2月のイベントで配布したペーパーの裏(Sherlockについて書いた方)を貼っておきます。今日S2のE3まで見たぞーガオーッ! ![]() WEB拍手レスです。うーん今回もまた長らくレスしておりませんでした。どうもすみません。 >さるさん こんばんわ、2月中にいただいていたメッセージへのレスが今頃になってしまい、申し訳ありません >ジンさんのおかげで、ヨーロッパのfootballに目覚めることができて感謝感謝です。イングランドのあのヤサぐれたスタジアムの雰囲気(行ったことがないのですが)がたまらなく好きです。 footballにハマると週末の数時間はもれなく潰れるようになるので、ご注意を(^曲^)v つい先日、初めてイングランドのスタジアムで観戦しましたが、私はどちらもアウェイチームを応援していたのでなかなか濃い経験ができました。さるさんも、ぜひいつかイングランドで生観戦してください。 >ヴォレヌスさんはリバプールのカイトさんに似ていると以前から感じていたのはおかしいでしょうか^^; うけましたww 怖い隊長と比べると、カイトの方がずっといい人っぽいですけど笑 どちらもいい仕事しますね! >Fanさん Fanさん、こんにちは〜。レスが遅れて申し訳ありません。いっそ携帯からすればよかった ![]() >時間が無くてマンチェスターとかリヴァプールの下調べをほとんどしない状態で行ってしまったのであちらに行って少々残念だったかもで 私も今回は準備期間が短いうえ、家族旅行だったので大変でした。満足度は低かったかな? とはいえ、念願のアンフィールドツアーや、久しぶりにマンチェスターのカナル・ストリートにも行くことができたのでよかったです。 >ロンドン塔にも行ったことありませんで。そういえば、ここはSherlock2Ep3のロケ地だったような(って見る前にネタバレすみません)。 この情報のおかげで、ロンドン塔を二倍楽しめました笑 せめてその場面だけでも見て行こうと、前日にロンドン塔で遊ぶモリアーティを見て行きました。そのS2E3はやっと今日見たのですが、ジョンとシャーロックに胸アツでした ![]() >あ、でも大英博物館は外せませんかね。映画モーリスにも出てきましたし:D >それから、ロンドン街歩きで疲れたらナショナルギャラリーで一休みってのもいいかも。 そのはずせないはずの大英博物館には、今回はいけませんでした。旅の後半で、私のわがままでローマの遺跡&博物館を見る予定だったので、さすがに大英博物館まで付き合わせるのは、と思い断念。また次回、一人旅の折りにじーっくり見たいと思います。ナショナルギャラリーにも行けませんでしたが(実は行ったことがない)、その前のトラファルガー広場では一休みしました。 兄の希望でテムズ河下りしました。今回初めてでしたが、寒かったです笑 ところで、前回のMadmenについて、 >いえいえ、さすがジンさんという深みのある感想というか考察を読ませていただいて、Mad menは見た事ないのですけど、読み応えありました ご感想どうもありがとうございました。あれだけ冗長に書いたものの、誰も興味ないよなあ…と普段は誰も興味がないようなことにも一人でハマって小盛り上がりする私も、さすがにちょっと反省したのですが、このように言っていただけて嬉しかったです。 >べにゆうさん べにゆうさん、こんばんは! 無事アンフィールドから帰ってきました! >そっか、お兄さんはスパーズファンですか。。。 >監督レドナップを見る最後の機会?←ひょっとして禁句(・_・?) >私はこの試合がドローになることを祈りながら観戦します。 私もドローを希望してましたが、結果はマンUの圧勝で。周りがどんどん殺気立っていくのがわかり、やっぱり応援に言ったらそこのホームチームに勝ってもらって祭り状態になるのが一番だなあ、と思いました。そういう意味じゃ、バルサは鉄板です笑 >ロンドンではスタジアムツアーに参加しないんですか? >ウェンブリーは相当いいらしいです♪ 残念ながらロンドンは予定がいっぱいでWHL以外はいけませんでしたが、ウェンブリーはリヴァプールへ行く途中で列車から見ました♪あのアーチがトレードマークなのですぐにわかりましたよ。兄はWHLのツアーにも参加しましたが、帰国後何が一番よかったか、という質問には「WHLツアー」と答えてました。グッズも山ほど買ってましたw >シェークスピアの舞台ですが >生家を訪ねるついでにRSCでの観劇はいかがですか? そうなんですよ〜! 行ってRSC見たかった! SUAには一度行ったことがあり、よくわかりもしないのにシェイクスピアの生家も見てきましたが、まだ一度も本場で観劇したことがありません。シェイクスピアって英語で見ないとなんも意味がないような気がするので、ぜひオンシーズンの時に、リア王やハムレットのような代表作を見てきたいものです。 それから、レイナのおすすめのお店も教えてくださってありがとうございます。でも残念ながら、アンフィールドツアーの直後にさっさと宿敵の街マンチェスターへ向かうという強行日程のため、どこも立ち寄ってくることができませんでした泣 無理やりにでも、リヴァプールでランチという予定を入れるんだったなあ。 ところで、アンフィールドではべにゆうさんにレッズ土産を買ってきました。ただの紙袋(£2)なんですが、今度お会いした時にお渡しします♪ 日付変わって… >ジェラードが親善試合でまた負傷です(≧д≦) >3月はアーセルナル、FAカップ、マージーサイドダービーと 大変なときなのにぃぃぃ。ショック大。 古い話題でごめんなさい。でもこうして見ると、べにゆうさんの心配が杞憂だったことがわかりほっとしてます。なんといっても、マージーサイドダービーでハットトリックですからね♪ あの時のスア公はずいぶん気が利いてましたね〜。なんだかんだ言って、空気は読める子なんですよね。 >アンフィールドのスタジアムツアーのとき >ジェラードの髪が落ちてたら、収集→保管をお願いします! べにゆうさんに何よりもコレをプレゼントしたかったんですが、残念ながらシャワールームは立ち入り禁止という残念な処置がとられていました……まあそれでも、ロッカールームを見れた分だけよかったです。カンプノウは、選手たちの私物があるという理由でホーム側のドレッシングルーム見れませんからね(`曲´;) >ななしさん >細かいセリフの話おもしろいですよ!素人でも興味をひかれます。 どうもありがとうございます では調子に乗って、今度はせめてもっと萌える映画やドラマについて書きたいと思います笑 >Fanさん >さっそく写真のUPも有難うございました。 >最初の写真はLONDON EYEから撮ったものでしょうか? そうです! さすがわロンドン通のFanさん。しかも撮ったのは兄です。私は以前乗ったことがあったので今回はやめておきました。でもロンドンアイ4Dがですね、Fanさん、これがまた(略) >ハワースにもいらっしゃったんですね。もしかしてお母様がブロンテをお好きとか? >ブロンテも子供の頃からずぶーっといっておりましたのて まあそうでしたか、本当に文化人でらっしゃるFanさん。母がブロンテファンだったというのはまったくその通りです。ハワースへ向かう列車の中で、嵐が丘について教えてもらったのですが、物語の冒頭について説明されて、俄然読みたくなりました。しかし帰国後、実家の書棚から嵐が丘を取り出してみたら、、とても読める代物じゃないことが判明(旧仮名遣い、行間はなきに等しく、フォントサイズ7!?)。いずれ新訳を購入しようと思っています。 >一度行った事がありまして、そこで宿の予約とかしたなと懐かしく思い出しました。 >ムーア散策もされたのですね。自分は時間が無くて入口位までしか行けず、それが今でも心残りなのですが。 事前に予約を入れず現地で手配とは、玄人ですね(^曲^)今回の旅で一番良かったのは、ムーア散策でした。 とても印象的でしたので、もし次回行く時は、二回目ですが進んでお付き合いしますよ笑 むしろ一人で行って、時間や同行者のことを気にせず世界に浸る、ということをしてみたかったです。 >でも、今だからこそ荒涼たるムーアがまさに実感できるのではと実に羨ましかったりです。 まさに仰るとおりでした。体力を気にしていた母ですが無事目的も達成でき、寒々しい今の時期だからこそ荒涼たるムーアを堪能できました。 >pataさん >こんにちは。Sherlockの影響で、昔一度行ったっきりのロンドンをとても身近に感じている今日この頃。 こんにちは! おっ、やはりいらっしゃいましたか、ロンドンに想いを馳せているSherlockファンの方(^曲^) 最近はフットボール目的で南欧へ行くことが多かったのですが、実は今回兄にロンドン行きを進めた背景には、Sherlock関連の場所を巡りたいという思惑もありましたw >ワタシは今年から来年、行きたいと思っており、ジンさんの今回の旅行記楽しみにしていました。見るもの一杯あって、うらやまし〜です! 私の場合は、たいして参考にならないベーカー街訪問記になってしまいましたが、ぜひぜひ行ってらしてください♪ 実在しない人たちなので「あーここに座っていたんだな〜」と実感することまではできませんが笑 やっぱりドキドキしました。現地では、この部屋で写真を撮ってる観光客のどのくらいの人たちが、BBC版を見て来てるのかな〜とそんなことも気になりました。 >R**さん R**さん、こんばんわ! しばらく体調を崩してらしたとのこと、大変でしたね。まだまだ寒い日が続きますのでお気をつけください。 >2月23日の日記のGIF…ボヤン君かと思っちゃいました(笑) 誰か隠し撮り?な〜んて(笑) でしょー!? 私も一目見た瞬間、本物だと思いました。気持よさそうで苦しそうな表情なんかもボヤンっぽいです笑 今ならきっと、攻めてるのはイタリア男だと思います! >ご家族でイギリスに行かれたんですね〜 3月13日の日記のお写真、素敵ですね! いい年して、家族旅行です笑 今回は兄に付き合ってロンドンへ行きましたが、誘導したのは私です。でも一人旅ほどマイペースな旅はできず、写真も家族の歩調に合わせなくてはならなかったので、満足できるものが撮れなかったのが心残りです〜。 >スパーズ対マンUの試合をご覧になったのですね! いいな〜! 私はイギリスに4回行ったことがあって、ウインブルドンやF1は見に行ったことがあるのですが、FOOTBALLは無いんですよ〜 ついに本場でプレミアを見る機会を得ました。2&3位対決、しかもキャパの小さなWHLということで、チケ代は半端なかったです笑 ウィンブルドンはまた、独特の雰囲気がありそうですね。F1は、スペインで会場にだけ行ったことがあります。安ければチケット買ってみて行こうと思ったんですが、最低価格で200€と言われ退散しました笑 オックスフォード、リアルモーリス臭がすごかったです笑 >mikanさん mikanさんこんにちは! もしかして今、どこか海外にいらっしゃるんでしょうか? どうもありがとうございます(●´3`)ノ‥…♥ オックスフォード、よかったですよ〜男が。何組か、後生だから写真撮らせてくれ、と土下座して頼みたくなるような美形ペアがいました笑 >ハリ太@pantamagoさん こんにちは〜。先日、フォロリクの承認などをさせていただいた折りに、おそらくリクもさせていただきました^^ こちらこそ、よろしくお願いします〜。 >XINXさんのツイ、面白く拝見させていただいてます どうもありがとうございます〜。 >Fanさん >自分もかなり昔行った気がするのですが、これほど充実してたかしらん?と記憶がおぼろだったりで。 実は私も、今回の訪問で「昔来た時はミュージアムは見なかったのかも?」と思うくらい充実していました。残念だったのは、BBC版の情報やグッズがちっともなかったことでしょうか? もうちょっとそのへんのフォローは欲しかったです。 >舞台版ビリーエリオットが英国版と米国版が違うというのは知りませんで。 私は同じ演目を何度も見るほどの演劇ファンではないんですけど、ブロードウェイとウェストエンドの違いというのは新鮮でした。できれば、War horseもウェストエンドで見たかったんですが、なにぶんスピルバーグ映画が公開後だったものだから、一ヶ月後までチケが取れない状態でした。 >映画版では大人になったビリー役をやっていたアダム・クーパーが、マシュー・ボーン版SWAN LAKE(とってもGayで大好物な舞台なのですが)でSWAN役として踊ってましたが 衝撃です! 映画版のラスト、そんなカメオ出演があったんですか。マシュー・ボーンのSwan Lakeはべにさんにすすめられて何もわからないままサンフランシスコで見た、アレですね? ← シアターにはびっくりするくらい美形のゲイカップルたちが溢れていたという…笑 私よりも感銘を受けた兄がパンフレットを買っていたので、あとで読んでみようと思います >ダメ妹さん >麗しの写真の数々…!ありがたや〜眼福眼福(-人-) ありがとうございます ハンドルネームに噴いてしまいましたw>ジンさんとお兄様の遣り取りがめっちゃおもしろいですww >まずは手始めにサッカー萌から伝授していこうかしら、と画策中のダメ妹ですww 私たちは絵に描いたようなダメ兄妹なのでw 旅に行くと必ずカップルとか夫婦に間違われてうざいのですが、いつも「兄と妹です」と訂正して歩いてます。 サッカー萌、それは欧州サッカーの魅力から、ではなく萌えからですか笑! サッカーの話題って、海外(特に欧州)へ行くと人と仲良くなるきっかけづくりとしては最高で、いつも助けられてます。あと、男子ともサッカーの話で意気投合すりゃ道はおのずと開ける気がしますww >旅行記の続き、楽しみにしてます〜☆ ありがとうございます〜^^
英国旅行記の合間に。現在、amazon.ukでDLしたkindle bookを読んでいます。その名も��gay warriars��.古代から冷戦期に至るまで、欧米の軍隊内のホモセクシャリティを紹介している本です。正直、著者の論理には飛躍があるし、軍隊内で肉体関係を持つことが、士気や秩序にどんな影響をもたらしたのか、もたらすと見做されていたのか、など知りたいことは書かれておらず、ただ有名な事例を紹介するだけで期待はずれな点も多いのですが、原典を英訳でそのまま掲載してくれているので、そこはありがたいです。 古代に関しては、発見は多くありませんでしたが、アキレウスとパトロクロスやアレクサンドロスとバゴアスはもちろん、イーリアスでアエネアスの部下だったガチな二人についてや、クセノフォンが『アナバシス』に中に書いている軍隊で男の子たちを食いまくりなモテ男のことなどが紹介されていました。そのモテ男(クセノフォンの部下)、殺されそうになっている美男子を見かけて、これはもったいないとクセノフォンのもとへ参上し、後生だからあのカワイコニャンを助けてやってくれ、と直訴。クセノフォンがこのモテ男の軍隊内での有能ぶりを主君に報告し、彼のためにもあのカワイコニャンを助けてやってください、と頼めば、その主君は「おまえはあのカワイコニャンのかわりになれるか?」モテ男「もちろんです!」主君「(カワイコニャンを呼び寄せて)おまえの代わりにこの男が打たれるのを、おまえは許すか?」カワイコニャン「い、いえ! そんなことできません!」主君「がははは! おまいら気に入ったぞ! よし、この男の勇気に免じて許してやる!」クセノフォン「チャンチャン♪」という感じでバカップルがもう一組誕生した、というお話でした。 いかにも、「男同士の愛の方が崇高です!」と哲学者たちが堂々宣言し、女たちをどっちらけさせていた全盛期のギリシアに生きたクセノフォンらしい ヘラクレスと共に旅をし、彼の愛人だったとされるイオラオスの墓は、アリストテレスいわく「今でも男同士の恋人たちが愛を誓い合う名所」とのこと ![]() それから、ハドリアヌスとアンティノウスのことも書かれていました。ハドリアヌスに関しては彼の業績を讃える本がたくさん出版されているので少しずつ読んでいきますが、一通り済んだら『ハドリアヌスの回想』(現在まで本棚の飾り)に手を出します。彼もまた、孤独な天才の一人ですね。 アキレウスとパトロクロスに関しては、読めば読むほどウォルフガング・ペーター腺の『トロイ』はいい加減だったな〜と再確認。イーリアスにおいて、アキレウスとパトロクロスはもっとも重要なテーマですよね。アキレウスをブラット・ピットが演じたというのは完璧な配役だったと思いますが、イーリアスをあんなふうにはちゃめちゃに描くことは、まるで中世ヨーロッパにおいて魔女狩りや異端審問を恐れるかのごとく古代の遺産を土の下に埋め直してしまう行為でした。21世紀だぞ、おい。われわれはキリスト教徒の迫害を恐れることなしに、古代の精神を蘇らせることができたんじゃないのかい? とはいえ、私もあの映画を見て本を作ったりしていたので同罪といえば同罪ですね。また、イーリアスという西洋文学史の名著について学ぶ機会を与えてくれたという点では、お礼を言わなくてはなりません(まあ、遅かれ早かれ出会っていたとは思うけど)。 逆に現在再見しなくては、と思っているのは『キング・アーサー』です。アーサー王はブリテン島を統治していたローマの軍人だった、という説を元に作られた一風変わったアーサー王でしたが、ディテ―ルをすっかり忘れちまってます。ただ、ドルイド僧や、ブリトン人として刺青を入れたキーラ・ナイトレーとか出てきませんでした? あれ、ただのファッションかと思いきや(コラ)当時のサクソン人やピクト人は、ああいう刺青入れてたんですよね(カエサルが『ガリア戦記』で詳述している)。今見たらきっと面白いはず(プッロ役のレイ・スティーブンソンも出ていることだし)。待てよ、DVD持ってたかもしれないな…。 当時リリースされた一連の萌える歴史ものの映画において、時代考証という意味で素晴らしかったのは『マスター&コマンダー』ですね。とはいえ私は、当時は19世紀の海軍のことなど何も知らなかったから、映画見た当初はみんなで「マスターとコマンダーの話だと思ってた」などと言って笑ってましたが、今思い返してもこのジョークは笑える。ともかく、名画でした。そして『アレキサンダー』は当時、オリバー・ストーンの敵(彼は過去にニクソン家に訴えられたりと多くの敵を作っていた)の工作員の世論操作もあり、ボロクソに言われましたが、アレクサンドロスマニアの私にとっては、素晴らしい映画でした。古代を生きたアレクサンドロスの精神を現代のスクリーンに蘇らせようと試みたという点では、最初からそれを放棄していた『トロイ』よりははるかに高く評価されるべきでした。Romeのオーディオコメンタリーの中でも、制作スタッフが同じ古代ものとして映画『アレキサンダー』を参考にした話をしていました。 ところで、今猛烈に興味を持っているテーマがあります。それは「中世の覚醒」についてです。古代について知れば知るほど、一つの疑問が浮かんできます。それは、中世ヨーロッパはどうしてあんなにも停滞してしまったのかということです。以前、『Rome』のレビューの中で、ガラス工芸はカルタゴの滅亡と、その技術を継承したローマ帝国の衰退とともに、中世ヨーロッパから姿を消してしまった、ということを書きました。実は他にも、コンクリートを利用した土木技術や上下水道の整備など、古代の世界には存在し都市生活を支えていたものが、その数百年後の中世の世界からは消えてしまったという事例がたくさんあります。古代コンクリート建築の最高傑作のひとつと言われるパンテオンやコロッセウムは、時代がくだり、ルネサンスを経てその価値が再評価されるようになるまで、がらくたとして野っぱらに放置されていたのです(周辺の人々は自宅を修繕する際に、これらの遺跡の建材を盗んできて使っていた)。となると、素朴な疑問として、木や石を重ねて作った建物に暮らしていた中世の人々は、パンテオンや水道橋を見上げて「これどうやって作ったんだべな?」と思わなかったんだろうか? 思ったでしょうねえ。それでも、コンクリート技術は約13世紀もの間(!!!)、忘れられていたわけです。そんなわけで上下水道が完備されていなかった中世の都市ではペストが流行しました。 しかし、中世の人々もある出来事をきっかけに、そうした古代の遺産というものと接触する機会を得ます。それらはビザンティン帝国を経て、思わぬところに眠っていました。当時の西洋人が(あるいは今も?)「野蛮」で「下等」で「未熟」だと思っていたところ――イスラム帝国に。そう、中世ヨーロッパの人々は聖地奪還という大義名分の下に行った十字軍遠征によって、パンドラの箱を開けてしまうのです。 アリストテレスの著作をはじめとする、古代の哲学や思想が白昼の下に晒され、さあ大変。でもこの「中世の覚醒」ほど、面白いテーマはなかなかないんじゃないでしょうか。それはすでに証明されてもいます。なぜなら、『薔薇の名前』や『ダヴィンチ・コード』はまさにそのようなテーマが現代人の心を掴んだわけですから。 古代を舞台にしたものはすでに亀ペースで準備中なんですが、いずれこの中世の覚醒に関する話も書きたいな。BLではムリでしょうが笑 萌える話にもなると思います。同性にしか惹かれない自分は地獄に堕ちると思っている男が、古代の扉を開けることで人間としての尊厳を取り戻す、なんて面白いじゃ〜ないですか(ま、文章にすると陳腐なわけですが…)。ウンベルト・エコーやロビン・レイン・フォックス先生のような研究家の力を借りられたらなあ…徹底的に議論して、完璧な物語を作る……ある意味、それが私の人生の目標かもしれません。
![]() 今回は英国旅行第二弾です。本当は他にも書きたいことがたくさんあるんだけど、手っ取り早くこいつを片付けます。 3/6 ロンドン3日目 正直この日の記憶はほとんどありません。ロンドン初めての兄は一人で有名観光地へ。私と母はバッキンガム宮殿やらトラファルガー広場に行った気がします。そうだ、兄と合流すべく、衛兵の博物館に入場料£5まで払って中に入ったら、そこに兄はおらず、電話したら「騎馬隊の博物館にいる」との返事。「衛兵じゃなくて騎馬隊のミュージアムかよっ! ……ってなんで今ここにいるんだわしっ!」と思わずじんたんが地団駄踏んだことは言うまでもありません。あーあ、人に振り回されるこれがいわゆる団体行動。今回の旅で、つくづく一人旅って楽だなあ、と思いました。でもせっかく£5払ったんだし、おじさん良い人だったし、その弟子みたいな人は絶対ケンブリッジあたりを出たお坊ちゃんだし、とりあえず見ていくべ、ということで衛兵の歴史を無駄に勉強してきました。 ……私は博物館が大好きで、旅先でよく行きます。博物館や美術館で時間を気にせず心おきなく見物するためにも単独行動は欠かせないわけですが、この日、初めて博物館で途方に暮れるという経験をしました。そもそも博物館へ行く、となると少なからず興味や目的があって行くわけだけど、私「しまった…! 興味があるものが見当たらない!」 赤い制服の丸くて黒い帽子かぶった衛兵さん。眺めるだけで十分です。 この日最大の収穫は、 私自身は、オペラ座の怪人を舞台で見るのは、子どもの頃の劇団四季以来でしたが、面白かったです。映画が大ヒットしましたが、今回の舞台を見て、映画まで見ていたのにこの作品について生分かりだったんだな〜と思いました。ヒロインは最初の段階では、暗いんですよね。父親が死んで苦労して生きてきて、同じく傷を抱えたファントムとは心に抱えた闇の部分で共鳴し合ったわけだ。それがスターになり、幼馴染の男と再会して、人生が開けていく。そして闇の世界に別れを告げる。ファントムは彼女をスターに育て上げ、でもそのために闇の中に一人置き去りにされる。ヒロインがラストで、そんな彼にキスをするところは、かつて闇に生き、闇を知っている人がファントムへ向ける、愛とも憐れみとも取れる優しさが伝わってきて、感動的でした。 ファンの方には「え? 今さらそんな話するの?」と怒られそうですが、今までピンときてなかったんだけど「ファントム=かっこいい役」だとわかり、カーテンコールでのファントム役の立ち振る舞いと�犲臾鬚辰廚雖瓩砲靴咾譴泙靴拭� この日は、テムズ河クルーズもしました。ロンドン橋やタワーブリッジの下を潜りました。兄が大はしゃぎしてた。あとコヴェント・ガーデンで食べたパエリヤうまかった。 そうだ、ロンドン・アイの4Dムービーは、暇があったら皆さん、ぜひ体験してみてください。絶対損はないです。ハッキリ言って、オペラ座の怪人がなかったらこの日のハイライト。もうすごいんだ、かもめが。かもめが目の前に飛んできますから。なんで4Dかというと、水飛沫とかが地味に顔にかかるからです。もしですよ、アバターとかの3Dムービーが公開される前にロンドン・アイがこの4Dムービーを世に送り出していたらですよ、ロンドン・アイはむしろ乗らなくていいからムービーを体験させろ! という世界中の人々でロンドンはパニック☆になっていたと思います。 ![]() この日もうひとつ。せっかくロンドンへ来たんだし、ipadを持ち歩いていたので、その場で歩きながらituneにつなぎ、SherlockのサントラをDL購入して聞いて歩きました。ついでだから、シーズン1&2のDVDも買ってしまいました。 3/6 ロンドン4日目 さあ、お待ちかね!! 世界中の観光客がいましたが、私が10年くらい前に初めて行った時よりも、日本人率は低かった気がします。当時は観光コースに含まれていたのか、店にいた7割日本人でした。今回は、印象ですが東欧のお客さんが多かったような気がします。兄と母を連れて行くつもりで行ったのに、もちろん結局一番盛り上がっていたのは私です。 おみやげ屋さんには自由に入れますが、そのレジでミュージアムのチケットを購入し(£6か£9…ほら、6と9って似てるから)、ツアーにぶつかると1時間も外で待たされます。時間制にしてくれるといいんだけど、これは完全に運ですね。私たちはちょうどツアー客とぶつかってしまったので、近くのシャーロックカフェでお茶を飲んで待っていました。周辺には、壁にシャーロックの名場面が描かれたカフェなどが数軒ありますが、それ以外は味も含め至って普通のカフェです(でも紅茶はどこへ行っても美味しい)。 ところで、おみやげ屋さんに行った方は、ぜひ地下にあるトイレも借りてみてください。地下へ降りていくと、トイレの隣の部屋をドアの窓越しに覗けます。その奥にも、当時風に装飾された部屋があります。 私が撮ってきたミュージアムの写真の数々です。 階段を上がっていくと…… ![]() まだホームズとワトソンが座っていたぬくもりが残っていそうな椅子 ![]() ハドソンさんが用意したに違いない食器 ![]() ![]() 窓辺にも趣があります ![]() ![]() 二人の帽子 ハンチングハットは、原作ではたった一度しかかぶっていないことも有名です ![]() これは3階だったかな。寝室 ![]() ![]() シャーロックの研究道具 ![]() でもシャーロックといえば、何と言ってもヴァイオリン ![]() いろんな角度から撮ってみました ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 中にはメイド服のお嬢さんがおり(もちろん、セクシーなメイド服ではないですよ笑)、時間が来ると無慈悲にベルを鳴らします。その運命のベルが鳴ると見物人は号泣しながら次のフロアへ移動しなければならず、いつまでもその場にしがみついていると、�犹与佑僚靆将瓩離汽襪澆燭い幣�男がやってきて棍棒で殴打されます。それでもしがみついていると、今度はバスカヴィルの犬の出番です。皆さん気をつけましょう。 このおじいさんはロウ人形ではなく、見物人 ![]() シャッター速度か露出を間違えたんですが、きれいなので貼っておきます ![]() ![]() ![]() ![]() ちょっとブレーク。このミュージアムの上階には、ろう人形の部屋があるのですが、だいたいグラナダTV版をモデルに作ってるような気がします(モリアーティなどはそっくりでした)。そのろう人形を前に、兄「これは?」私「う〜ん…�狎嵬嗜¬銑瓠�」兄「正解! これは?」私「�獸爐犬譴真悪瓠�」兄「じゃあこれは?」私「う〜ん…」兄「ヒントは、おまえの好きなやつ」「…�爐屬覆量擴杏澂瓠�」兄「正解!」などと大はしゃぎしていたバカ兄妹です。 実は、私たち兄妹の間では、シャーロック・ホームズというのは数ある自虐ネタのうちの一つ。自虐ネタとしては他に、『スタートレック』や『犬』などがあります。いずれも子どもの頃から好きなものなので、「また�犹佑弔僚靆将疇�から通して見ちゃったよ〜」「TNGのデイタの娘の話、面白かった。見たの6回目だけど」「ポメラニアンの動画Youtubeで20分も見ちゃったよ〜」と言う時、そこには暗に、現実から逃避して18世紀のノスタルジーや宇宙の壮大さや犬の愛らしさに耽溺しちゃったよ〜、という自虐的な意味合いがあるのです。 兄は「ジェレミー・ブレッドのホームズ以上のホームズは存在しないし今後も二度と出て来ない」と断言していました。今のところ、異論はありません。でもBBC版はけっこういい感じに追い上げてきている気がします。そして、もちろん兄はRDJの映画版は一切認めていません。「どこにでもいるかっこいいチョイ悪&ダメオヤジ」とのこと。まあ正直、ジェレミー・ブレッドにもB・カンバーバッチにも�猗麕洵瓩紛�気が漂ってるけど、RDJにはそれがないんだよね。私はRDJのファンだった時期もあるのですが(コリンと共通するものがあるでしょ?)、彼は�狹刑有疚鬚�似合うタイプではないですね。ワイルドなワル路線でいいです。 またまたヴァイオリン登場 ![]() ![]() ![]() 窓辺にそっと置かれたシャーロックの肖像画。実在しないのにこの扱い ![]() 6つのナポレオンの胸像(6つはありませんでした、、、たしか) ![]() ![]() ![]() ![]() 最後はおまけ。ホームズのポーズをとる兄をパシャリ。ばか兄妹! ![]() ![]() おみやげ屋さんでは、ホームズを扱った映画のDVDなどは雑に置いてあり買えたと思いますが、残念ながら? BBC版のSherlockに関するものは何一つありませんでした。グラナダTV版は、グッズはほとんどありませんでしたが、モデルにしたのはあのドラマの場面なのかな、という程度にはいまだに影響が感じられます。 外観も撮ってきたのですが、車や人の交通量が多く、カッコイイ写真を撮れなかったので貼らないでおきます。 きっと映画やBBCのSherlockファンで、今後行かれる方も多いと思いますが、おみやげ屋さんはいつでも入れるので、ミュージアムは空いている時に先に入っておいた方がよさそうです。 私はまだSherlockのS2のラストエピソードを見れていません。近日中に(というかこの英国日記を書き終えたら)さっさと見たいと思います。今はそれとThe Wire、Game of thronesを見るのが楽しみで楽しみで。 ![]() もうひとつ。この日は夜にヴィクトリア駅の近くで、Billy Elliot(映画『リトル・ダンサー』)のミュージカルを見ました。いまだに、私のミュージカル観賞歴においてベスト1であり続けているのは米国版Billy Elliotなんですが、英国版ももちろん面白かったです。こんなに演出が違うんだな〜と思いました。英国版の方が、子どもが子どもらしく、米国版ではもはやお色気キャラと化し観客から大喝采を浴びていたマイケル役の子なんて、英国版ではそのへんの野暮ったい田舎坊主でした笑 正直、演技も米国版のビリー&マイケルの方が上だったかな? 二人とも、米国版の方が年齢が上だった気がします。 オリジナル版は、サッチャー政権下という色合いをより全面に押し出しており、冒頭では当時のニュース映像がスクリーンに映し出されたり、サッチャーを中傷するダンスなども。今、メリル・ストリープのIron ladyが上映されていますから(ロンドンでも広告を見かけました)、タイムリーといえばタイムリーです。 また、英国版BEで私が感銘を受けた点はもう一つあり、それはビリーが�狢膺佑亮�分�瓩僚�けを借りて白鳥の湖を踊るという演出の場面なのですが、初めてバレエの素晴らしさがわかりました。やっと、私の文化レベルもここまできましたヽ(´Д`)ノ 閉演後に兄とも語り合ったのですが、子どものビリー役がど素人に見えるくらい、この時、ビリーの大人役を演じたダンサーの動きが全然違ったのです。ひたすらスゴイと思いました。そして、大人ビリーが壁にぶち当たって挫折しかけている子どもの頃の自分の手を取り、君もここまで来れるんだとばかりに宙を舞う姿には泣けてきた。セリフもないのにそれを伝える、プロの演出って本当にすごいです。 というわけで、ロンドンは終わり。ベイカー街へ行った日は、ロンドン塔やタワーブリッジも見に行きました。SherlockのS2E3には、ロンドン塔が登場する、とFanさんに聞いていたので、せめてその場面だけ見てからロンドン塔へ行こうと思い、前日の夜にちょっとだけ見たのですが、、、冒頭のジョンとカウンセラーの会話の場面でZQN☆でした。あはは……。ロンドン塔に行った時、ベンチに座ってモリアーティが登場するロンドン塔の場面をipadで見ました。何やってんだか。 翌日3/8、早朝にユーストン駅からリヴァプールへ向かいました。その話はまた今度。 WEB拍手のご返事も溜まっています。それも次回!
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