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2012年03月21日(水) 英国旅行(2/4)



今回は英国旅行第二弾です。本当は他にも書きたいことがたくさんあるんだけど、手っ取り早くこいつを片付けます。


3/6 ロンドン3日目

正直この日の記憶はほとんどありません。ロンドン初めての兄は一人で有名観光地へ。私と母はバッキンガム宮殿やらトラファルガー広場に行った気がします。そうだ、兄と合流すべく、衛兵の博物館に入場料£5まで払って中に入ったら、そこに兄はおらず、電話したら「騎馬隊の博物館にいる」との返事。「衛兵じゃなくて騎馬隊のミュージアムかよっ! ……ってなんで今ここにいるんだわしっ!」と思わずじんたんが地団駄踏んだことは言うまでもありません。あーあ、人に振り回されるこれがいわゆる団体行動。今回の旅で、つくづく一人旅って楽だなあ、と思いました。でもせっかく£5払ったんだし、おじさん良い人だったし、その弟子みたいな人は絶対ケンブリッジあたりを出たお坊ちゃんだし、とりあえず見ていくべ、ということで衛兵の歴史を無駄に勉強してきました。

……私は博物館が大好きで、旅先でよく行きます。博物館や美術館で時間を気にせず心おきなく見物するためにも単独行動は欠かせないわけですが、この日、初めて博物館で途方に暮れるという経験をしました。そもそも博物館へ行く、となると少なからず興味や目的があって行くわけだけど、私「しまった…! 興味があるものが見当たらない!」 赤い制服の丸くて黒い帽子かぶった衛兵さん。眺めるだけで十分です。

この日最大の収穫は、ロンドン・アイの4Dムービー夜にHer Majestys Theatreで見た『オペラ座の怪人』一日中歩き回ったので母は寝るだろうと思ってましたが、休憩中に起きてたかときいたら「起きてたよ、だって面白いもん」と眼を輝かせてました。一方兄にとっては苦痛だったようです。母は英語がわかりませんが、オペラ座の怪人のファンなので「ファントム役の歌唱力が素晴らしい」と王道な感想。内容は理解できるがミュージカルそのものが初めての兄は、どこをどう見ればいいのかわからない様子で、オペラ座について解説してあげたのですが、、、その解説の中で、私も初めていろんなことに気付きました。

私自身は、オペラ座の怪人を舞台で見るのは、子どもの頃の劇団四季以来でしたが、面白かったです。映画が大ヒットしましたが、今回の舞台を見て、映画まで見ていたのにこの作品について生分かりだったんだな〜と思いました。ヒロインは最初の段階では、暗いんですよね。父親が死んで苦労して生きてきて、同じく傷を抱えたファントムとは心に抱えた闇の部分で共鳴し合ったわけだ。それがスターになり、幼馴染の男と再会して、人生が開けていく。そして闇の世界に別れを告げる。ファントムは彼女をスターに育て上げ、でもそのために闇の中に一人置き去りにされる。ヒロインがラストで、そんな彼にキスをするところは、かつて闇に生き、闇を知っている人がファントムへ向ける、愛とも憐れみとも取れる優しさが伝わってきて、感動的でした。

ファンの方には「え? 今さらそんな話するの?」と怒られそうですが、今までピンときてなかったんだけど「ファントム=かっこいい役」だとわかり、カーテンコールでのファントム役の立ち振る舞いと�犲臾鬚辰廚雖瓩砲靴咾譴泙靴拭�

この日は、テムズ河クルーズもしました。ロンドン橋やタワーブリッジの下を潜りました。兄が大はしゃぎしてた。あとコヴェント・ガーデンで食べたパエリヤうまかった。

そうだ、ロンドン・アイの4Dムービーは、暇があったら皆さん、ぜひ体験してみてください。絶対損はないです。ハッキリ言って、オペラ座の怪人がなかったらこの日のハイライト。もうすごいんだ、かもめが。かもめが目の前に飛んできますから。なんで4Dかというと、水飛沫とかが地味に顔にかかるからです。もしですよ、アバターとかの3Dムービーが公開される前にロンドン・アイがこの4Dムービーを世に送り出していたらですよ、ロンドン・アイはむしろ乗らなくていいからムービーを体験させろ! という世界中の人々でロンドンはパニック☆になっていたと思います。

「よくぞ言い切った」


この日もうひとつ。せっかくロンドンへ来たんだし、ipadを持ち歩いていたので、その場で歩きながらituneにつなぎ、SherlockのサントラをDL購入して聞いて歩きました。ついでだから、シーズン1&2のDVDも買ってしまいました。

これを聴いてテムズ河沿いをロンドン・アイやビッグ・ベンを眺めながら歩くのは気持ちが良かったです。



3/6 ロンドン4日目

さあ、お待ちかね!! どうせおまいらはこれが見たかったんだろう!? 「ロンドン・アイ4Dムービーのどうでも良すぎる話はすっ飛ばしてくれても全然文句言わないんだけどナ」と思っていた方のためにも、まずは結論から。

行ってきました、ベイカー街221b
 


世界中の観光客がいましたが、私が10年くらい前に初めて行った時よりも、日本人率は低かった気がします。当時は観光コースに含まれていたのか、店にいた7割日本人でした。今回は、印象ですが東欧のお客さんが多かったような気がします。兄と母を連れて行くつもりで行ったのに、もちろん結局一番盛り上がっていたのは私です。

おみやげ屋さんには自由に入れますが、そのレジでミュージアムのチケットを購入し(£6か£9…ほら、6と9って似てるから)、ツアーにぶつかると1時間も外で待たされます。時間制にしてくれるといいんだけど、これは完全に運ですね。私たちはちょうどツアー客とぶつかってしまったので、近くのシャーロックカフェでお茶を飲んで待っていました。周辺には、壁にシャーロックの名場面が描かれたカフェなどが数軒ありますが、それ以外は味も含め至って普通のカフェです(でも紅茶はどこへ行っても美味しい)。

ところで、おみやげ屋さんに行った方は、ぜひ地下にあるトイレも借りてみてください。地下へ降りていくと、トイレの隣の部屋をドアの窓越しに覗けます。その奥にも、当時風に装飾された部屋があります。

私が撮ってきたミュージアムの写真の数々です。


階段を上がっていくと……


まだホームズとワトソンが座っていたぬくもりが残っていそうな椅子


ハドソンさんが用意したに違いない食器




窓辺にも趣があります




二人の帽子 ハンチングハットは、原作ではたった一度しかかぶっていないことも有名です 

これは3階だったかな。寝室




シャーロックの研究道具


でもシャーロックといえば、何と言ってもヴァイオリン


いろんな角度から撮ってみました















中にはメイド服のお嬢さんがおり(もちろん、セクシーなメイド服ではないですよ笑)、時間が来ると無慈悲にベルを鳴らします。その運命のベルが鳴ると見物人は号泣しながら次のフロアへ移動しなければならず、いつまでもその場にしがみついていると、�犹与佑僚靆将瓩離汽襪澆燭い幣�男がやってきて棍棒で殴打されます。それでもしがみついていると、今度はバスカヴィルの犬の出番です。皆さん気をつけましょう。


このおじいさんはロウ人形ではなく、見物人


シャッター速度か露出を間違えたんですが、きれいなので貼っておきます









ちょっとブレーク。このミュージアムの上階には、ろう人形の部屋があるのですが、だいたいグラナダTV版をモデルに作ってるような気がします(モリアーティなどはそっくりでした)。そのろう人形を前に、兄「これは?」私「う〜ん…�狎嵬嗜¬銑瓠�」兄「正解! これは?」私「�獸爐犬譴真悪瓠�」兄「じゃあこれは?」私「う〜ん…」兄「ヒントは、おまえの好きなやつ」「…�爐屬覆量擴杏澂瓠�」兄「正解!」などと大はしゃぎしていたバカ兄妹です。

実は、私たち兄妹の間では、シャーロック・ホームズというのは数ある自虐ネタのうちの一つ。自虐ネタとしては他に、『スタートレック』や『犬』などがあります。いずれも子どもの頃から好きなものなので、「また�犹佑弔僚靆将疇�から通して見ちゃったよ〜」「TNGのデイタの娘の話、面白かった。見たの6回目だけど」「ポメラニアンの動画Youtubeで20分も見ちゃったよ〜」と言う時、そこには暗に、現実から逃避して18世紀のノスタルジーや宇宙の壮大さや犬の愛らしさに耽溺しちゃったよ〜、という自虐的な意味合いがあるのです。

兄は「ジェレミー・ブレッドのホームズ以上のホームズは存在しないし今後も二度と出て来ない」と断言していました。今のところ、異論はありません。でもBBC版はけっこういい感じに追い上げてきている気がします。そして、もちろん兄はRDJの映画版は一切認めていません。「どこにでもいるかっこいいチョイ悪&ダメオヤジ」とのこと。まあ正直、ジェレミー・ブレッドにもB・カンバーバッチにも�猗麕洵瓩紛�気が漂ってるけど、RDJにはそれがないんだよね。私はRDJのファンだった時期もあるのですが(コリンと共通するものがあるでしょ?)、彼は�狹刑有疚鬚�似合うタイプではないですね。ワイルドなワル路線でいいです。


またまたヴァイオリン登場






窓辺にそっと置かれたシャーロックの肖像画。実在しないのにこの扱い


6つのナポレオンの胸像(6つはありませんでした、、、たしか)








最後はおまけ。ホームズのポーズをとる兄をパシャリ。ばか兄妹!





おみやげ屋さんでは、ホームズを扱った映画のDVDなどは雑に置いてあり買えたと思いますが、残念ながら? BBC版のSherlockに関するものは何一つありませんでした。グラナダTV版は、グッズはほとんどありませんでしたが、モデルにしたのはあのドラマの場面なのかな、という程度にはいまだに影響が感じられます。

外観も撮ってきたのですが、車や人の交通量が多く、カッコイイ写真を撮れなかったので貼らないでおきます。

きっと映画やBBCのSherlockファンで、今後行かれる方も多いと思いますが、おみやげ屋さんはいつでも入れるので、ミュージアムは空いている時に先に入っておいた方がよさそうです。

私はまだSherlockのS2のラストエピソードを見れていません。近日中に(というかこの英国日記を書き終えたら)さっさと見たいと思います。今はそれとThe Wire、Game of thronesを見るのが楽しみで楽しみで。


ちょっといい感じのおじさん



もうひとつ。この日は夜にヴィクトリア駅の近くで、Billy Elliot(映画『リトル・ダンサー』)のミュージカルを見ました。いまだに、私のミュージカル観賞歴においてベスト1であり続けているのは米国版Billy Elliotなんですが、英国版ももちろん面白かったです。こんなに演出が違うんだな〜と思いました。英国版の方が、子どもが子どもらしく、米国版ではもはやお色気キャラと化し観客から大喝采を浴びていたマイケル役の子なんて、英国版ではそのへんの野暮ったい田舎坊主でした笑 正直、演技も米国版のビリー&マイケルの方が上だったかな? 二人とも、米国版の方が年齢が上だった気がします。
オリジナル版は、サッチャー政権下という色合いをより全面に押し出しており、冒頭では当時のニュース映像がスクリーンに映し出されたり、サッチャーを中傷するダンスなども。今、メリル・ストリープのIron ladyが上映されていますから(ロンドンでも広告を見かけました)、タイムリーといえばタイムリーです。

また、英国版BEで私が感銘を受けた点はもう一つあり、それはビリーが�狢膺佑亮�分�瓩僚�けを借りて白鳥の湖を踊るという演出の場面なのですが、初めてバレエの素晴らしさがわかりました。やっと、私の文化レベルもここまできましたヽ(´Д`)ノ 閉演後に兄とも語り合ったのですが、子どものビリー役がど素人に見えるくらい、この時、ビリーの大人役を演じたダンサーの動きが全然違ったのです。ひたすらスゴイと思いました。そして、大人ビリーが壁にぶち当たって挫折しかけている子どもの頃の自分の手を取り、君もここまで来れるんだとばかりに宙を舞う姿には泣けてきた。セリフもないのにそれを伝える、プロの演出って本当にすごいです。

というわけで、ロンドンは終わり。ベイカー街へ行った日は、ロンドン塔やタワーブリッジも見に行きました。SherlockのS2E3には、ロンドン塔が登場する、とFanさんに聞いていたので、せめてその場面だけ見てからロンドン塔へ行こうと思い、前日の夜にちょっとだけ見たのですが、、、冒頭のジョンとカウンセラーの会話の場面でZQN☆でした。あはは……。ロンドン塔に行った時、ベンチに座ってモリアーティが登場するロンドン塔の場面をipadで見ました。何やってんだか。

翌日3/8、早朝にユーストン駅からリヴァプールへ向かいました。その話はまた今度。
WEB拍手のご返事も溜まっています。それも次回!

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2012年03月16日(金) 英国旅行(1/4)

やはり日記というのは疲れていてもその日のうちに書かないと臨場感が出ませんね。とりあえず3/3から。

3/3 羽田→ロンドン
今回は高齢の母が一緒ということでビジネスクラスでしたが、機内食より何よりも、私の胸を熱くしたのはこの萌えるムービーリスト。

《機内で見れた映画一覧》※slasherに人気のある作品だけチョイス


ね? 申し分ないでしょ?


他にも、football the greatest managerというプログラムでモウリーニョの特集や定番作品『ハリーポッター』などもありましたが、それは割愛しておきます笑 TVシリーズではデンマーク版のThe KillingのS2が見れたのもよかったです。

とはいえ私が結局見たのはTTSSと50/50を半分だけ(すまん、あんま面白くなかった…)でしたが、priestはポール・ベタニーのみならずカール・アーバンも出演してたのかっ。母が隣でDangerous methodを見ていたので、ちらちらヴィゴのヒゲ面を拝むことはできました。兄はスタトレを見ていたので、私の周辺は萌香が漂っていました。萌香って、ふつうに女の子の名前としてありそうですね。

最近slasherに人気の作品に登場する役者がこぞって登場するTinker Tailor Soldier Spyは、作品としては面白かったです。ただ萌えるかというと私的には掘り下げるほどではない気がしましたが、原作や役者ファンのご意見を窺ってみたいところです。若くてキラキラしてる若者たちの話よりは枯れた男たちの色気の方が好みに合ってるとはいえ、若干枯れ過ぎです笑 萌香が沁み込んだポプリって感じです。 でも私は原作を読んでいないのでわかりません。映画では女子が萌える要素が削ぎ落されていたのかもしれませんね。

「……そんで? 英国旅行どこいったの?」



3/4 ロンドン
メッシにつっこまれたので、先へ進みましょう。宿泊ホテルは、Plaza on the riverというわりと知られたテムズ川沿いのアパートメントホテル。キッチン&リビング&ベッドルームで、私と母はキングサイズベッドをシェアし、兄はソファベッド。実はここには過去に泊まったことあり。その時、バーにリオ・ファーディナンドが出没することがある、と聞いていたのですが、ちょうどこの日はマンUがスパーズと対戦するためにロンドンに滞在していたはずなので、「もしや…?」と淡い期待を抱きましたが、やっぱりそう運良く遭遇はできませんでした まあ、チーム行動だからよほどのことがないと、別行動に監督の許可は下りませんね。

でもこのホテルは失敗。3人でバスルーム一つを共有は危険とは思っていたのですが、こんなに面倒だとは。それに部屋が寒かった(`曲´;) ロンドン自体が寒くて、到着後数日は軽く熱出してたと思います。ちなみに、札幌に戻った日の気温は-4℃で雪がちらついてましたが、ロンドンは気温15℃だったのに雨が降っており風が強かったために、体感温度はロンドンの方が断然寒かったです。

チェックイン後、それほど時間がなかったのですが、すぐに夜のスパーズ対マンU戦を見にスパーズのホームであるホワイト・ハート・レーンへ行きました。あまり治安が良くないノースロンドンということで、新調したばかりのデジ一(EOS 60D)をカツアゲに遭って盗られたら哀しみのあまりテムズ河に身投げするしかない、と思い、持っていかなかったので写真はビデオカメラのカメラモードで撮った数枚しかありません(動画はある)

ホワイト・ハート・レーン周辺の屋台






なんと、マンチェスターU戦ということもあり、ゲストでガリー・ネヴィルが来ていた!


こんなところでガリー兄さんと会えるとは、試合はスパーズのぼろ負けで兄にとってはガッカリでしたが、私は満足でした笑



ともかくWHLは野郎率がすごかったですw 私たちは、スパーズのメンバーカードを借りての観戦となりましたが(代理店経由・2&3位決戦ということもありばかげた金額)、借りたメンバーカードの所有者の実体はともかく、兄はディラン、私はカールになりすましました。やっぱり英国まで来たなら一度くらいスパイごっこやらなくちゃね。

なりすまし作戦は大成功で、無事スタジアムで試合を観戦できました。狭いシートに体を押し込み、初めて見るプレミアの試合の寒いのなんの迫力あるのなんのって。中央寄りバックスタンドの3列目で、モドリッチやルーニーの筋肉の躍動が目の前で感じられました。残念だったのは、パーカー、ファン・デル・ファールト、ベイルというスター級が怪我やサスペンションで出場しなかったこと。特にこの試合でパーカーがいなかったことは、大敗の一因になっていた気がします。

まあ、フットボールの詳しい話はやめておきましょう。この2チームに関しては私は門外漢です。といっても、この数日後に見たビルバオ戦といい、私はどういうわけかマンU戦をこれまでに5回スタジアムで見ているのでした。そのうち、マンUが負けるのを見たのは、今回のビルバオ戦だけでした。


3/5 オックスフォード&ブレナム宮殿
第二日目は、母のたっての希望で、オックスフォードへ。事前に行き方を調べておきましたが、けっこう苦労しました。ここで得た教訓。同伴者が何を口にしようとそれが生半可な知識に基づいている場合は、自分の計画をブレずに実行すべし。母の迷言に惑わされ大変でした。ガイドブックにはこう書いてる……というので駅前から10分歩いてバスターミナルへ向かったら、結局乗ったバスが駅経由でした笑 

ともかく、オックスフォード経由でブレナム宮殿へ。正門の横に門番の詰め所というより昔は門番が住んでいたんだろう小さな石造りの家があり、そこから宮殿のもうひとつの門まで真っ直ぐの見通しの良い道を徒歩15分。そこでチケットを購入し、宮殿までまた徒歩5分。到着する頃にはくたびれてました。
ブレナム宮殿はウィンストン・チャーチルが生まれた場所で、彼が眠っているのもブレナムの敷地内だか外だかにあるチャペルです。彼の先祖、マールバラ公ジョン・チャーチルが、スペイン継承戦争中のブレンハイム(ブレナム)の戦いで立てた戦功によって当時のアン女王から贈られた大邸宅(by wiki)で、宮殿で説明を聞いたところ、この先祖は戦術の立案段階で大きな貢献をしたようです。チャーチルはこの先祖のことを、とても誇りに思っていたとか。チャーチルといえば一般的な知識しか持ち合わせていませんが、母は昔、回顧録だか自伝だかを読んだそうです。

残念ながら、この宮殿の内部も写真撮影ができませんでしたが、私が萌えたポイントは、広間にアレクサンドロス大王、ハドリアヌス帝、バッカスなどの胸像が飾られていたことでしょうか。ハドリアヌスもアレクサンドロスも一人の男を愛し、その愛人が死んだ時には彼らを神格化するに至り、彼らの石像を帝国中に作らせたり、ピラミッドよりも巨大な墓碑を作らせたりした、変態チックな大天才というか天才的なド変態です。この二人の胸像が、対になるポジションでチャーチル家の広間に飾られていたものだから、チャーチルやべっと私が思ってしまったのも無理はありません。とはいえ、欧米でアレクサンドロス、カエサル、そして英国人でハドリアヌスを尊敬していない為政者などいるはずもありません。チャーチルは、「カエサル軍がブリテン島に上陸した時、英国の歴史は始まった」と発言したとさえ言われていますから、けっこうギリシア&ローマ通だったんじゃないでしょうか(いや、彼クラスになると帝王学を詰め込まれた際にきっちり学んでますね)。ハドリアヌスも英国には視察旅行で上陸しています。

ところでこのチャーチル、壮齢に差し掛かってから絵画を始めたのだそうですが、この絵がいいんだ。私もいずれ、彼について書かれた本を読んでみたいです。

ブレナム宮殿のガイドブックを買ってきたので、また後ほど面白い&萌える情報があれば書きます。


さて、ブレナム宮殿を後にしてオックスフォードへ戻った私が、最初にしたことは、『指輪物語』と『ナルニア物語』のファンなら見過ごせない、Child and Eagleに行くことでした。


実は↑これ、私が撮った写真ではありません。母に撮影を頼んだのですが、自分を入れずにパブの外観だけ撮ってくるのを忘れてしまいました 

このパブは17世紀からセント・ジャイルズ校の所有となっており、昔から作家集団の溜まり場だったようです。そこにメンバーとして名を連ねていたのが、トールキンとC.S.ルイスでした。彼らは1933年に出会い、自分たちの作品を批評し合っていましたが、そのうちこのパブのプライベート・ラウンジ、Rabbit Roomでランチタイムに会うようになったそうです(と、今wikiで知りました)。この場所でエルフとかホビットとかケンタウロスとか真剣に話し合って周囲の人に奇異な目で見られていたんだろうな〜と感慨深くなりました。

これは、パブの近くの通り



それから私と母は、もともとこれといって目的はなかったのですが、とりあえずクライスト・チャーチだという安易な考えでそっちの方へ向かいました。CCは、ハリーポッターの食堂の場面を撮った場所としてファンの間では有名だそうですが、実はCCと聞いてもそのくらいしか知らない私たち。もともと私は、母のお伴という意識が強くてノープランだったのです。

これがクライスト・チャーチ。時間がないため中に入らず。




その周辺






地味にChrist church (こういうところでスペルミスするんだよね…)



オックスフォードまで行って、こんな萌えポイントを見落としてきたなんてもったいない! と英国好きの方に怒られそうですが、もともとホントに、英国そのものがピンと来ない私です。オックスフォードといえばディケンズになら興味があったんですが、きっと母は興味がなかったと思います。

でも、アリス・ショップには行きました。お客さんは日本人ばかり


しかし…! そんな私にもオックスフォードで見つけた楽しみがあったのです!!

それは
オックスフォード男観察!

さすがに正面からは撮れなかったので、ほとんどの良い男は指を咥えて眺めるだけでしたが、
トラッドスタイルの育ちのよさそうな端麗な顔立ちの男たちをたくさん見ました……。


こんなに可愛い子たちも


うほっ


おおう


きゃっ


もっ萌えるっ



盗撮失礼しました……。まだ数枚あったはずなので、写真整理したら上げます。自転車に乗るヘンリー王子どこいったかなあ。タイミングが合わず撮れませんでしたが、貴族みたいなハンサムな二人組なんかもいましたよ。ロンドンでも見かけないクオリティの高さでした。
おまいらオックスフォードまで列車で行って何してんだ、と言われそうですが、帰国した母に「英国旅行で何がよかったか」とたずねると、「1位はハワース、2位はオックスフォード」とのことでした。何もしなかったオックスフォードの一体何がそんなに良かったのかとたずねると「若い人たちの美しさ」だそうな。まあ、確かに、本を小脇に抱えた黒ぶち眼鏡のブロンディ in ブレザーなんて、日本じゃ見かけられないからな。

どーしょもない英国旅行記になってますが、次回はロンドン3日目から。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2012年03月13日(火) 英国旅行から戻りました

みなさんお久しぶりです、帰国しましたヽ(`Д´)ノ ……と、その前に、英国へ行くと一言断っておくべきでした twitterではちょろちょろ書いてましたが、10日ほど兄母を連れて英国旅行へ行ってきました。いやーとにかく疲れた。楽しかったものの満足度は6割。やっぱり一人旅の方が気侭です。家族旅行なので諦めたこともいろいろありましたが、それはまたいずれリベンジということで。

地下鉄、鉄道、バス、レンタカーを乗り継いで、ロンドン→オックスフォード→ロンドン→リヴァプール→マンチェスター→間違いで湖水地方→カーライル周辺→ハワース→リーズ→ロンドンという旅程でした。お分かりの通り、ハードでした(;´Д`)

その間、フットボールの試合観戦&スタジアムツアー参加、ミュージカル観劇、トレッキング、クルーズ、遺跡巡りなどなど盛りだくさんでした。一番の失敗は、マンチェスターから乗り継ぎなしでカーライルへ行く予定だったのに、湖水地方の奥地へ迷い込んでしまい、アイリッシュ海沿いをたった一両の列車でてくてくカーライルを目指すことになったこと。予定到着時刻を4時間も押したためにローマの遺跡をじっくり堪能できなかったのです。

旅の話は少しずつしていきます。写真は山ほど撮ったわりに使えるのは10%にも満たない、というのはいつものことですが、そのうちの数枚を。


旅はロンドンからスタート


全然そうは見えませんが、トラファルガー広場


ヴィクトリア駅周辺のパブで撮ったもの


これも同じパブにて


やっぱり行ってしまったBaker.st 221b


そしてオックスフォードにも。クライスト・チャーチもちら見


もちろんフットボールを忘れるわけにはいきません。王者ユナイテッドをも打ち負かした、世界最高のサポーター集団ビルバオ。上に押し込まれ窮屈そう


ユナイテッドはとりあえず忘れて、マンチェスターといえばシティ……ゲイ・ストリート!


でも今回のメイン? は『嵐が丘』の舞台として有名なハワース


強風吹き抜ける荒野(ムーア)をトレッキング


古代ファンとしては欠かせない、ハドリアヌスの城壁にも行きました…と言いたいところだけど、実はこの写真もハワース


ハワースでは英国の田舎の雰囲気を堪能できました


リーズへ行く途中で立ち寄った世界遺産の町、ソルティアにて。街はそうでもなかったけど、今回の旅のベストショット




フットボール、ベイカー街、荒野など写真だけは撮りまくってきました。気に入ったものだけ加工して上げます。とりあえず、兄は英国が気に入ったらしい


ところで、しばらく日記を書く暇がありませんでしたが、前回のMadmenの話は好評でよかったです メッセージをくださった方、ウェブ拍手ボタンを押してくださった方、どうもありがとうございました。Romeレビューもとまってるのですが、今回ブリテン島のローマ遺跡などを散策し、現地で買った本を読みだしたらこれがまた痒いところに手が届きまくる本で……またRomeについても書こうと思います。

ではではやることがいろいろ溜まってますが、ひとまずこのへんで。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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