なかなか寝られなかった。
大切な人が事故に遭ったという事実。
記憶を失っているということ。
今すぐにでも会いに行きたいけれど、
会ってどうにかなる問題ではなく、
むしろ、何もすることができないわけで、
ただただ無事を祈るしかない。
深く考えれば、すぐに涙が出てくるし、
かといって、何をしていても考えずにはいられない。
彼女は1年をずっと一緒に過ごした友達なのだ。
2007年04月11日(水)

記憶

夜、先輩からの電話。
同期が交通事故に遭ったらしい。
幸いにも大きな怪我はしていないそうだが、
記憶が無くなったとのこと。
愕然とした。
こんなドラマみたいなことがあってたまるか。
「本当ですか」
思わず聞いてしまった。
嘘だと思いたいが、これは事実なのだ。
記憶喪失なんてお話の中だけのことだと思っていた。
まさか身近に起こるとは思わなかった。
無事であってほしい。
2007年04月10日(火)

蒲団

毎日、全速力はきついと気付く。
そんなに良い燃費してないからなー。
気持ちが知らぬ間に先走りしてしまうのは悪い癖。
自分の中ではほどほどに動いているつもりが
いつのまにかへとへとになっている。
私はバカなのか?

というわけで、一休み。
家でだらーっと本を読むことにした。
田山花袋の『蒲団』
いつかの先生がこの小説のことを
「好きな女の蒲団の匂いを嗅ぐ男の話」と
言っていたので、それはたいそうまずい話だろうと
覚悟をして読んだのだが、思いのほか面白い。

大学1年の時に『田舎教師』を読んだ時も
今と同じような気持ちになったのを覚えている。
先生も級友も皆、「つまらない」と言う中で
私だけが面白いと感想を述べた。
田山花袋は自然描写が良い。
私小説云々をさておき、私は好きだ。
何かが起きるのは面白い。
でも、何も起きない中での面白さってのもある。
2007年04月09日(月)

葉桜

また公園に行ってしまった。
既に季節は変わり始めていて、
桜は葉桜になろうとしているようだ。
確かに、自宅の前の桜も1日1日変化をしており、
新緑が始まっていることに気付かされる。

寺山修司が愛したこの新緑の季節を
数年ほど前から私も好きになった。
春の初めの靄がかったような季節を越え、
緑が芽吹く時、世界ははっきりと見え始める。
梅雨は雨が、夏は炎天の蒸気が世界を隠す。
世界は引っ込み思案なのである。
だから、この5月の一瞬の季節、
少しだけ顔を出す世界の輪郭に
私はそっと触れたくなるのかもしれない。

語り手論と芥川龍之介、『パルタイ』を読む。
(内容、作者、タイトルと書き方ばらばら…)
思考すること、少しずつ思い出してきた。
2007年04月08日(日)

パスタ!

お散歩。
桜見たい。外で本読みたい。
この2つの望みを果たすために公園へ。
ぼんやりと歩いて20分。
のんびりが心地よい。

本を読むのが目的だったが、
いつのまにか花見を楽しむ自分。
コンビニエンスストアで買った
どらやきと珈琲を飲む午後の時間。

はらはらと散る桜が雪のようできれいだった。

家に自分以外に誰もいない。
晩御飯をどうしようと考えた結果、
パスタにすることにした。
具材は適当。
キャベツと豚バラとアスパラガス、唐辛子。
少し作り過ぎてしまったけれど、
オイルソースのおかげか、とてもおいしい。
残り物でもなんとかなるものだ。
2007年04月07日(土)

そらいろのねこ / コギト