12月2日、最高の漫才コンビを決めるM−1で、霜降り明星が優勝! 急にどうした、という感じですが、実は一年半ほど前から霜降り明星のファンでした。ラジオも聴いておりこれやこれやこれのような絵も描いてましたが、まさかこの25歳と26歳の若者が本当に優勝するとわ。ファンながら、上位3組に入った時点で「夢かこれわっ」と暴れてました。 優勝が決まった瞬間は、こっちは朝3時くらいだったと思いますが、近所迷惑も構わず叫んでました。でもどうやらお隣は休暇でいなかったようでラッキーでした。 どんなきっかけで霜降り明星が好きになったのかはサッパリ覚えてません。間違いなく粗品から入っていますが……ある頃から、「なんて描きたい顔と身体だっ」と思っていました。二人ともに言えることですが、美と醜がバランスよく交じり合っている、この感じが一番いい。積極的に二人の情報をググるようになったのは一年くらい前から。ラジオを毎週聴くようになり、二人のなかよし具合がたまらんくなり、LAにいながら関西ローカル番組をも気合でフォローするまでに。 この二人、売れる要素しかないと思ってますが、そのうえで若者らしいピュアネスと、�爐泙瓦海蹲瓩鮖�ってる。真心っていうのは辞書によると「偽りや飾りのない心。真剣につくす心」らしい。 二人の純真をご覧ください 巡り合うべくして巡り合った二人。すでにいろんなメディアで取り上げられていますが、若干ADHD気味笑で生活に困難をきたすレベルのせいやは高校時代いじめに合っており、一方の粗品は別の学校で人気者でしたが、その頃お父さんを失くしている。そんな二人が後に「青春そのもの」と呼ぶことになるハイスクール漫才で出会い、「めちゃくちゃ仲良くなった」(粗品談) 周囲からはいじめられているせいやの資質を「欠点ではなく個性」と認め、「こんな天才はいない」と誰よりも最初に見抜いたそっしー。ここにも若者の真心を感じるのは私だけですか。粗品はピン芸人として頭角を現し吉本のオーディションに合格、同志社大学を中退し芸に専念したところ、あっという間に結果を出していきましたが、オールザッツ漫才では若干19歳で優勝。これがその時の動画。初々しい。 観客席には千鳥や銀シャリ、ダイアンなど今第一線で活躍する芸人たちがいますが、今回のM−1でファイナリストとしてしのぎを削ったギャロップ、武智、かまいたちなどが観客席で笑って見ているのが面白い。優勝決定後、笑い飯の哲夫にマイクを向けられて、「ぼく成人したらスーツを着て漫才がしたいんです」と言ってるのが未来を予言しており、ドラマの筋書きのようですね。ちなみに、ナイツと清水ミチコのラジオ情報ですが、粗品という秀逸な芸名は、子供の頃からM-1の舞台を夢みていたそっしーの「妄想のM-1グランプリで3連覇した伝説の漫才師の名前」らしいです。妄想のキャラが自分となって、本当に優勝したという。 ちなみに、この時すでに胸中にはせいやと組むというアイデアがあり、当時は近畿大学に進学し教師を目指していたせいやを2か月に一度ご飯に誘い、「一緒に組まないか」と口説いていたそう。オールザッツで粗品が優勝する姿をテレビで見ていたせいやは、「こんなすごいやつとこれから組むんか?」と動揺し自転車で山に向かったというせいやらしいよくわからん後日談も。 そんな二人はいかにも新世代で、プライベートで二人で遊んだり誕生日にはお互いにプレゼントを買いあったり。日常生活では失敗続きのせいやを飴と鞭を駆使して支えるしっかり者の粗品ですが、実は泣き虫で、たまにせいやの方が生来の明るさでコンビを引っ張っていくところもまた魅力的です。 と、霜降り明星の説明はこのぐらいにして、ここからは題名の通り、「わが身に降って湧いた霜降り明星景気」について。 2017年に引き続き、今年もM−1ファイナリスト3組をを描いてみました。ツィッターに投稿したところ、これまでに5万5千ライクいただき、アカウント取得後放置プレイして稼働してなかった@Hitowa_Inchiki、3日で2500人フォロワーが増える! これを霜降り(&M-1)景気と呼ばずしてなんと言いましょう笑 そしてフォロワーさんやリツィートしてくださった方の中には芸人やテレビマン、プロの漫画家さんやイラストレーターさんもおり、光栄でした。言わずもがな、一般のお笑いファンの方からのフォローも大変嬉しいです。 しかし何よりも、2018年通してみてもmaxで嬉しい出来事が一昨日起こりました。 な、な、なんと〜! (今風のブログっぽく改行多め) 霜降り明星のお二人が、私のイラストについてラジオでコメントくださいました。 図々しくメールしてよかった…。開始位置をセットしてます↓ 2018年どころかここ5年ぐらいでも一番嬉しい出来事だったかもしれん笑 そっしーはファンやリスナーにハッキリ意見するタイプなので、怒られるんじゃないかとドキドキでしたが(まあ彼に口癖の「ムカつきますね〜」言われるなら本望か)、とてもやさしいコメントでした。せいやくん、粗品くん、どうもありがとう。 霜降り明星、明るい未来しか見えませんが、今後も応援していきます。 この二人の若者の行く末に幸あれ! ![]()
12/14 白泉社より発売の野球小説『ボス、俺を使ってくれないか』(著・中溝康隆)の表紙を描かせていただいてます! わー名誉!! 野球を軸に12人のキャラクターが織りなす群像劇です。とても軽妙な筆致で書かれており、球界の裏側まで知っている中溝さんだからこそ描ける内容でファンにはたまらないかと思います。中溝さんは、私もサッカー追っかけ時代に買っていた雑誌『ナンバー』やスポーツ新聞、文春オンラインなどにも寄稿されている新進気鋭のスポーツライターさんで、先日はツィッターで元巨人の清原選手にインタビューしたお話をされてました。すごすぎます。 PixivでBL漫画を連載してます。さっきお知らせメールが届いた。R-18女子に人気21位、やったー。 『帰っておいで』(第一話) 以前は外国を舞台に外国人のキャラクターを使って誰かが死んだり大きな陰謀に巻き込まれたりする話ばかり書いてましたが、これはごく普通の日常を舞台にした、たいして何も起こらない話です。日本人の主人公二人もこれといって取り柄がなくて、攻の方は人間的に若干クズも入ってます。それがまた、びっくりするようなクズですらないんですね笑 舞台だけは「こんな場所どこにあんだよ!」というぐらい理想化されてます。山あり海あり。丘の上に建つ桜並木のある学校。ははは。でもこれが今の私が描きたいものでした。最近また日本の芸人ブーム到来なので、『いろはに千鳥』や華丸大吉の『なんしようと』もしくはアイアンの『本日はダイアンなり』みたいな街ブラ級にゆるーい漫画。もし読んでくださった方が、「だから何だ?」という感想を抱いてくれたら、それ正解です笑 舞台は90年代。第一話を描いた時は「今の若者は描けないから自分の青春時代を舞台にしよう」と安易な思い付きで決めましたが、なんと昨今90年代ブームが日本にもアメリカにも到来というじゃないですか。特にファッションですね。90年代ファッションリバイバルです! 個人的には洗練されてなくて(ダボダボしてて)好きじゃないんだけど、最近は見慣れて平気になってきました。ただ、大人の男のファッションではないんですよねえ。そういやキュロットスカートっつうもんを履いてたな、自分。 日本の90年代リバイバルファッション 米国版 そう、スパイス・ガールズなんてまさに90年代ファッション。今見てもこのPVは色あせないねえ これを描きながらいろいろ思い出しました。中学三年の時、朝6時に女友達2人と家を抜け出してすすきのに行き、雑居ビルを探検して回ったり、同じく早朝、休みの日に自転車で豊平川沿いをひたすら海を目指して漕ぎ続け、到着したのは午後2時、そこから地獄の思いをして帰ったら帰宅が午後十時(中学生にとってはけっこうな冒険)。コンビニの公衆電話から夜遅くなってから家に電話したら、母親が予想していなかった優しい声で「無事に帰ってきなさい」と言いました。心配してたんでしょうね笑 あと、同じ友人と同人誌を作ると決意し、札幌市内にある同人誌専門でもなんでもない一般の印刷所を電話帳で調べ、地下鉄を乗り継いで行ってみたら見積もりで10万円と言われてションボリして帰ったこともありました(ろくな思い出がねーな)。漫画の風景を描いていると、ふとそんな記憶がよみがえってきたりして、それも楽しみのひとつです。 それこそ、当時の私は使い捨てカメラの「写ルンです」が大好きで、新聞配達で貯めたお金で一週間に一、二度の頻度で現像してました。まだ実家にあの写真はあると思います。今度帰国したらチェックしてみよう。今若者の間で「写ルンです」が流行ってるとか。私の場合は、味があるから好きだったんじゃなく、ただ一眼レフなんかを買う金がなかっただけですけど(もちろん携帯もなかった) 3話あたりから90年代描写に少し力が入ってきてます。すでに折り返し地点は通過しており、多分7話くらいで終わりです。次のエピソードは、12月21日から一週間休暇で家を空けるので、その前までに完成させたい!
ぼうっとしてるうちに一週間以上。 最近映画といえばネットフリックスでGOD'S OWN COUNTRY見たばかりでしたが、 今日、久しぶりに映画館に足を運びヴィゴ・モーテンセン主演のGreen Bookを見てきました。 とてもよかった……。 大きな賞を獲れば日本に入ってくるかもしれません。この映画のヴィゴなら主演男優賞の可能性はある! ↑まず見てください、この胸の厚み、というかぼてっ腹具合を! 腕っぷしの強い運転手兼用心棒役、それも下町で育った無教養なイタリア系のごろつき役というヴィゴのイメージからは程遠いキャラを演じるための、このプロ根性。年も取ったし体形も変わった(変えた)しで、アラゴルン役はもちろん、『イースタン・プロミス』のロシアンマフィア役を演じた人と同一人物とはとても思えません。ワイフビーター&トランクス姿でカミさんの横に寝転がる親父っぷりは、往年のファンにはわりとショックかと思います。 一方、彼の雇用主の天才ピアニストを演じるマハーシャラ・アリの教養と気品に満ちた振る舞い。ピアノの練習たくさんしたんだろうなあ〜。ストリートスマートなトニー(ヴィゴ)と、ブックスマートなドン・シャーリーの対比が面白く、二人の会話や駆け引きに観客は笑いっぱなしでした。これは二人が南部を巡るツアーの間に友情を築いていく姿を描いた実話に基づくロードムービーです。60年代、ジム・クロウ法により有色人種の公共施設利用が禁じられていた時代に、なぜ黒人のドンは差別がより厳しい南部に行くことに決めたのか。タキシード姿のエスタブリッシュメントたちは演奏会を催しながら、ゲストであるはずの彼に有色人種用のトイレやホテルの利用を強要する。ドンが不当な扱いを受けるのを目の当たりにしてカッとなり、なんでも暴力で解決しようとする単純なトニーに、「尊厳を失えば勝つことはできない」とさとすドン。 実話に基づいているということで、エンドロールで実在した二人の姿を写真で見ることができますが、アホ満載のトニー役をヴィゴが演じたことで、ただ単純なだけじゃなく、キケンな香りというか、凄みが出てます。are not をain'tとしゃべるような下町っぽさ(いわゆる教養のなさ)やイタリア語訛りも堂に入ってます。 しかもこの話、実はかなり萌える。劇中で「そういうことか」と腑に落ちるシーンがあります。 奥さん宛の手紙で、初歩的なスペルミス連発のトニーを見かねて、ドンが書くのを手伝ってあげるシーンが可愛すぎます。あと、手癖の悪いトニーが盗んだ石……この顛末にはかなりぐっときた。 ヴィゴが主演男優賞を獲ってくれたら日本で見れそうなので、そうなるといいなあ。ちなみに批評家の評価は大変よろしいようです。 さて明日は感謝祭です。さっそくターキーとマッシュポテトを食べました。4連休なので仕事をしつつ、できればもう一本ぐらい映画を見に行きたいです。
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