ふれる

別にあんまり人に言うことではないので言っておらず知られていないだろうが、
私は人から触れられることがきらいである。
きらいというより、だいきらいである。

幼稚園のときに隣の子と手をつなぐのがいやだったことを覚えているので
物心ついたときにはそんなだったと思う。
中学生のときには道ばたの人に当たるというのもいやだったが、
それは生きていくうえで避けられないことなのであきらめた。

手をつなぐ、とか、腕を組む、とか、心許した人じゃないと本当に無理。

距離の近い人というのはいる。
別にそれはこちらが後ずさるからいい。
しかし、こちらが後ずさってもなお、ずかずかと踏み込んでくるのはいかがなものか。

私がわるいのか、そうなのか。
2011年03月23日(水)

じしんのあとで

地震の日はお休みで家にいました。
元々は観劇のために横浜に行く用事があったのを、
体調が悪くてなかなか家を出なかったことが幸を奏しました。

家で横になっていたら、ゆさっと揺れて、慌ててTVをつけました。
少ししても揺れは止まず、ぐらっぐらと揺れて、
本棚からファイルや本がばさっと落ちました。

元気です。

職場はひどい有様でしたが復旧しました。

私自身はいつ死ぬともわからないと思って日々を過ごしていますが、
今は図書館の利用者やスタッフのことを守らなければいけないので、
そのことに頭と身体を使っています。

図書館が震災の有様だったので東京の状況がよくわかりません。
どうも普通みたいです。
私は食べ物が買えなくて困っています。

今は、家に1人でいるときが一番怖いです。
2011年03月15日(火)

水戸へ

ちょっとばかりの遠出で水戸に行ってきました。
家と仕事場と新宿の行ったり来たりの代わり映えのない日々で、
正直を言うと少しくたびれていたのです。
気分転換も兼ねて、大好きな後輩の仕事ぶりを見てきました。

ところで、水戸までの道のりは、

1.上野駅からフレッシュひたち
2.東京駅から高速バス

というのが常道だと思うのですが、ことりっぷ感を出したい私は
あえての常磐線普通列車延々コースにしました。
北千住から2時間乗り続けました。
道中、周りの人は総入れ替えです。

うれしい誤算は、その列車が偕楽園駅に臨時停車したこと。
元旦の原宿駅もそうですが、臨時停車の特別感たるや、なんとうれしいことでしょう。
駅員さんが話しているのが聞こえて気づいたんですが、
偕楽園駅はホームが一つだけで、いわき方面の列車しか止まらないんです。
小さな駅だから自動改札機もなし。
テンションが上がって、明らかに鉄の青年と一緒になって駅や電車の写真を撮りました。
駅では水戸の梅大使からパンフレットをもらいました。かわいかった。

偕楽園は梅まつり。
人はたくさんいるし、出店は出ているし、大賑わい。
空腹の私は出店でおやきを買ってもぐもぐ。
境内で猿回しをやっていたので、ちょっと覗いてみました。
地域のおまつりという雰囲気で楽しい。

そして、梅。
ウェブサイトに五分咲きってあった通りでした。
でも、五分咲きでもきれいです!
もう少ししたら、もっともっとすごいんだろうなー。
青空に梅の匂いがほのかにして、気持ちよかった。

偕楽園には竹林もあって、それはまた素敵でした。
梅よりも竹の方が好みかも。
(松じゃないのかっていう…)

水戸までは一駅。
水戸に着いたら、すかさず水郡線のホームへ。
ちょうど列車が来たところで写真を撮りました。
車体がカラフルでかわいい。

水戸の市内はそんなに見て回らず。
お約束の弘道館、それから県立図書館に行き、水戸二高の前を通って、水戸芸術館へ。
芸術館の不安定なタワー、市内からとても目立ちます。

まずは、現代美術ギャラリーへ。
「クワイエット・アテンションズ 彼女からの出発」という展示。
よくわかりませんでした。
ギャラリートークまでに行けば理解できたのかな。
ちなみに、客はほとんどいませんでした。

もし、行くのなら、イベントのある日に行くのがいいと思います。
ゲストがいちいち豪華です。また行きたくなります。
川上未映子のポエトリーリーディングなんかもう、本当いいな。

そして、ACM劇場。
お目当て、チェルフィッチュのゾウガメのソニックライフ。

俳優の言葉によって頭の中に組み立てられる風景と
目の前に広がる俳優の身体が織りなす風景とのせめぎあいだと思いました。
しかも、言葉はひらりひらりと翻ります。
発言したかと思えば、その発言を無効にする発言がおこなわれ、
観客は揺さぶられ続けます。
そして、最後に突きつけられる眼差しの問題に
観客である私は、はっとさせられて終わっていきました。

取り急ぎ、水戸の話。
2011年02月27日(日)

さびしいうれしいたのしい

先週の話です。

火曜日、お休みなのにスタッフから話したいことがあると連絡。
いいことではないと思いながら、新宿でお茶。

次の仕事が決まったから三月末ではなく、早急に辞めたいと言われる。
専門学校生の彼女の将来につながることなので快諾。
一緒にケーキを食べながら、仕事のことをあれこれ話す。
今度、飲みに行く約束。

次の日。
彼女のいないことでぽっかりと空いた穴。
仕事場の頭数ということよりも、私の心の問題。
寂しいな。

土曜日。
大学を出て、新卒の時の同期を除いて、最もご飯した友人の結婚式。
気兼ねなく誘うことのできた数少ない友人だけに、
お相手にとられた感があったのだけど(笑)、
式に行ったら、そんなのどうでも良くなっちゃった。
笑顔がたくさんで良かった。

とはいえ、飲み友達がいなくなったのは切実な問題(笑)

日曜日。
国立新美術館のシュルレアリスム展へ。
これ好き!という作品には出会えなかったけれど、

シュルレアリスムの歴史を丁寧に説明した展示なので、
興味のある人にはおすすめ。
会期が長いから勉強してもう一度行こうと思ってる。

それから、偶然おこなわれていた美大の卒展へ。
多摩美、武蔵美、女子美、造形大、日大芸術学部の卒展。
国立新美術館で卒展なんてすごい。
上手さというよりは勢いがあって面白かった。
何かを作るってすごい。

そのあと、妙にお高い夕食を食べてどぎまぎした。

寂しいこともあったけど、幸せで楽しい一週間だった。
2011年02月22日(火)

いす

2月ですね。

私はというと、それなりに元気にやっています。
本棚を買い足しましたが、それでもなお、うまく本を収納することができず、
あふれかえることこそなくなったけれども、本に囲まれて生きています。
特別、本をたくさん持っているわけではないと思うのですが…。
とりあえず、強めの地震が起きても生きていたいです。


「椅子が好きなんですか?」

この間、唐突にスタッフの一人に言われて驚きました。
もしかすると、仲間なのだろうかと期待を込めて返事をすると、
私が図書館で取り寄せた『椅子の文化図鑑』という本を見て、そう思ったらしいです。
別に椅子仲間ではありませんでした。
(参考→ http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4887217536.html)

椅子は好き。
できることなら、バタフライスツールは欲しいし、海外のものもいろいろ気になります。
ただ、家にいるのは自分一人であるという理性がまだ効いているので、
ほいほいと買わずに済んでいます。
それに、素敵な椅子は思いのほか高価なものなのです。

今は引っ越して最初に買った無印のソファが邪魔でなりません。
元から一番欲しかったカリモク60を後から買ったからです。
(参考→ http://www.karimoku60.com/)
欲しいものは「妥協するな」というのが、私の部屋における椅子問題の教訓です。

さて、無事に更新をしましたので、今の家にもうしばらく住むつもりです。
寒いことを除けば、駅から遠くもなく日当たりも悪くなく快適な部屋です。

今年は観葉植物とフロアランプが欲しいです。
ますます部屋の中が狭くなってしまいそう。
2011年02月01日(火)

そらいろのねこ / コギト