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2018年12月01日(土) BL漫画『帰っておいで』と、90年代の思い出

12/14 白泉社より発売の野球小説『ボス、俺を使ってくれないか』(著・中溝康隆)の表紙を描かせていただいてます! わー名誉!!

野球を軸に12人のキャラクターが織りなす群像劇です。とても軽妙な筆致で書かれており、球界の裏側まで知っている中溝さんだからこそ描ける内容でファンにはたまらないかと思います。中溝さんは、私もサッカー追っかけ時代に買っていた雑誌『ナンバー』やスポーツ新聞、文春オンラインなどにも寄稿されている新進気鋭のスポーツライターさんで、先日はツィッターで元巨人の清原選手にインタビューしたお話をされてました。すごすぎます。

PixivでBL漫画を連載してます。さっきお知らせメールが届いた。R-18女子に人気21位、やったー。

『帰っておいで』(第一話)


以前は外国を舞台に外国人のキャラクターを使って誰かが死んだり大きな陰謀に巻き込まれたりする話ばかり書いてましたが、これはごく普通の日常を舞台にした、たいして何も起こらない話です。日本人の主人公二人もこれといって取り柄がなくて、攻の方は人間的に若干クズも入ってます。それがまた、びっくりするようなクズですらないんですね笑 舞台だけは「こんな場所どこにあんだよ!」というぐらい理想化されてます。山あり海あり。丘の上に建つ桜並木のある学校。ははは。でもこれが今の私が描きたいものでした。最近また日本の芸人ブーム到来なので、『いろはに千鳥』や華丸大吉の『なんしようと』もしくはアイアンの『本日はダイアンなり』みたいな街ブラ級にゆるーい漫画。もし読んでくださった方が、「だから何だ?」という感想を抱いてくれたら、それ正解です笑 

舞台は90年代。第一話を描いた時は「今の若者は描けないから自分の青春時代を舞台にしよう」と安易な思い付きで決めましたが、なんと昨今90年代ブームが日本にもアメリカにも到来というじゃないですか。特にファッションですね。90年代ファッションリバイバルです! 個人的には洗練されてなくて(ダボダボしてて)好きじゃないんだけど、最近は見慣れて平気になってきました。ただ、大人の男のファッションではないんですよねえ。そういやキュロットスカートっつうもんを履いてたな、自分。

日本の90年代リバイバルファッション
米国版

そう、スパイス・ガールズなんてまさに90年代ファッション。今見てもこのPVは色あせないねえ


これを描きながらいろいろ思い出しました。中学三年の時、朝6時に女友達2人と家を抜け出してすすきのに行き、雑居ビルを探検して回ったり、同じく早朝、休みの日に自転車で豊平川沿いをひたすら海を目指して漕ぎ続け、到着したのは午後2時、そこから地獄の思いをして帰ったら帰宅が午後十時(中学生にとってはけっこうな冒険)。コンビニの公衆電話から夜遅くなってから家に電話したら、母親が予想していなかった優しい声で「無事に帰ってきなさい」と言いました。心配してたんでしょうね笑 あと、同じ友人と同人誌を作ると決意し、札幌市内にある同人誌専門でもなんでもない一般の印刷所を電話帳で調べ、地下鉄を乗り継いで行ってみたら見積もりで10万円と言われてションボリして帰ったこともありました(ろくな思い出がねーな)。漫画の風景を描いていると、ふとそんな記憶がよみがえってきたりして、それも楽しみのひとつです。

それこそ、当時の私は使い捨てカメラの「写ルンです」が大好きで、新聞配達で貯めたお金で一週間に一、二度の頻度で現像してました。まだ実家にあの写真はあると思います。今度帰国したらチェックしてみよう。今若者の間で「写ルンです」が流行ってるとか。私の場合は、味があるから好きだったんじゃなく、ただ一眼レフなんかを買う金がなかっただけですけど(もちろん携帯もなかった)

3話あたりから90年代描写に少し力が入ってきてます。すでに折り返し地点は通過しており、多分7話くらいで終わりです。次のエピソードは、12月21日から一週間休暇で家を空けるので、その前までに完成させたい!

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2018年11月22日(木) ヴィゴ・モーテンセン主演のGreen Book

ぼうっとしてるうちに一週間以上。

最近映画といえばネットフリックスでGOD'S OWN COUNTRY見たばかりでしたが、
今日、久しぶりに映画館に足を運びヴィゴ・モーテンセン主演のGreen Bookを見てきました。

とてもよかった……。


大きな賞を獲れば日本に入ってくるかもしれません。この映画のヴィゴなら主演男優賞の可能性はある! ↑まず見てください、この胸の厚み、というかぼてっ腹具合を! 腕っぷしの強い運転手兼用心棒役、それも下町で育った無教養なイタリア系のごろつき役というヴィゴのイメージからは程遠いキャラを演じるための、このプロ根性。年も取ったし体形も変わった(変えた)しで、アラゴルン役はもちろん、『イースタン・プロミス』のロシアンマフィア役を演じた人と同一人物とはとても思えません。ワイフビーター&トランクス姿でカミさんの横に寝転がる親父っぷりは、往年のファンにはわりとショックかと思います。
一方、彼の雇用主の天才ピアニストを演じるマハーシャラ・アリの教養と気品に満ちた振る舞い。ピアノの練習たくさんしたんだろうなあ〜。ストリートスマートなトニー(ヴィゴ)と、ブックスマートなドン・シャーリーの対比が面白く、二人の会話や駆け引きに観客は笑いっぱなしでした。これは二人が南部を巡るツアーの間に友情を築いていく姿を描いた実話に基づくロードムービーです。60年代、ジム・クロウ法により有色人種の公共施設利用が禁じられていた時代に、なぜ黒人のドンは差別がより厳しい南部に行くことに決めたのか。タキシード姿のエスタブリッシュメントたちは演奏会を催しながら、ゲストであるはずの彼に有色人種用のトイレやホテルの利用を強要する。ドンが不当な扱いを受けるのを目の当たりにしてカッとなり、なんでも暴力で解決しようとする単純なトニーに、「尊厳を失えば勝つことはできない」とさとすドン。

実話に基づいているということで、エンドロールで実在した二人の姿を写真で見ることができますが、アホ満載のトニー役をヴィゴが演じたことで、ただ単純なだけじゃなく、キケンな香りというか、凄みが出てます。are not をain'tとしゃべるような下町っぽさ(いわゆる教養のなさ)やイタリア語訛りも堂に入ってます。

しかもこの話、実はかなり萌える。劇中で「そういうことか」と腑に落ちるシーンがあります。
奥さん宛の手紙で、初歩的なスペルミス連発のトニーを見かねて、ドンが書くのを手伝ってあげるシーンが可愛すぎます。あと、手癖の悪いトニーが盗んだ石……この顛末にはかなりぐっときた。

ヴィゴが主演男優賞を獲ってくれたら日本で見れそうなので、そうなるといいなあ。ちなみに批評家の評価は大変よろしいようです。



さて明日は感謝祭です。さっそくターキーとマッシュポテトを食べました。4連休なので仕事をしつつ、できればもう一本ぐらい映画を見に行きたいです。





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2018年11月08日(木) 日記再開

大変お久しぶりです。仮にこの日記を読んでくれる方が何人かいたとしても、その顔ぶれはすっかり変わってしまっているかもしれませんね。最後の日記から一年半も経過してしまいましたが、LAでまだ生きてます。

この間にいろいろ心境の変化もありましたが、おそらく私の日本語力は数年前に小説を書いていた時と比べると格段に落ちてしまったと思います。最近、意識して耳できいた日本語を漢字で書けるか思い描いてみるんですが、ほとんど書けません笑 年も取ったので書けないどころか思いつかない日本語も多くて、もし小説をまた書く気になったらまともに書けるだろうかと心配です。でもこうしてまた日記を書くようになったら、忘れかけていた日本語を思い出せるかもしれません。

心境の変化、もうひとつは、もうあまり細かいことを語る気がなくなったことでしょうか。たいていのことは「まあ別にいいんじゃないか」と思うようになり、つまり俗にいう丸くなったということかもしれません。ツィッターでもあまりつぶやかなくなりました。

とはいえ、日々ニュースを見ていて思うことは多々あるし、何より米国で生活する中で感じることは色々あります。少し前まではツィッターで書いていましたが、今は何か物議をかもすようなことを書くと炎上するので笑 面倒くさい。炎上上等なんですが、実はさほど強い関心がないトピックで炎上すると時間の無駄だし、ツィッターはすぐ流れていってしまって、後で見返すことができないし、拡散していけばしていくほど末端で誤解を生んでしまうことも多いです。

というわけで、またこの日記に思うことを書いていくことにします。萌えに関しても書きますが、たぶん政治や文化の違いの話などが多くなると思います。


今はまだLAの南部で暮らしていますが、もう少しでビザ申請をし、取得できれば一時帰国予定です。しばらく日本でのんびりして、国内旅行しながら温泉でも巡りたい。もしビザが取れなくても、もうそろそろ帰国しようかな〜と思ってるところです。最近は日本、特に昭和文化が好きで、昭和に書かれた、あるいは昭和初期〜90年代あたりに焦点をあてた本を読んでいます。音楽も古い邦楽を聴くことが多くなった。週に3回プールに通ってるんですが、防水ipadで中島みゆきの『糸』からの『ファイト!』を聴いて水中で泣いたりしてます笑

現在描いているBL漫画も90年代が舞台です。日本の読者も英語版の読者も「一体この漫画は何が言いたいんだ?」と思ってると思いますが笑 まあ最後まで読んでもらえれば多分なんとなく、言いたかったことはわかってもらえるのでは……。別に言いたいことがあるわけでもない漫画です。

またそんな話も詳しくいたします。
ではまた。

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