人生の午後に書く日記

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いい人になんかなっちゃいけない
2009年01月12日(月)

ここ数日真冬日が続き、洗濯機が凍ったりして鬱陶しい毎日です。一月は三が日を過ぎると何もおもしろいことがなく、雪と氷の日々に辟易するばかりです。

昨日新聞で読んだ桃井かおりの文章に「いい人に見られようとすることが一番浅ましい」という部分があって、ハッとしました。子供の頃からずっと「いい人でいなければ」と思ってきて、気がついたらにっちもさっちもいかなくなっていた私です。人によく思われようとして行動しても、常に期待するほどの見返りはなく、逆に人を恨むことの方が多かったような気がします。だから、人を喜ばせようなんてことは思わない方がいいのだ、と十分すぎるほど頭ではわかっているのですが、これまでの心グセは簡単に変えられないことを痛感しています。

ということで、今年の目標は「他人に嫌われるのもよい。自分の気持ちに素直に従う喜びを得よう。」です。


新年
2009年01月05日(月)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

年が改まったからと言って何も変わるわけではありませんが、たまたま見ていたテレビの占いで、今年のふたご座は運勢大上昇!!といっていて、単純にそれで気をよくしています。

とはいえ問題は山積みのままだし、いろいろ考えるとと憂鬱になってしまいますが、紅白じゃないけれど「歌の力」とやらで、森山直太朗の「生きているのが辛いなら」を思い出すと、ふと気がラクになるのを実感します。また、中野翠の最新刊のなかに「自分の業を楽しむ」と言う言葉が出てきて、それにも引きつけられました。中野さんの言葉ではないけれど、中野さん自身もこの言葉に緩めてもらった、と言うようなことを言ってました。そして、マドモアゼル愛さんも「運命というものはどんなものでも受け入れなくてはならない。拒絶してはダメ。受け入れないとますますパワーアップして仕掛けて来る。」と言っていました。私のような「どうして自分ばっかり症候群」の者にはそれらはなかなか難しいことですが、そうですね、そういうものならそうしてみようか、と思っています。

年頭から、母の調子がわりと落ち着いているためか、他にたいしていいこともないのに、意外と気落ちしていません。微妙に幸福感あり。


よいお年をお迎えください
2008年12月31日(水)

今年も相変わらず苦しい一年でありました。親の病気、自分の病気、それらに悩みながらの日々の中、マドモアゼル愛さんの本と出会えたことが大きな収穫でした。『苦しくてたまらない、誰に言ってもわかってもらない状況の中で、ただ時を待つということがあなたを強くする。』というこの言葉がとても支えになってくれました。年が改まったからといって何も変わらないですが、愛先生の言葉を励みに、なんとか新しい年も生き抜きたいと思っています。この日記や、サイトに目を留めてくださった方、有り難うございました。よいお年を。


呪いが通じた
2008年12月29日(月)

年末とかお盆を海外で過ごす人たち、これがクローズアップされるたび「飛行機堕ちろ!」と思い続けてきました。今日は新幹線ダイヤが大乱れ、とか。私の呪いが通じたのかもしれません。やった!! 


ヒロトの言葉に救われた日
2008年12月21日(日)

支離滅裂な母に一日中疲れさせられる。私をこの家で働く人と思っているみたい。猫のことはミーとわかるのに。私のことを一番忘れてくれる気がする。

異常性格者の親から生まれ、子供の頃からストレス三昧。体も弱く、長年原因不明の体調不良に悩まされ、やっと見つけた病気の治療で医者に騙されて人生メタメタにされた。犯罪に遭ったようなものなのに、誰一人理解してくれる人がいない。親にさえ「お前が自分で選んだ医者なんだから」と言われた。打ち明けた友達も離れていった。もう私の一生って一体何だ?



「ロックンロールを実践することはリーゼントに革ジャンを着て過ごすことじゃないよね。僕にとってのロックンロールは一つの価値観なんだよ。いろんな価値観があるじゃん? 何でもありなんだよ。そんで、世の中にいろんな価値観が出尽くしてきた最後に、そのすべての価値観に外れちゃった人がいたとするとね、それって落ちこぼれってことじゃん。でも、そこに残された最後の価値観がロックンロールの中に存在するんだよ。」

「世の中のすべての価値観から外れた人でも威張れる何かがあるんだ。優しくもなくて、勉強もできなくて、女にもてなくて、お金もなくて、・・ってもう世の中の価値観を全部並べてくださいよ。で、すべてに×をつけられてもそんなヤツが輝く瞬間がある最後の価値観が。」

by 甲本ヒロト

今日は心がヘトヘトだったけど、奇跡的にブルーハーツ時代のヒロトのこの言葉に出会えた。
有り難う、ヒロト ! !



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