田太一はどんな落とし所を用意するのか、とても楽しみなんです。


独り悩む
2009年01月19日(月)

おとといから母がめまいがするらしく、立ち上がろうとするとクラクラして、歩くのもおぼつかない。トイレに行くのにもその都度私がついて歩いている有様。土日は当直の精神科医しかいないなどと聞けば行ける筈もなく、週明けを待って病院に行くつもりでいた。というわけで月曜の朝、やはりめまいが治らないようなので連れて行くつもりでいたのに、一度座ってしまうとやたら元気で、ご飯もしっかり食べる。確かに土曜よりは状態もよいよう。それに認知症なので自分の症状をいすぐに忘れてしまい、何でもない、とても元気なのにどうして医者に行かなければいけないのだ、と怒る始末。まぁ私が見ていてもそんなにひどくない様に見え、首に縄をつけて引っ張っていくこともできず、そのうち受付時間も過ぎてしまった。ボケているので、電気毛布の温度調節ができず、暑いと消してそのままにしていて寒がっていたので、風邪をひいたせい、とも考えられる。寒いときに医者に連れて行くのは私もほんとは気が進まないし。・・・わからない。もし何だったら、緊急対応してもらってもよいか、などと、悩みに悩んでいる。昨日は眠れず、私の方がどうかなりそう。

というわけだったのだけど、母の状態だんだんよくなってきて一安心です。が、占いに楽観していると危ない、みたいな事が書いてあってそれも気になりますが。こんなときにたまたま見た福祉番組がなかなかよかったのです。まだ30代前半の女性の方で、福祉短大を出てケアホームに入ったけれど、そこでのお年寄りへの対応に嫌気が差した、と。時間割のようなものがあって、ムリヤリそれに従わせているような感じだった、とのこと。長い間頑張って生きてきて、最後にそんな管理のされ方をされるのは違うんじゃないか、と。その女性は自分で、ケアホームを起こして、その人それぞれにあったケアをする、他で受け入れてもらえない重度の患者さんも最後まで面倒を見る、そんな有り難いところを経営なさっているのです。すごいと思った。時々、こういう神様みたいな人っていると感じる。その方いわく、お年寄りは、一日でも多く住み慣れた家で家族と供にいたいと思っているものだ、という言葉になんだか救われる思いがした。


いい人になんかなっちゃいけない
2009年01月12日(月)

ここ数日真冬日が続き、洗濯機が凍ったりして鬱陶しい毎日です。一月は三が日を過ぎると何もおもしろいことがなく、雪と氷の日々に辟易するばかりです。

昨日新聞で読んだ桃井かおりの文章に「いい人に見られようとすることが一番浅ましい」という部分があって、ハッとしました。子供の頃からずっと「いい人でいなければ」と思ってきて、気がついたらにっちもさっちもいかなくなっていた私です。人によく思われようとして行動しても、常に期待するほどの見返りはなく、逆に人を恨むことの方が多かったような気がします。だから、人を喜ばせようなんてことは思わない方がいいのだ、と十分すぎるほど頭ではわかっているのですが、これまでの心グセは簡単に変えられないことを痛感しています。

ということで、今年の目標は「他人に嫌われるのもよい。自分の気持ちに素直に従う喜びを得よう。」です。



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