| mixiについて少し思ったこと ネットと人間の問題 |
ふとインターネットでニュースをみていると ITmediaにてmixiの代表取締役社長である笠原健治氏の インタビュー記事が気になったので紹介したい。
目指すのは「つながりたい人とつながる」仕組みの再構築。探したい コミュニティやユーザーがすぐに見つかるよう検索機能を改善するほ か、「日記を書かなくなるととたんに交流がなくなってつまらなくな り、mixiにログインしなくなる」という課題を解消したいという。 ITmediaホームページ、2008年2月9日閲覧 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/08/news013.html
気になるのは「つながりたい人とつながる」という点。 言い換えれば、「つながりたくない人とつながらない」仕組みを 構築していこうと笠原氏は宣言していることになる。 ここにはインターネットが開放性と閉鎖性を併せ持つという アンビバレントな性質を読み取ることができる。 そもそも、インターネットは開かれた場所だからこそ 人々の間に広がっていったのではなかったか。
ネット空間が現実世界のメタ世界にしか過ぎないのであれば 今後、その空間はますます狭まっていくだろう。 なぜなら、ネット空間に人々が求めるのは現実で成し遂げられなかった コミュニケーションの閉鎖とも言えるネットゴモリの状態だからだ。 「引きこもりたい」「繋がりたい」 二つの感情を内包する人間の欲望がSNSのような場を発展させる。 しかし、その場に人が多くなってしまえば現実世界とSNS空間は 同義に近づき、さらに異なる場へと逃げ込む。 この孤独への連鎖。 インターネットの問題のみならず、人間の問題にもなるだろう。
インターネット。 未知を求めていた人々が、今は既知に戻ろうとしている。 なんだか皮肉な話だ。
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2008年02月09日(土)
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