| トリツカレ男 |
演劇集団キャラメルボックスのクリスマスツアー 「トリツカレ男」の千秋楽に行ってきた。 原作はいしいしんじの新潮社の同名の作品。 キャラメル好きな後輩に連れられるようになってから 千秋楽を観に行くようになったのだが 最後の日と言うのはとかく熱い! 役者もスタッフも客も一つなのである。 皆からひしひしひしと熱さが伝わるのが楽日の良いところ。
ジュゼッペはいつも何かに「トリツカレ」てしまう。 仮面を作ることや三段跳び、 そして今度は街で出会った少女のペチカに。 ジュゼッペの恋はペチカを幸せにするために 思いがけない方向に「トリツカレ」ていく。
ところで、人が何かを好きになることは 「トリツカレ」ることなのだろうか。 きわめて受動的なこの表現は「好き」の気持ちが 主体と客体のどちらにあるのかに問いをたてる。 何かを好きになるのは私の気持ちだ。 しかし、好きになるという感情そのものが どこかからやってきてそれにトリツカレているとしたら…。 私が好きにとりつくのか。 私が好きにトリツカレるのか。 それが問題だ。
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2007年12月25日(火)
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