イブラ/マクス、一部の方に(=フットボールファン)好評で良かったです ミラン戦の後でモウリーニョとイブラがタッグを組んだので、もうイブラへの愛情はすっかり冷めましたが、ペアとしてマクスとイブラは 永遠 です。thumb upボタンからのご感想もありがとうございました^^ 英国旅行の話も相変わらず後回しになってますが今日は意外なことを書こうと思います。 英国で舞台を見てきたきっかけで気になっていたWOWOW放送の『オペラ座の怪人』25周年記念公演を見たのですが……西洋文化の精髄を見た。とにかくぶっ飛ぶほど良かったのです。演者、舞台装置、演出、もちろん歌唱力や演技力、カメラワークに至るまで圧倒されましたが、これが世界各国で生中継されたなんてすごいです。公演は二日間だけだったとのこと、生で観賞された方は一生の思い出になったでしょうね。 ブルーレイで日本語版も発売されているのでmust buyです。映画版も大ヒットしましたし、先日は素晴らしいTVシリーズがあると教えていただきましたが、ちょっとでもオペラ座〜が好きという方には、この傑作はオススメします。 カメラで抜かれるので映画役者並みに表情の演技力などにも気を遣ったかと思いますが、ファントム役のラミン・カリムルー@若干ヴィゴ似もう最高でした。クリスティーヌに口づけされるシーン、そして一度去ってから戻ってきた彼女をふたたび見出すシーンの、どこか無垢にすら見える表情、何度見ても泣けます。 つい先日も書いたことではありますが、見れば見るほど味わい深いというか、よく練られた構成ですね。本来、良いシナリオは無駄がないことはもちろん、すべての構成要素が合理的に結びつき合って化学反応を起こすようでなければなりませんが、キャラクターのセリフ(ここでは歌詞)のチョイスや行動が総じて実にうまく対話できています。良いストーリーというのは、辻褄を合せるためにイベントを並べるのではなく、すでに完成されたストーリーのビジョンがあって、そのもっとも特徴的、抽象的な場面やセリフを抜き出すことによって成立するのが理想です。そういう意味では、このミュージカルは登場人物一人一人にちゃんとストーリーがあって、それがバックグラウンドとして透けて見えるところが素晴らしいです。ファントムやヒロインの生い立ちなどはその大部分が想像の領域を脱しないのですが、過不足なくキャラクターが伝わってきます。 ちなみに、このファントムも感情機能に障害がある、シャーロックやスポックやエリックの系統ですよね。カタルシスは、口づけのシーンとなんといってもクリスティーヌが一度戻ってくるシーンでしょう。ただ、オペラ座〜の場合は、ちゃんと(?)お相手が女性でした ![]() で、この舞台はカーテンコールがまた最強でした。25周年記念ということもありアンドリュー・ロイド・ウェバーも登場し、彼@元夫にエスコートされて現れた初代クリスティーヌ役サラ・ブライトマンも歌うのですが、それが↓この場面。歴代の(各国の)ファントム役と。amazonのレビューに「カーテンコールのためだけでもブルーレイを所有する価値あり」と書いてる方がおりましたが、まったく同感です。 話はがらりと変わりますが、先日中世の覚醒について書きました。その名もズバリ『中世の覚醒』という本を読んだのですが、これが私の読書歴においてそうとう上位に食い込む良書でした。アリストテレスの書が、衰退するローマの片隅で、知恵ある者、勇敢な者の手によっていかにしてビザンツ帝国、イスラム帝国を経て中世のスペインで発見されたかという経緯についてや、アリストテレスの哲学に触れた中世の知識人たちが、論理的にキリスト教の教義を解釈しようと試みたことで必然的に生まれていった�牋枌辞瓩力叩△修靴討發呂簍�性によって教義を解釈しようという奔流を食い止めることができなくなった大学での激しい神学論争の話など、西洋文明の思想的成熟にどれほど古代の知恵が貢献したかが、よくわかりました。 というこの本、購入時は気づきませんでしたが哲学史の本でして、哲学に関するアカデミックレベルの知識がないと歯が立たない内容でした 大学時代に学んだことを思い出しつつwikiを活用しまくって読んだので、読み終わるのに一週間かかりました。見たことのない二字熟語にもたびたび遭遇しました笑『薔薇の名前』は、このアリストテレスの書が知識人の間で読まれるようになっていった14世紀(少し時代が下り過ぎてる?)が舞台のようですが、ウンベルト・エコーの原作は最も難解な書(部屋の飾りになってる本)として有名だと聞きました。なるほど、マイベスト10に入ると豪語していたこの映画のことを、私は半分も理解していなかったことが判明致しました笑 まあ、映画ではおそらく原作では言及しているんだろう普遍論争や『オッカムの剃刀』などの哲学についてはほとんど描かれておらず、�爐茲蠖祐崚�な側面�瓩暴電世鮹屬い読舛�れていたので、いたしかたありません ですが以前はおぼろげに輪郭が見えていただけのこの作品の実体までは、なんとか捉えることができるようになった今では、『薔薇の名前』スゲーという畏怖の念×2っつー感じであります。ところで、『中世の覚醒』では異端の代表としてカタリ派について詳述されていました。これについては、twに書いたので、例のごとく同じことを書くのは二度手間なので、雑ですがコピペします。 カタリ派面白い(´-`) アリストテレスの書が再発見され知識階層が論理的思考を獲得していった(=中世の覚醒)必然として、教会がタブー視している「教義を理性で理解しようとする」人々が現れるわけですが、人々がひとたびその�猝圭皚瓩傍い鼎い討靴泙辰燭蕕發呂筌ぅ織船乾奪� 中でもアリストテレス哲学に通じた知識集団だったカタリ派は、「神が善であり全能であるなら、なぜ悪が存在し天使は堕落するのか」という現代人なら誰しも疑問に思っている教義の根本的矛盾に真っ向から挑戦し、独自の教義に基づいて説教してまわり、教会の逆鱗に触れます。で、この教義が面白い (抜粋)「善神が霊の世界を創造したときに(...) 善神と同等の力を有する悪神が物質世界を創造した。[正統派カトリックの教義のように]神にそむいた天使が天上を追われて堕天使(悪魔)になったのではなく、悪神が天国に攻め入って天使を捕らえ、そのために形作っておいた人間の肉体に天使を閉じ込めた」 で、こんな面白いことを思い付いたカタリ派は異端として迫害され、色々誹謗中傷されるわけですが、「彼らは結婚や生殖を嫌悪し、生殖に至らない性行為に耽っている」と彼らを誣告する教皇宛の書簡も見つかっているそうな。こういう異端に押し付けられるお決まりのモーホー疑惑ヽ(´∀`)ノ ……140字におさめつつ書くので、不親切な説明になってしまっているところもありますが、許してやってください。テンプル騎士団も似たようなものですが(伝え聞くところでは)、カタリ派は結局、その存在が脅威とみなされ、事実上絶滅させられます。南フランスを本拠地としていた彼らの村の中には住民2万人がカタリ派せん滅のために組織された�狃住�軍�瓠淵▲襯咼献腑⊇住�軍)によって虐殺されました。一説によると、その多くは正統派カトリック教徒だったそうです。 ずいぶん昔から、腐女子だし反権威的な性格だった私は、異端に共感するところが多かったんですが、ずっといつか異端の話を書きたいと思ってました。実は、この本を読んだせいで今朝、高校時代に書いた自分のヘボ小説のキャラクターが夢に出てきました笑(←これぞ紛れもない悪夢) 彼は異端の徒で教会に破門されたという設定だったのですが、これはお前のことを今度こそ正しい知識に基づいて書け、ということか? と、霊感を得たような気がしました(勘違いか!?) なんか古代の遺産が中世で再発見された話が面白過ぎて、ずいぶん遠くまで来てしまいましたが、今日amazon.ukから古代に関する本がどっさり届いたことだし、バランス良く笑 ![]()
今夜は大一番です。カンプノウにイブラが戻ってくるってことで、3年前に書いてスッカリ賞味期限切れのイブラ/マクスウェル ficをあげておきます。 元になったhtmlのせいでパスワードやID要求されないかな? 一応見直したんだけど、問題があったらもう一回スクリプト見直します。二、三日後にパスワード部屋に移動させます。 今更思ったことだけど、ヘッダーの写真(サンフランシスコで撮影)は椅子の上に私物が乗っていなかったらずっとよかった(`曲´;) ゴールデン・ボーイ Rating: R Football (Zlatan Ibrahimovic/Maxwell)
本、について困っています。昨日も5冊買ってきてしまいましたが、部屋は読んでいない本の山。この本を理解するには、この本を読まなくては始まらない……そんな理由で蔵書が増えていくんですが、なかなか手をつけられません。そして本屋へ行くと、買う予定になかった本まで買ってしまうので大変です。 こういうのを世間的には�狎册畢瓩噺世Δ茲Δ任垢�、とあるサイトの�狎册畢瓩寮睫席犬法△海Δいε困┰颪�がありました――『読書家なら必ず持っているもの。本は腐らないから出会いは一期一会だから今読まなくても、ぜったい読むからなどと自分に言い訳する頃には、数百冊単位の積読を抱えている場合が多い。』 納得。3年前に買っておいた本が今になって役立つこともあり、正しいタイミングで読み、それが良書だったりすると、「2年前に買ったこの本はやっぱりいずれ読む運命だったんだ」としみじみ思います。 つまり積読はやめられないんだけど……それにしても最近は増え過ぎです。そこで、目標を作れば少しは読むペースを早められるかな、という気がしてきました。たとえば10年で1000冊読むことを目標にするなら、単純計算すると一週間で2冊読むことになります。本の厚さ、難易度にもよるので、目標といってもちょっと緩い感じで、週に1〜2冊を目指そうと思います。 でも、積まれた本を�爐海覆広瓩海箸茲蠅盻斗廚覆海箸蓮�当然ながらそれらの本で得た知識をどうすれば自分のものにできるか、ということです。アーティストなら誰しも、いつかは�犂萎�な作品�瓩髻▲廛薀肇鵑覆蕕燭屬鵝屮ぅ妊△領琉茲肪�している!」なんて表現するものを作りたい、と思うもの。私が本を読んだり映画を見たり旅をしたりするのはすべて、いつか�犂萎�な作品�瓩鯢舛�たい/書きたい、と思っているからで、私にとってインプットはアウトプットを前提にしたものです。知識や良い作品に触れることで何かを獲得できるんじゃないかと思ってるわけです(実際はそーでもないような気もするが……)。 本も映画もただ漫然と読んだり見たりするだけじゃ、それを獲得できない気がするので、解釈しようと試みます。そういう意味では、この日記は本当に役立っています ここに解釈を書くことによって、私は頭を整理させてもらってます。これからも読んだ本について、感想や解釈を書いていくつもりです。なるべく、いかに萌えに結び付くか、そこらへんも掘り下げつつ……(どうしても無理な本もたくさんありますが)。実はいつか世界史をホントの意味で理解できたら、歴史に登場する萌えを網羅的かつ体系的に整理して、その足跡を辿る旅に出たいというとんでもない野望がありますヽ(´Д`)ノ まあその頃には私はババアでしょうけどね笑 それにさすがに、萌えを辿ってペルセポリス(イラン)まで行く、なんて無謀な真似は私が生きているうちは無理かもしれませんね。 もうひとつ野望を言えば、いつか世界を旅して、その土地土地で見聞した萌える話を編纂したい、と思っています。現時点で、古代ギリシアとローマの萌える話なら原典から起こす形でかなりの数紹介できるので、それだけでも面白い本になるんじゃないかな。漫画にしてもいい。そうなるともはやオリジナルなので、またMovies Paradiseに参加できなくなっちゃうんですけどね。 実は、数ヶ月前まで約2年ほど、バルサとスペイン代表のニュースをこの日記で逐一翻訳してアップしていたんですが、それをやめてしまったのは、趣味として楽しいには楽しいんだけど、費やす労力は半端ないのに、その行為からはなんのインスピレーションも得られないからでした。英語とスペイン語の勉強にはなったけど、自分のアイデアや解釈ではないから120%ボランティアだな…ということを数ヶ月以上感じていて、ボランティアだけで終わってはいけない、とやっぱり思ったのです。今でもバルサ&スペイン代表への愛情は変わりませんが、これらの 野望 を達成することを思えば、私ももーそんなに若くないのです汗 まあ、多くの知識を獲得して挑むこれらの野望も、バルサの試合を楽しむことも、自己満足であることに変わりはないんですけどね。今読んでいるのは、先日書いた古代の遺産が、ビザンツ帝国、イスラム帝国を経て中世の西ヨーロッパで見つかり、大論争を巻き起こした…という知の再発見に関する名著『中世の覚醒』です。まったく萌えとは関係のない本のように思われますが、これを手に取ることになったのもやっぱり萌えが誘因になっている、という意味では、萌えはいったい私をどこまで連れていくんでしょうか笑
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