RPS『嵐が丘』に大きな進展がみられました。バッチをどこへ捩じ込むか、、、と書いていましたが、最良の解決策が見つかりました。 ![]() 性別&性格ともに、バッチ要素がいっこもなかったために気づきませんでしたが、世界に秩序をもたらす最後のピースか何かのごとく、エレンバッチがしっくりきました。 まず、前述の通り、バッチはマカヴォイ、Hiddles、ファスベンダー(予定)、ジュノー・テンプルと共演している。あと、たしかマーティン・フリーマンとも共演してたっけ? 彼がぼっちだったHiddlesとマーティンをリングに組み込んでくれるのです。 そして、『嵐が丘』は女中エレンが、部外者のロックウッド氏に語ることによって全容を明らかにする物語ですが、ロックウッド@マーティンとの絡み、どこかで見た気がするな。 エレンはジェームズ@キャシーにとっての重要な相談相手ですが、二人のリアル友情を知っているとここでもうっすら萌えることができる。 どうですか、このエレンバッチわ。ただひとつ問題があるみたいなんですよね。やべっ ベニー男だった。 女性化、女装、女中から下僕に変更、など考えましたが、下僕というのはバッチの格調高い佇まいを思えば難しいです。それに、迷走しまくる男たちをこの女性キャラが生温かく見守っているという構図が面白いので、安易に男性化はしたくないんですよね。今、何か方法はないかと模索してます。いくつかアイデアがあり、逆にこのおかげで、ちょっと面白い展開にできるかもしれない。 さて、ヘアトン役の候補にいろんなご意見をいただきました。ありがとうございます! いっそヘアトン役のオーディションをやりたいくらいです。ブルーアイズつながりでジャレッド・レト、ジョナサン・リース・マイヤース、ギャスパー・ウリエルというご意見をいただきました。どれもヘアトン役見えますね〜。ただ、ブルーアイズだから仕方がないんだけど、ちょっと美しすぎるって気もするんですよね。そういう意味では、マカヴォイが強烈なブルーアイズの持ち主でありながらあくまで雰囲気が素朴なワーキングクラスっぽいところは何の間違いだって気もしますが笑 薄い口唇とそばかすのせいかな。 ジェームズの一人二役だと、キャシー亡き後もFassAvoyできていいぞ、とのご意見も。それは美味しい(^曲^)v でも、そうすると原作の流れに沿っていくなら不都合な箇所が出てきてしまうのです。特に私が一番気に入っているラストシーンが実現できなくなってしまうんですよね。 トビー・マグワイアーは選択肢のひとつかもしれません。ブルーアイズだし、ジェームズとどことなく共通点があるし、素朴な中に可能性の匂いがある。ただ、↓写真は若いですが、現在はちょっと年齢がいってますね。それと、ファスベンダーとの絡みが想像できない。この中の誰か一人とでも共演していたらいいんですが。 ![]() ところで、私はふと昨日、中学3年生の時に作った詩とも呼べないものを偶然見つけたのですが、それがまだ見ぬ『嵐が丘』のハワースを想像して書いたものだったので、ちょっとびっくりしました。自分で描いた風景画に添えて書かれていたものです。で、その絵の方はドヘタにつき、お見せできませんが、詩はこういうものです。 雨と霧 音もなく霞む群青 その向こうに、エミリー・ブロンテがいるような気がした 出来はともかく、私が一番驚いたのは、原作を読んだこともないし、ましてやハワースへ行ったこともない中学生の自分が、この詩を書いた時に思い描いていた、『嵐が丘』とハワースのイメージは、原作を読み終わり、実際にハワースも訪れた私が今抱いているイメージと、ほとんど違いはいない、ということでした。 中学生の小娘笑 の想像力は必ずしも愚かしいものではないようです。 あらすじはまた、part.2もまとまりしだい上げるとします。 最近動画インタビューにも手を出し始めているのですが、このマカヴォイは可愛いですなあ……。 ビール飲み倒してるし。Tranceの写真を見て「トップシークレットなのにどこから取ってきたの!?」と言ったらグラハムが「インターネット」と言ったところで爆笑でした。 しかし彼のアクセント! なんてセクシーで聞きづらいんだろうヽ(`Д′;)ノ この前に同じスコッツであるジェラルド・バトラーのしゃべくりを聞きましたが、ずっと聞きやすかったです。 X-menの話で、チャールズは(こめかみに手を当て)「よし、お茶が欲しいんだな」と思うだけ、たぶん相手にお茶を注がせることもできるけど、というくだりで、ジョン・ビショップに「じゃあ、きみはただの奥さん役だな」と言われる8:00あたり、最高です。 あと9:00のアンジーとの絡みの話。"How's Brad and kids by the way?" 笑 でもなんといってもいいのは、アーサーズ・クリスマスが3D映画ということで過去の3Dバッシング発言をつっこまれる12:40のあちゃ〜っという顔!! その後、自分の発言を引用されているのを聞いている時の笑ってる顔!! 最近、ウェイトをつけてる役柄が多くてそっちに慣れていたけど、これは去年のTrance撮影中のインタビューなんですね。痩せてる彼、きれいだなあ……。 実はこの続きはまだ見ていないので、そっち見たらまたごたくを並べます。 >ここ子さん >『嵐が丘』素晴らしい*≧∀≦*ですね。大好きな俳優さんばっかりジュノ・テンプルちゃんも好きです。ジェームジーと並ぶととってもsweet だろうな。 ジェームジーとジュノ、確かにカップルとして想像すると可愛すぎますね笑 でもジェームジーは思い切りかわいい若妻を裏切っている、とww >原作もよみます! ぜひぜひ! いろいろな出版社から出てますが、岩波版は良いと思います。新潮出版から出ているものは、悪訳がバッシングされているようです。 >ななしさん >相関図眺めるだけでもメッチャ楽しい♪朝からワクワクして来ました。 ありがとうございます♪ 私も相関図をあれこれ思いながら作るのが楽しかったです。 >Fanさん >ゲイ版に置き換えられる事で原作で曖昧だったところがクリアにあぶり出されてくるようなところもあるようなで、これは凄いわと唸っております。 いつのまにか男ばかりの嵐が丘になってますが、意外にしっくりはまるような気がするのは、E・ブロンテが尋常ならざる感覚の女性だったからでしょうね。姉シャーロットも、妹が死んだ後で、「(作品が不道徳なのは)荒野育ちの妹の気質のせいだ」と言っているようですね。 >母性の不在。仰せの通りで。原作論としても見事です。さすがジンさんです。 ありがとうございます^^ もし母親がいたら、キャシーはあんなふうにはならなかったでしょうね。どのキャラクターにも共通する、ある種の分別のなさは、母親の監視の目がなかったからのような気がしてなりません。 >なんでもありな現在ならともかく当時という時代を考えたり、またあんな寒村からほとんど外に出た事が無い人が書いたとは思えない、突然変異的な異質感があり 突然変異、まさしくです! 『嵐が丘』が面白いのは、悪を悪として裁いていないところだと思います。善良な人間も、堕落した人間も、みんなふくめて人間はこんなもんだ、というさっぱりしたところがありますよね。 >今回ゲイ版って事でより暗黒度やアブノーマルさが増す事を考えると途方もない可能性(?)を感じさせるものがあり 当時では書けなかったセックスの描写も、現代のゲイ版でならできるというものです笑! >ファス=ヒースクリフにまだ完全にフィット感が無いとのお話でしたが、ジンさんのUPしてくださった相関図で自分には凄くいい感じに想像できてしまってます;D そうですか^^ どうも彼だと、品がありすぎる気がするんですが、彼のような役者なら、粗野な男の役もばっちり演じてくれそうですね。私もだいぶ、彼のヒースクリフ役に慣れてきました。 ところで、原作の引用について、あれはヒースクリフが不幸にも聞かずに出て行ってしまった場面では、とのご指摘、その通りでした! あの台詞を完全に聞いていたら、運命は違っていたんですもんね。イザベラに求婚するというくだり含め、ちょっと曖昧なので、もう少し整理しようと思っています。 >目が碧いって事でジョナサン・リース・マイヤーズは?って思ったのですけど、彼は美し過ぎ&キャラ強過ぎですかね。 なるほど、ジョナサンという手が! でも確かに美し過ぎというところはありますね。ジャレッドの方がまだ、無精ひげなどを生やせばヘアトンの素朴さに近づくかな? そう、ジャレッドはとてもきれいな青い眼です^^ ハワースですが、もう一度行きたくなってきました。今度行くとしたら、ブロンテ博物館などもじっくり見学しようと思います。 >むつりんごさん こんにちは、メッセージをありがとうございました^^ >ジンさんのゲイ版嵐が丘が本当に素敵で原作を知らないながら、美しい男たちが繰り広げる愛憎劇に激しく胸ときめかせておりま 嬉しいです(^曲^)v もともと、150年にわたり女性たちに読みつがれてきた英国文学の傑作ということで、ゲイ版愛憎劇にしたところで面白くないわけがないんですよね。また、英国の閉鎖的な田舎が舞台だからこそ、ひそかに男同士の愛が燃え上がっているという状況に説得力があるような気さえしてきます。 >これを機に嵐が丘を読んでみようかと思います(すでにアマゾンをポチリと)。もちろん、ゲイ版のキャスティングを思い浮かばせながら(笑) もうぜひ、ゲイ版でご堪能ください! まあ、ちょこちょこご自身のお好きなキャスティングに入れ替えたりしつつ笑 >それにしてもこれ本当に映像化しないのでしょうか…世にも(女子的に)眼福なドラマになること間違いないですよね〜。本気で見てみたい。 私も映像で見てみたいです。エドガーとロックウッド、はまるだろうなあ……エレン@女装ベニーも笑 >pataさん こんにちはpataさん^^ >今回もまた猛烈に想像力を刺激するエントリありがとうございます 想像力をより刺激するために、今度、3月に嵐が丘の舞台、エミリー・ブロンテの故郷で撮ってきた写真を、もう少し載せておく予定です(^曲^) >嵐が丘は未読ですが絶対読みます、その相関図見ながら このエントリー自体がネタバレになっちゃっていて申し訳ないです。勝手なアレンジも多々あるのですが、男女版(笑)も間違いなく面白いです! >アトンにギャスパー・ウリエルどうですか?マーティンにもHiddlesにも届きませんが、ヴァンサン・カッセルの異母妹と結婚していたことがあるらしいです。 彼の写真を拝見しました。ハンニバル役を演じた方だったんですね。ハンサムで素敵で見とれてしまいました〜。ヴァンサンと接点があるの、重要です笑 ここまで横のつながり(=共演)があるので、今更まったく関係のない人は入れられない感じです。ただ、少し美形過ぎるかな? でも佇まいがいいので、候補リストの上位に入れておきます。
一昨日は、用事が入ったためにタイトルだけつけて放置してしまいました。 TDKRとかアベンジャーズとかいろいろ見たり、マカヴォイ映画も着々と制覇(´-`)してますが、まず恒例の『嵐が丘』妄想 素晴らしい原作を読み返してゲイ版『嵐が丘』かなり見えてきました。形にするかはまだわかりませんが(なんせ、また役者をそっくりに描いていくとしたら、このプロジェクトに数ヶ月費やすことになりますが、他にも描きたい/書きたいものはいっぱいあるので)、私の脳内ではオリジナル設定含め、勝手にとばっちりキャスティングされた役者たちは活発に動き始めてます。 ![]() 凶悪だなあ笑 いまだに、ヒースクリフ役はファスでいいか迷っています。リントン役は『リトル・ダンサー』の主演で有名のジェイミー・ベルです。彼はジェームジーともファスベンダーとも共演しています。ヒンドリー役はヴァンサン・カッセル。いきなりフランス人ですが、眼の色がジェームジーと似てるし、二人とも眼力あるし、零落れる役得意だから。彼もジェームジーとファスベンダーと共演しています。イザベラ役は『つぐない』で、ロージーだっけ? バッチに襲われる女の子を演じたジューノ・テンプル。夢見がちな小娘の顔と、こうと決めたら行動力がある役柄を好演しそうなところを買いました。彼女はジェームジーと共演。マーティンとHiddlesは他のメンバーとちっとも絡んでいないんですが、それも時間の問題だろう この数日、ヘアトン役を演じる男優をがんばって探していますが、見つかりません。血筋がよく人として立派になる素地もあり、美形なのに、教養がなく育ちが悪い、むっつりとした表情が似合う、マカヴォイ&ヴァンサン・カッセルと同じ眼の色をした若者で、マーティンとHiddlesと接点がある、という奇跡のキャスティング情報、お待ちしています。え? カンバーバッチ? いろいろ条件満たしてるけど肝心なヘアトンの要素一切ないっヽ(`Д´;)ノ 他にも候補はいましたが、ヒース・レジャーがブルーの眼で、存命中であればぴったりでした。Hiddlesをぼっちにしないため、兄貴飛び越えてのリアム・ヘムズワースというのもありかと思いましたが、ちょっとたくまし過ぎる。10代のジェイク・ギレンホールもかなりいい線いってます。ブルーアイズだし、ヘアカラーも二人に似てるし、カッセルの息子(母親要素混じっての…)といってもそれほどヘンじゃない。ヘアトンはジェームズ・ディーン路線でいい気がするんですよね。ジェームズ・フランコはディーンに似てるけど、眼がブルーじゃない(`曲´;) ![]() ![]() 、、、と、強引に進めていますが、『嵐が丘』をご存知ない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。ぜひこの機会(!?)にゲイ版キャスティングを踏まえ、お読みになることをお勧めします。私が読んだのは岩波文庫版のこちらです。当時すでに、「ページを捲る手がとまらない」的な評価を得ていたようですが、貪るように読んでしまうのは150年以上経った今も同じです。発表されてまもなく作者のエミリー・ブロンテは亡くなりましたが、その後も、専門家たちは19世紀の間は道徳的にいかがなものかという議論に明け暮れ、文学的価値に着目されたのは20世紀に入ってから、とのことでした。そのくらい、異様な物語です。19世紀に、20代の女性が、このような復讐の物語を書き上げたということが信じられないくらいです。『嵐が丘』は何がすごいかというと、一人か二人の登場人物を除くと、主人公の二人を筆頭に、ほとんどのキャラクターのモラルがとても曖昧なのです。ロックウッドと語り手エレンを別にすると、心から同情できるキャラはせいぜいエドガーくらいでしょうか。復讐の物語でありながら、勧善懲悪ではない、それでいて結末は説得力に満ちてカタルシスがあります。 個人的な感想ですが、『嵐が丘』は一貫して母親が不在していて、それはある意味で女中で語り手のエレンが担っている特性でもあるのですが、これは物語の展開において決定的な要素だと思えてなりません。キャシーは生まれてすぐに母親を失くします。イザベラとエドガーも母親を失くすし、ヘアトンも母親を失くすし、イザベラは途中で退場となり、物語に彼女の息子であるリントンが登場する段には死んでいます。キャシーはお産で死亡し、当然娘キャサリンの母親もいません。この物語には、一切母親が出てこない、それは、作者のブロンテが、3歳の時に母親を失くしていることと無縁ではないはずです。母親のぬくもりの欠如が、『嵐が丘』の殺伐とした雰囲気を生み出しており、その雰囲気はゲイ版だとより濃厚に表現できそうな気がします。 ここからは、ネタバレを踏まえたRPSゲイ版のストーリー展開です(^曲^) まず、マカヴォイをキャシー役に配したのは、みなさんはたぶんご存知ないでしょうが、ただ単に私がファンだからです。……そんな冗談は抜きにして、けっこうハマると思いませんか。男版キャシーは、名前をそっくりそのまま変えてジェームズで。原作では小悪魔です。甘やかされたお嬢さまでありながら、父親が何の気まぐれか、ある晩道端で拾って連れ帰ったヒースクリフと運命の出会いを果たし、身分の違いを越えて惹かれあいます。ジェームズとヒースクリフは義兄弟として育てられますが、甘やかされているジェームズは気まぐれで、むらっ気があり、すぐに不機嫌になるし、ヒースクリフをいじめたり、無視したり、かと思えば突然甘えたり、しゃべり倒した挙句にふっつりと黙り込んだり、とにかく情緒不安定で難しくて父親も兄も手を焼きます(マカヴォイも15くらいまでひじょうに情緒不安定だった、とのこと)。彼が小さい頃に大病したせいで、ふたりはとても過保護だという設定がいい。そしてどこか、ジェームズのご機嫌をいつも伺っているようなところがあり、つまりジェームズは生来の支配者です。ヒースクリフだけはジェームズに遠慮しませんが、二人は妙に気が合って、それほどひどく衝突し合うこともなく、毎日一緒に荒野を駆け回っては小さな秘密を共有します。二人が小動物を虐待したり、意味もなく殺傷するような悪魔的な行為で、絆を強固にしていく場面を入れたいですね。ジェームズの行為にヒースクリフはついていく。「おれがそんなことで物怖じすると思ったのか? おまえから眼を逸らすとでも?」ジェームズはヒースクリフの残酷さにぞくぞくしながら、惹かれるわけ。そのエピソードで、興奮したジェームズが彼に衝動的にキスをしてもいいですね。彼はよく興奮します。 でも、兄ヒンドリーは、孤児でありながら父親と弟の心を掴んでいくヒースクリフに我慢がならない。弟はアーンショー家の事実上の支配者でありながら、その心は余所者で不遜なヒースクリフに傾いていることが、ヒンドリーにはわかる。で、彼を陰湿にいじめる。父親が自分よりヒースクリフに眼をかけるので、底意地が悪くなってしまっている。ヒースクリフの中に最初に復讐心が芽生えるのも、この頃。 まもなく、父親が病死し、ヒンドリーが家督を継ぐ。そこで、彼はヒースクリフをもとの下僕の地位に貶め、弟との身分差も明確にするため、もう遊ばないように言いつける。でも二人はヒンドリーの眼を盗んでこっそり会い、一緒に荒野で過ごす。子供の頃のまま、身を寄せ合って何時間もしゃべらずに過ごすことも。やがて二人は思春期を迎えて、そうさ、性の目覚めだ(´-`)ノ どちらともなく欲望を抱くようになる。でもお互いに、その気持ちは言い出さない。 それより少し前に、ジェームズとヒースクリフはスラッシュクロスのリントン家のエドガーと出会っている。いかにも良家の息子という感じの、穏やかな性格で容姿も美しいエドガー。エドガーにはイザベラという妹がいる。エドガーはよく嵐が丘のアーンショー家に遊びに来るようになる。妹はまだかなり小さいが、ジェームズはイザベラをしょっちゅう泣かせて楽しむ。ヒースクリフと弟を引き離すことは所詮無理だと感じていたヒンドリーは、弟にもう一人、ふさわしい友達ができたことで、この頃からあまりヒースクリフとの関係にはこだわらなくなる。 で、十代半ばから後半にかけて、彼らは四人で過ごす機会も増える。育ちのいいお坊ちゃんのエドガーには、ジェームズの突拍子のなさや大胆なところや、人懐こさが新鮮に感じられる。4人でいる時、ジェームズは言動で彼らをめちゃくちゃ振り回す。心配する兄貴をおちょくって怒らせ、エドガーには挑戦したり、ヒースクリフのことはその場にいないかのように無視したりする(後半で、彼は発狂するので、不安定な兆しが散りばめられている)。ヒンドリーは内心「もーこいつ死ねばいいのに」と思ったりもする笑 エドガーはジェームズのせいでゲイに目覚めるようなもの。もちろんヒースクリフも、ドイヒーな気分にさせられながら、今すぐ兄貴と間抜け面の坊ちゃんが見えないところに彼を連れて行って抱きたいと思っている。 ただこのあたりは、どうやってエレンが知るかどうかなんですよね笑 で、ここで原作にはない事件が起こる。ヒンドリーは酔っ払うとたちが悪い。普段からねちねちヒースクリフを虐めているけど、ジェームズがいない場所で肉体的に虐待もするようになっていく。ある晩、酔っ払ったヒンドリーは、反抗的なヒースクリフに暴力を振るっているさなか、彼に屈辱を与えるためにフェラチオを強制する。そんな調子で、ヒンドリーはたびたびヒースクリフを性的に虐待するようになる。ヒースクリフは「いつかおまえに復讐してやる」と言う。 その様子を、女中のエレンが目撃する。たぶん当時は同性愛は違法なので、自分の主人の堕落ぶりにはびっくり仰天。これはひとつのターニングポイント。普通、主人や家の男は女中に恋愛の相談なんてしないはずなので、ジェームズを男にした場合、原作と違ってどうしてもエレンとの間に壁ができてしまう。でも、エレンは兄とヒースクリフの罪深い関係を知ってしまう。このことがいずれ、エレンを男たちの秘密の同盟関係に招き入れる。 ヒースクリフは、もともとモラルが欠落していたところに、ヒンドリーにそんな関係を迫られ、ますます世間体や常識がどうでもよくなる。彼はジェームズに、もはや後ろめたさも感じずに欲望を抱くようになる。彼の心はあくまでジェームズに誠実だけど、ヒンドリーを苦しめるために、ジェームズを盾に取る。ヒンドリーにしかわからないやり方で、ヒースクリフは弟を欲望の餌食にしようとしていることを知らせて楽しむ。ヒンドリーの前で思わせぶり激しく弟に触れたり、後姿をじっと眺めたりする。弟のことは心から愛しているし過保護なほどなので、ヒンドリーは戦慄を覚える。最初の形勢逆転の兆し。 ヒースクリフはしたり顔で、「おれに求められたら、あんたの弟はたぶんノーとは言わないだろうな」と兄を脅す。ここから出ていけ、というヒンドリーには「そんなこをとしたら、ジェームズは一生あんたを許さないぞ」と返す。 ところが、ジェームズの方は家の人間が、自分に対して秘密を作っている空気を感じ取る。エレンにたずねるが、彼女も口を割らない。兄のみならず、ヒースクリフが自分に秘密を作り、兄とこそこそ目配せしあっているような様子に傷つく。ジェームズは塞ぎがちになり、ヒースクリフが触れようとするとその手を払い除ける。彼はエレンに事情を問いただし、彼女が意図せずくれたヒントによって、兄とヒースクリフが性行為に耽っている場面を盗み見る。めちゃくちゃ傷つき、その晩のうちに衝動的に馬で荒野に飛び出してしまう。 天候が悪く、彼は途中で落馬する。動けないところに現れたのは、エドガーだった。嵐が丘の召使がジェームズを探しに屋敷までやってきた。事情を聞いて、いてもたってもいられず、エドガーも捜索に加わった。ヒステリックなジェームズを穏やかになだめるエドガー。彼の落ち着き、優しさにはじめて安らぎを見る。ヒースクリフに感じるものとは違う安らぎを。 エレンに事情を聞いたヒンドリーもショックを受ける。その一件以来、ジェームズとヒースクリフの間には、ジェームズが築いた壁ができる。彼は兄にも心を開かなくなり、その一方でエドガーとは急接近する。その頃から、エレンには「彼と一緒にいると、とても落ち着くんだ」と話すようにもなり、秘密を知っている者同士、彼女とは兄とヒースクリフの関係や、男である自分がエドガーに惹かれていることなども、ぽつぽつ相談するようになる。もともと、エレンは乳母だったので、「おまえは、このおれのことは何でも知ってるだろう?」 ジェームズは落馬事故のせいで、脚をかばうようになる。彼は昔から肺も丈夫ではなく、自分が嵐が丘を出ていくことができないことに薄々気がついている。アーンショー家は財産もさほどないし、戦争へ行ったり、外の世界で勉強することも難しい。 ジェームズはリントン家に足繁く通い、イザベラとも親しくなり始める。イザベラは、ジェームズの本性を知らず彼に惹かれていく。 ヒースクリフはエドガーを憎むようになる。「お前があいつに何を求めてるか、おれはお見通しだぞ」と脅してあくまで体裁を保とうとするエドガーを傷つけたりする。 ヒースクリフはジェームズの心を取り戻したいが、空回りするばかり。 エドガーはヒースクリフと衝突し、もはや彼との関係は修復できないことをジェームズに告げ、心が折れそうになりながらも、「ヒースクリフの言う通りだ。ぼくはきみを求めてる」と告白してしまう。 その日は返答を保留したまま、嵐が丘へ戻るジェームズ。で、原作にある通りの展開。エレンに事情を告げ、エドガーと一緒にいるために、妹のイザベラに求婚しようと思っている、と話す。エレンはばかなことはしないように、と諭すが、この話を、ヒースクリフが聞いてしまっている。 (原作より)ジェームズ「この世でおれの大きな不幸はヒースクリフの不幸そのままだったし、おれははじめからその一つ一つを見つめて、感じ取ってきたんだ。この人生で心の中心にいるのはヒースクリフだって。たとえほかのすべてが滅びても、ヒースクリフさえいればおれは存在し続けるし、すべてがそのままでもヒースクリフがいなくなったら、宇宙はひどくよそよそしいものになって、自分がその一部だとは感じられなくなるだろうな。エドガーへの愛は森の木の葉っぱみたいなもの――冬に木の姿が変わるように、時が経てば変わるのはわかってる。ヒースクリフへの愛は地下で変わることのない岩みたいなんだ。 ヒースクリフと一緒になったら、おれたち二人は乞食みたいに貧乏になる。エドガーの求めに応じて、イザベラと結婚すれば、ヒースクリフを助けて兄さんから解放してやれる」 これを聞いたヒースクリフは、その晩のうちに屋敷を出ていき、姿を消す。 もう疲れました(`曲´)。続きはまた今度。これでもだいぶはしょってます笑
>Fanさん こんにちはFanさん、今回は珍しくレスがすばしこいです(^曲^)v >ビーグルちゃんのお腹の辺りの描写が見事で(さすが犬好きでらっしゃるなあと)感触まで分かるようなで あのお腹、うちで飼っていたシーズー犬と同じ構造(笑)なんですよ〜。犬種によってお腹まで毛が生えているのもいますが、シーズーもピンクの地肌が出ていて生温かいんです。腹感触はうちの駄犬の一番の長所でした。 >それから、引き続き『嵐が丘』ゲイ妄想話、楽しみにしてます;D 今は、ヘアトン・アーンショー(ヒンドリーの息子)とリントン(ヒースクリフの息子)の配役を考えています笑 ヘアトンの方は、Fanさんもお好きな、BoBのドク役の俳優さんなんかよさそうでしたが(名前忘れた)、彼ももう年齢的にヘアトン役は無理かな? >今の(ハリウッドの?)男優さんってかわいい(美しいだったかな?)か元かわいいって人ばっかりでファスベンダーみたいな真に男っぽい人が居ないと。 彼は撮影に葉巻(?)くわえてバイクで乗りつけてくるようなワイルドさがあって。何日もシャワー浴びなくてもOKって人だから。ってな話でした。 この情報がえらくツボりました! 葉巻くわえてバイク、なんだそのベタなワイルドっぷり…! ウルヴァリンかw 何日もシャワー浴びない臭ファスもますますエロいですなあ(´Д`;) 私は、Dangerous Methodの打ち上げ? パーティで、禁煙(ホテル)なのに葉巻を吸って怒られたというようなワイルドネタを教えてもらいました。コリン・ファレルはそのうえ、ホテル(リッツ・カールトンだったかな)の高級家具にタバコを押し付けて消してましたが。 >ヒースクリフ映像原体験は小さい頃にたまたまTVで見たローレンス・オリビエがやったヒースクリフ いわゆる、白黒時代のものですよね? 母のコレクションにありましたが、まだ見ていません。見てみようかな。 >ベニーがSherlockで一躍注目を浴びての一部のファンの熱狂に多少戸惑っている風な事が書かれているのですが、この中でベニーの話として こちらの記事、ありがとうございました。他の記事もちょうど併せて読んだのですが、SHと作品賞を争っている作品のことを「くそつまんねえ」と言ったりしたことで、英国ではバッシング受けてるらしいですね。Fanさんが教えてくれた記事の中でも、舞台に毎日来るファンに「変じゃない?」と率直に言ったことなどが書かれてましたが、バッチがマカヴォイと友達な理由がよーくわかりました笑 少し前のインタビューで、現首相をデブで無能なトーリー主義者、というように扱き下ろしたとか。二人とも率直で、頭が切れる反逆児タイプですね。 そして今回は、バッチの方からマカヴォイの話が出てきて愉快でした(^曲^) >マカヴォイがロンドンのレスタースクウェアを歩いていた時に突然でっかい男に持ち上げられて舐められた 比ゆではなく、舐められているところが笑 その後に続く「彼が小さいからでも舐めやすいからでも、彼の頭がロリポップだからでもない」という発言も最高です。 二人の友情も今後も恙無く続きそうですね笑!
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