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 #La Roja #Xavi
| | チャビ「ものすごくラ・ロハのファンだ」@El Pais PART1 14:54:40, 水曜日 30, 3月 2011 |  
遅くなってしまいましたが、一週間前にEl Pais紙に掲載された、チャビの代表100試合目を記念するインタビューです。このインタビューが掲載された時点では、彼はまだ100試合目となるチェコ戦をプレーしていませんでしたが、彼の代表における過去99試合を総括する、萌えあり感動ありの本当に素晴らしいインタビューです。チャビのインタビューにガッカリさせられることは決してありません。
* * * *
2000年11月15日、チャビエル・エルナンデス・クレウスは代表チームで最初の試合をプレーした。彼は現在、99キャップに達している。金曜日、グラナダにて、もし何も悪いことが起こらなければ、彼はスビサレータ(126)、カシージャス(117)、ラウル(102)らとともに100キャップのクラブの仲間入りを果たす。この100試合はスペインフットボールの近年の歴史を、そしてチャビのパスの軌跡に導かれ、ラ・ロハがヨハネスブルグで世界の頂点に立った道のりを振り返る機会を与えてくれる。
代表での初試合を覚えている? オランダ戦だった。彼らはおれたちを1−2で打ち負かしたよ、だけどそのA代表でのデビューの前に多くの試合をプレーした。自分の人生を通して代表チームでプレーし続けてきたことにはセンセーションを覚えているよ。
スペイン代表で100試合をプレーすることなんて想像できただろうか? W杯の期間中に、それまであと数試合しか残っていないことに気づいた。そしてもし監督が望むなら、到達するだろうことに。だけどその前は もちろんなかったよ。だってとんでもないことだろ? おれはいつかバルサでプレーしたいとだけ思っていたし、そんなことは不可能だという気もしてた。遠い先の話だ。つい最近まで100試合プレーするなんて予想もしていなかった。その件に関してはわくわくしてるよ。
ラ・ロハの大ファンかな? ああ、すごくね……ものすごくラ・ロハのファンだ。代表でプレーするのは好きさ、そそられることだよ。前にルイス・アラゴネスがおれにこう言った――「こいつは、感情やイデオロギーはともかく、フットボールなんだ。誰がフットボールをプレーするのが好きじゃないっていうんだ?」彼の言う通りだ。フットボールをプレーするのが好きじゃないなんてやつがいるかい? さあね、おれはバルセロナで育った。ここは家だ。だけど代表チームはおれに多くを与えてくれし、成長させてくれたんだ。初めて代表に参加した時、自分がどんなだったか覚えている。そして今のおれがどんなかもわかってるわけだけど、信じられないことだ。
初めての時のことを覚えている? 代表のって意味だよな? ←
もちろん…… 16歳の時、11月のトレーニングだった。マドリーで三日間過ごしたよ。監督だったビラが連盟のテオドロ・ニエトにこう言った――「こいつを連れていけ、すごくいいぞ」彼はサンティステバンと共にチームを作った。イニャキ・サエスもいたっけ。彼に対しては多大な敬意を求められたけど、知り合えばとても素晴らしい人だとわかったよ。あと、ラ・レアル(レアル・ソシエダ)の(ジョセバ・)ジョレンテやイケル・カシージャス、ソリアーノ、アランスビア、ベティスのヴァレーラや、オルバイス、ジェステもいた……当時のチームの多くの選手がプリメイラ・ディビジョンでプレーした。あの三日間が基礎だったって思っていた。まるで爛侫奪肇棔璽訌手になれるかなれないか瓩辰憧兇犬如△れにとっては効果があった。
その三日の間に、何度ボールを失った? いや、いいプレーができたよ、滑らかにね。うまくボールを回して、満ち足りた気分で帰った。だけど失敗ってのは忘れないもんだ……今でも覚えている。ポルトガルでのメリディアン杯に召集されたから、うまくやれたんだったに違いない。ナイジェリアが優勝した。それで、バルサはオクノオと契約したんだ。シマオが大会最優秀選手に選ばれ、おれは二番目だった……あのチームでは、グループが形成され基本が形作られた。代表の常連として呼ばれるようになり、クラブでもプラスになった [チャビ、またしても猜發フットボール事典瓩世箸いΔ海箸鮠斂世垢]

なぜ? 監督はきみを違う目で見るようになり、より高く評価してくれる。チームメイトも同様だ。代表でプレーするようになると、もっと自信もつく。ライバルはきみが、代表でプレーしていることを知っているし、それはフィールド上でも伝わって来て、より多くのことを求められるようになる。そして名声もついてくる。代表になるってのは別物なんだ。ヴァルデスにきいてくれ。プロフェッショナル・レベルでは、ステータスが与えられる……それによって、自分自身により多くのことを求めるようにもなる。というのも、もしハードワークしなければ、もう戻れないと考えるようになるから。
初召集後は、いつも呼ばれるように? ああ、97年の同じ年、カシージャスや、ソウサ、ウエスカのカマーチョやアルメリアのコロナらとエジプトで行われたU17世界選手権に行った……おれたちは3位に終わり、ロナウジーニョがいたブラジルが優勝したんだ。おれたちはガーナと準決勝を戦った。ブラジルにはマツサレム、ジオバニ……バルサでプレーした小さい選手、ロナウジーニョ、ローマのマンシーニがいた。本当に勝ちたかったよ! 皆すごく血気盛んだった。チームには素晴らしいハーモニーが存在していて、おれたちは有意義な時を過ごした。下部カテゴリについてたくさん話したし多くのことを共有した。なぜなら皆、同じような不安を抱えていたし、人生はそれだけだったから。それに、恐怖によって人はしゃべっちまうんだ。代表では素晴らしい時を過ごしたよ。
なぜイケルは、あなたはとても静かだっていつも言うのかな それはだって、おれがすごく礼儀正しいからだよ! 彼は危険な男なんだ。リエイダのブラスにきいてくれ。おれたちがカードをするとイケルはいつだって勝つんだ。スリーカードを持ってたってエースが出ちまえば、何だって打ち負かしちまう。で、エースはいつだってイケルのところ巡ってくるわけだ……テーブルの下からね、もちろんさ。代表では遊ぶのが楽しいんだ。おれは大事に接してもらえるしすごくいい友達にも恵まれてるから。
カタラン人であることで、問題を抱えたことは? まったく。まったく、連盟の中では。そのせいで問題を抱えたことはない。おれは人好きする人間だし、ここには素晴らしい人々がいる。いつだって居心地が良かったしリスペクトされてきた。代表はおれを買ってくれていると感じてる。それに、バルセロナはいつもおれが代表でプレーしに行くことに協力的だった。いつもだ。
バルサ育ちの選手たちが代表チームにもたらすものは? おれたちはロマンティックでね。基本的に、スタイル、ボールに触ることへの愛情。カタラン人選手やバルサで育った者はボールをとても大切に扱うんだ。マドリーから来た選手は、たとえばだが、とても競争意識が高い。とてもメンタルが強く、決して諦めない。
あなたの(代表への)コミットメントは疑われたことが。あなたがカタラン人であるがゆえに そうだ、おれに関するくだらないことがたくさん言われたが、でも連盟の中でじゃない。人々はおれがソックスの国旗を隠していることを非難した。この件に関しては首を突っ込むもりはなかったよ、くだらないことだからな。代表ですでに99試合プレーしてるって時に、おれにどんなコミットメントを示して欲しいんだい? おれは16の時からこのチームのためにプレーしてきた。怪我や捻挫を抱えながら……だけどジャーナリストにこうは言えないんだよ――「なあ、聞いてくれ。おれは自分に鞭打ってプレーするんだ」
代表チームから学んだことは? いかに競争するか。バルセロナですでに経験していたが、競争レベルにおいて、代表はもうひとつ付け加えてくれる。バルサでスウェーデンのチームと対戦することは、スウェーデンの11人の最高の選手と対戦することとは違う。若い選手なら、アフリカのチームと対戦すればフィールドに出て行った瞬間、「本当にこいつら17か?」って思う。で、もちろん彼らを負かしたいと思う。そういう意味で、スペインはいつもとても競争が激しい。そういや、アフリカはおれにとって素晴らしい存在だ。

なぜ? エジプトでは3位だった。ナイジェリアでのワールドユース選手権では優勝したし、昨年は南ア大会でも。だがいつも病気になっちまう。エジプトでは急性結膜炎になったし、ナイジェリアではもう最悪だった。39度の熱が出て、スウェットシャツとブランケットに包まって眠ったんだ、ひどく寒くてね。なのに犬のように汗を掻いて。彼らはガブリを部屋から追い出したから、彼には何も感染さずに済んだ。4kgも体重が落ちたよ。で、南アでは、コンフェデ杯の時にヘンな動物性アレルギーにかかっちまって。だけどアフリカはいつだっておれに幸運をもたらしてくれるし、大好きだよ。休暇でケニヤとエジプトに行ったこともある。人々はスーパーナイスでね、好きだよ。
ナイジェリアのワールドユース選手権では、なぜ最優秀選手賞に選ばれなかったんだろう? いろいろあったんだ。タベラスとプラティニがFIFAの代表としてやってきておれたちを祝福した。で、彼らはこう言った。おれが大会MVPに選ばれ、ガブリが二位だって……ところが授賞式になると彼らは他の選手に、ケイタに賞をやったんだ。オルバイスはおれたちのキャプテンだったわけだけど、こう言ったよ――「ま、ともかく、ディナーに行こうや」それで皆でピッツァを食いにいった。タフな大会だったよ。焼いたスパゲッティを食ったんだ。
ああ〜っなんて面白いインタビュー
なんだって?
つまり、鍋の底にくっついちまうと、真黒になって出てくるだろ? それを食うか何も食わないかだったんだ! おれたちが泊まったホテルでは、シェフがフライパンに卵を落としてそれを手でかき混ぜていたよ。おれはガブリに言った……マーキナ、おまえ食べろよ。おれたちは帰りたかったけど、ロレンサーナが報告するぞっておれたちを脅したんだ。ありゃひどく暴力的なシチュエーションだったな。
あなたは誰とも問題を抱えたことがない。監督とも誰とも? ああ、おれはそういうタイプじゃない。大勢の監督の下でやったけど、クソ野郎とは会ったことがない。これはおれに限っての話だ。他の人は違うことを考えたかもな。でもおれは問題なかったよ。
カマーチョがあなたをデビューさせた。彼好みの選手があなたと何もなかったと信じるのは容易いことだ おれを招集してくれた最初の人物はカマーチョだった。ペップが怪我をして、おれはセルジ、ルイス・エンリケ、プジョルとプレーするようになった……おれはセビージャ戦でデビューし、ハッセルバインクとフランク・デ・ブールのゴールで1−2だった。彼はおれに言ったよ、「チャバル、おまえのことは知ってるぞ、トランキロ」彼はおれを、初めてのW杯に呼んでくれた。おれは韓国戦の延長戦で出ていった。パラグアイ戦でもプレーしたし、それから南アとの対戦ではスタメンだった。カマーチョはモチベーターだ。彼は守備的だと考えられているけど、おれたちにはボールを大切に扱わせた。彼といるといつだって警戒していなくちゃならなかった。彼はいつも¡venga, vamos!と叫んでいたし、物事を一歩先んじていた。あの体験はすごく悲しかったな。韓国戦での敗退は本当に不当だった。おれたちはとてもいいプレーをしていたけどフィールドはとても乾いていて……ホアキンとバレロンはすべてをうまくやっていた……素晴らしい試合をしてたよ! だけど韓国の選手たちがいかに走ったか! 彼らはちっとも疲れなかった。おれは、彼らは延長で力尽きると思ってた。だけど彼らは走り続けてPK戦に突入していく中でもまだ走っていた。あの日はタフだったよ。イエロがロッカールームで泣いていた姿を決して忘れないだろう。打ちのめされたよ……あれは彼の代表での最後の試合だったんだ……おれたちはあんな結末には値しなかった。歴史を変えるチャンスだったんだ。 <続>
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| 2011年03月29日(火) 『Jewelry Chocron篇 Part2』 |
 #La Roja #Reina #Arbeloa #Ramos #Marchena #Capdevila #Alonso #Villa #Silva #Llorente #Javi #Mata
| | ラ・ロハ捕獲大作戦(1/5):Jewelry Chocron篇 PART2 21:09:51, 火曜日 29, 3月 2011 | おいサインペン、貴様、どこにいる!

セルヒオが入店した時点で店のドアは閉じられ、司会がステージで進行を開始。ここでほっと一息ついた私は、選手を待っていた間ずっと考えていた計画を実行。そう、近くでサインペンを買ってくる笑 イベントが終わるまでに戻って来れれば間に合うはず。幸い、日本からラ・ロハマフラーだけは持ってきておりました(darumaさんとmadamさんに頂いたものです^^)。
ところが! 行けども行けどもサインペンが売っていそうなスーパーや文具店がない(;'Д`) 現場周辺は高級ブティックやデパートが集まっている目抜き通りです。通行人に尋ねても「この辺にはないねえ」と言われました。タバコ・スタンドのお兄ちゃんに尋ねると、エル・コルテ・イングレスなら一ブロック先にあるよ、と教えてくれたので早速行きましたが、首都の目抜き通りのECIは巨大すぎて、アパレル、エレクトリック、その他がそれぞれ別々のビルに分かれている様子。あるビルの一階に文具店はありましたが、売られているのは高級万年筆などでサインペンがある様子はありません。
この時点で相当時間を無駄にしてしまった私は、結局諦めてジュエリーショップに引き返しました。
アルビーはどこまでもマイペース
結果は、よかった……間に合いました 到着時と違い、選手たちは全員で出てくるはず……という私の予想を裏切ってくれたのは、やっぱりアビエイターがどこまでも似合うこの男、アルベロアでした。
そうです、彼は「ハロー」と見物人に挨拶をしてから、現れた時同様元来た方角へ歩き出し、手ぶらでマドリーの街角に消えていきました。私が見ていた限り、一本向こうの人通りの多い十字路でも、通行人が彼の正体に気づいた様子はありませんでした アルビーの行方を追っていなくてすみません。他の選手が出てくるのを待ち構えていました。
最後は皆で登場
店の前で待っていると、時を置かず選手たちが揃って出てきました。なんたることだ、どんな魔法を使ったんだろう、アロンソがいるではないかっ! 私がサインペンを探している間に入ったのでしょうか? それとも、最初に到着したマタたちよりも先に入っていたのかもしれません。以前も紹介した際に書きましたが、シルバの名前を呼んでいるのはアジア人のファンの女の子。私はとりあえず全員を動画に収めたくて最後の一人まで出てくるのをこの場所で待っていましたが、他のファンは目当ての選手を追ってバスまで走っている最中 バスが店の眼の前についていることを想定していたのか、選手たちは「バスどこ?」と戸惑い気味ですね。
一通り動画を撮り終えた後、バスまで移動しました。この時捕まえられたのはジョレンテだけでしたが、彼は大きくてスーツケースには入りませんでした でも、彼は動画の通り、丁寧にファンサービスをしてくれました。今気づいたけど、ジョレンテの向こうにデル・ボスケもいたんですね。
この動画が突然終わってるのは、私もカメラモードに切り替えてツーショットをお願いしたからです。身を屈めて写ってくれていたんですね。ありがとうジョレ先輩 ところで、なんですかこのヤラシー魅惑的な腕筋と胸筋は。

こちらはカプデヴィラ。ジョレ先輩もおかんカプデヴィラも、遭遇時全体を通していわゆるスペイン語でいうmucho simpatico(とっても感じがいい)という表現がぴったり当てはまる男たちでした カプデヴィラは私と眼が合った時も「おまえはいーんか?」と眼で訴えてくれました。想像通りの人!

私の天敵情報、もう一つ。セルヒオは写真をお願いしようと近付いた私のことをスルー! 急いでいたから仕方がないのですが、一度バスに乗り込んだかと思うと、カッコ良く手摺を乗り越えてバス前方に停まっていた車に乗り込んで消えました。
Jewelry Chocronでの遭遇はこれにて終了。 同日、ビジャとイニエスタはロウ人形館で自分の人形のプレゼンにも出席していたようですね。だから言ったじゃん、期待するなって。

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| 2011年03月28日(月) 『ラ・ロハ捕獲大作戦(1/5):Jewelry Chocron篇 』 |
 #La Roja #Reina #Arbeloa #Ramos #Marchena #Capdevila #Alonso #Villa #Silva #Llorente #Javi #Mata
| ラ・ロハ捕獲大作戦(1/5):Jewelry Chocron篇 PART1 21:09:51, 火曜日 29, 3月 2011 | 私がマドリーに到着したのは現地時間21日23時過ぎ。この日は、ソル駅まで徒歩3分のホテルにチェックインしすぐに就寝。翌22日から、早速ラ・ロハ追っかけの過密スケジュールがスタートする予定でした。RFEFの公式サイトによれば、選手たちは22日午前11:30に、ゴヤ駅近くのジュエリーショップ、Jewelry Chocronに集結。W杯優勝記念の腕時計を各自進呈されることになっていました。
幸い、ソル駅とゴヤ駅はレッドラインで一本のため、現場へは徒歩含め30分以内に到着予定。問題は何時間(分)前に行くかですが、そこは世界王者となったラ・ロハ、きっと大勢のファンが一時間も前から詰めかけているに違いない、と思い、10時に出発。 ゴヤ駅から地上へ上がり、徒歩5分。そろそろかな? と思ったところで……おお、レッドカーペットが見えるではないか! でも、予想に反してファンの姿はほとんどありません。それらしき人は3人だけ、全員女性。何かの間違いかと思いましたが、壁にはラ・ロハの写真が(!)。もしかして時間を間違えたのかな? ……不安に駆られていると、店の人たちがオブジェやガイドポールを外へ運び出し始めました。ショップ前にはバス停とベンチがあり、「さあ貴様、ここで待て!」と言わんばかり。そこに座り、煙草を吸いに近付いてきた店の男性に「彼らはもうすぐ来ます?」とたずねると「イエス!」とニヤリとされました これでもう安心です。
これはスペイン滞在中ずっとそうでしたが、店員もホテルの従業員も、ファンを邪険にすることなく、ルールさえ(ある程度)守っていれば談笑にも応じてくれました。警官や警備員は大変だったみたいですけどね。
11時を過ぎるとちょっとずつ緊張感が増してきました。私はビデオカメラをスタンバイ。サイン目的でメモ帳とペンを手に待ってる二十歳くらいの女性に話しかけましたが、英語が通じず あとの二人は友人同士で、店員と知り合いのようでした。それにしても、RFEFの公式サイトって誰も見ていないんですね あるいは、首都の住民は冷静なのかもしれません。それでも、徐々に通行人も足を止め始めます。TVクル―も続々集結。
ベンチに座っているのは、最初からいた人たちではなく、途中で騒ぎに気づいて見物しに来た人たち。レッドカーペットで待っているのは取材陣

最初に登場したのは、フアニートとマルチェナ
11時15分も過ぎた頃、店の前にすっと停まった一台の車。すぐさま、中から降りて来たのはマタとマルチェナでした。 動画撮影中は発声しないという鉄則に従いつつも、内心「おおお〜っフアニンだ〜っ」 見てください、セーター&ジャケット&ジーンズ姿のこの可愛いフアニートを
彼に話しかけているのは、最初から待っていたファンです。マタの態度をご覧ください。これがファンと接する選手たちの基本姿勢です。
ファンと接する際の三原則 ‐亟蕕蝋気目に 言葉は少なめに アイコンタクトは控え目に
一部の選手を除くと、選手たちはこの原則に従って行動していました。きっとこれは、誰かに教わるのではなく自然に身につけるものなんでしょうね。
さて、間近で見るととってもちっさいフアニン ですが、私も思い切って写真を頼むと、ちらっと横目でこちらを見て小声で「いいよ」と言ってくれました。早速、店の入口でドアマンの役目を担っていたハンサムな店員に撮影を頼みました。ドキドキしてちらっとフアニンを見たら、フアニンもきれいな青っぽい目でこっちをちらっと見ており運命か何かのように目が合ったではないか そ、そしてなあんとおお! フアニンはそっと私の肩を抱いてくれました…… フアニン、十歳くらい年上だけど恋に落ちそう……(;'Д`)))
しかし! ここで悲劇発生。 信じられないことに、後でチェックしたらこのフアニートとのツーショットは撮れていませんでした……(どこの面下げて運命とか言いやがったんだこの女)。実はシャッターを押してくれた(はずの)店員が、この後で私の方へ近づいてきて「さっきの撮れてたかな?」と不安そうに尋ねてきたのですが、私はそのスペイン語がよくわからず「さあ、どうでしょう?」みたいな曖昧な態度を取ってしまったのです。撮れていなかったことに気づいたのは、ホテルに戻ってからでした……証拠写真がなくても、フアニンが私の肩を抱いてくれたことを、皆さんは信じてくれますか!?
元バレンシアのパドレことマルチェナが、三男坊のマタを連れてやってきたのは微笑ましいですね ところで、長男=ビジャ、二男=シルバ、三男=マタ、おかん=カプデヴィラというあのネタはどこへいったんでしょうか?
ハビは礼儀正しくご挨拶
二番目に登場したのは、みんな大好きハビ丸ことハビ・マルティネスッ!! ……だったはず。もはや記憶が曖昧です。実は、フアニンとマルチェナが到着してからしばらく誰も来ず、ハビが到着した時はイベント開始予定時刻(11:30)を過ぎていました。黒塗りのハイヤーなどで登場する選手もいる中、ハビは普通のタクシーの助手席に座って登場、自分の荷物も、動画の通り自分でトランクから取り出している庶民っぷりには好感が持てます ハビとは一瞬眼が合ったのですが、動画はちょうどカメラ(@右手)が木の陰に隠れておりその瞬間は映っていません。ハビ、背が高くてカッコよかった〜っ 入り待ちしていた取材陣に「オラ〜」と一声。
ポニー、シルバちゃん、ぼやぼやくん……笑って〜!
次に黒いバンで登場したのは、シルバ、カプデヴィラ、ジョレンテの一見ちぐはぐな3人組。バンを降りるなりカプデヴィラと話し込んでいるシルバ。ジョレンテは前日の試合で流血したと聞いていましたが、なるほど、どこを怪我したかはそのハンサムな顔を一目見ればわかりました。この傷は私が帰国するまでずっと消えず、笑顔を作るのも大変そうでした。
動画をご覧になればおわかりの通り、追っかけファンその1がカプデヴィラとシルバに近づき、サインをお願いしています。カプデヴィラがサインに応じたので、その隙をついて逃げ出すシルバ。
今振り返ってみると、どうして私はこの絶好のチャンスをみすみす逃してしまったんでしょうか。選手たちとほとんど一対一で向き合えたのはこの時くらいのものでした といっても実は、この時点では私はサインしてもらうためのユニフォームもサインペンも持ち合わせていませんでした。後で判明したことですが、シルバは代表ではほとんどファンサービスをしません。
シルバがひとりでぼやぼやしているので、通り過ぎざまスーツケースを開けて中に詰め込 英語で写真をお願いしました。シルバは一度通り過ぎた後で、「Si,si」と小声でつぶやきつつ戻ってきてくれました。理解するのに2秒くらいかかったものの、まさにマンチェスターで英語漬けの生活を送っている成果が出た瞬間です。
一人でカメラを反対に向けて撮るのは慣れないので苦労してしまいました 思わず隣にシルバがいるのに「う―」とか「おー」とか唸ってしまいました。液晶をこちら側に向けているので彼の表情は確認できます。私は相変わらずぼやぼやしているシルバに向かって、内心「その顔で写る気なのポニー? シルバたん? 笑ってくんないかな? ぼやぼやくん? もうちょっとご機嫌な顔見せて!」とささやきかけてていましたが、あえなくタイムアップorz
それでも、きれいな流し眼の表情が撮れただけで嬉しい。考えてみれば、シルバが満面の笑顔でファンと写っている写真なんて、めったに見たことないですもんねヾ(´ε`*)ゝ

カプデヴィラとジョレンテも隙だらけでしたが、まだ憧れの選手たちを前に心の準備ができていなかったので、動画撮影だけで終了。でも実はもう一つ、彼らに近づきにくい理由があったんです。選手たちの到着の模様は、現場に押し寄せていたTVクルーによって撮影されていたんですね。中には生中継していた局もあったかもしれません。いずれにせよ、午後のニュースで放送される彼らの映像に、写真をおねだりする自分が映り込むのはさすがに気が引けたというわけ
突然の登場にレイナの撮影をとちる
誰がいつ到着するのかまではわかりませんでしたので、黒塗りの車がハザードランプをつけて店の前に停まるたびにどきどきです。記憶が正しければ、3人組の次に登場したのはレイナ。この時は、どうもシルバのぼやぼやが感染したらしく、ビデオカメラをONにし忘れておりぺぺの登場の撮り逃してしまいました
この雰囲気なら、絶対に写真をお願いしたら快く引き受けてくれたと思うんですが、何分突然過ぎて傍観者に終わってしまいました。ところでレイナですが、今回の旅を通してますますファンになってしまいました
手ぶらでぶらりとやってきた野郎顔のビジャ
さあ、我らのエル・グアヘも兄貴顔でのこのこやってきてくれましたよ! いつ見てもいい男だなあ(;'Д`) しかし、この時も私は声を掛けられず。でもいいの、グアヘは眺めているだけでお腹いっぱい
でも、この彼女↓はちょっとアイコンタクトで声かけて貰ってますね。グラナダではそんな余裕はなかったので、やっぱり羨ましいッヾ(´ε`*)ゝ
アルベロアは徒歩で登場!
ここで、ラ・ロハ一のgeek(おたく)、アルビーことアルベロアらしいエピソードをご紹介します ビジャが到着し、次の選手が到着するまでちょっと間が空きました。もう来ないのかな? と思ってぶらぶらしていたところ、「うい〜っす、ちょっと失礼」という具合にファンや見物人の背後から歩いてやってきた男あり。それこそが、例のごとくアビエイターがキマっている我らのアルベロアでした。ね、とってもアルビーらしいでしょ ? しかも手ぶらでした。 私もパートナーがいればささっとすり寄って一緒に写真に写ってもらったんだけどなあ。ちなみに、この動画の最後にアルベロアと言葉を交わしている店員が、マタが私の肩を抱いている決定的瞬間を撮り損なった人だっヾ(`皿´)/
取材陣が待っていたのはデルボスケ
これまで貼っていた動画をご覧いただければわかる通り、レッドカーペットに詰めかけた取材陣たちが仕事をしている様子はありませんね? ビジャが来ても、ハビが来てもスルー。では彼らは何をしに来たのでしょうか? それは、ビセンテ・デル・ボスケが黒塗りの車で到着した時に明らかになりました。突然慌ただしく動き始めた取材陣たち。これまでお休みしていたTVカメラが、後部座席から降りてきたデル・ボスケに一斉に向けられました。 取材陣とファンによる花道を通って入店するデル・ボスケ。彼の姿がドアの向こうに消えた途端、取材陣の壁は崩れ、彼らのほとんどは店の中に入っていきました。つまり、選手なんて絵作りに必要な程度、何人か収めておけばよかったというわけヾ(´ε`*)ゝ
試合中は厳しい表情をしていることが多いデル・ボスケですが、今回の旅で遭遇時にはお茶目な一面も見せてくれました。
セルヒオは遅刻して大慌て
最後に登場したのは(後述しますが、アロンソでなければ)セルヒオ。さて今回の旅では以前から薄々勘付いてはいましたが、セルヒオ=私の天敵という構図が明らかになっていくのですが笑、最初の遭遇からして、何やら今後の波乱を予兆させる展開になりました
デル・ボスケの到着後、取材陣も入店しレッドカーペットもお開きか、という雰囲気が漂う中、関係者は明らかに誰かを待って気を揉んでいる様子。十分ほど経過したでしょうか? 遂に最後のメンバーが車で乗り付けました。
これがセルヒオが到着した場面です。さすがは地元マドリーの選手、ファンが彼の名を叫んでいます。しかし彼、ご覧になればわかる通り、焦ってます 近付いて写真を頼むファンもいますが、時間がなくてスルー。 こうやって見ると↓二人が私を睨んでるように見えますね でもそういうわけでもないんですよ。私の横にも後ろにもファンや見物人が押し寄せていました。
セルヒオが脇を通り過ぎた瞬間でした……「いでっ」…とさすがに声には出しませんでしたが、背中をばしっとやられました。フアニートみたく私の腰を抱いてくれようとしたの? ……いやいや今のは全然違う感触! どうやらジャケットを着ようとした際に、その袖が私の背中に当たったらしい。どさくさ紛れの会心の一撃でセルヒオに貴重なHPを減らされてしまいました
<続>
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