- Daily *萌* -
DiaryINDEX|past|will


2008年07月01日(火) 世界中がスペインの噂をしている

立ち止まっている暇はないのだ! 飛び交う情報におっついていくのが大変です。
まずは決勝のcoverageを用意しました。色々なところから集めた100枚以上の写真。まだ傷が癒えていないドイツファンの方も、よろしければどうぞ。

EURO08 決勝を写真で振り返る

スペインの視聴率は80%越え、ドイツはなんと89%を記録したとのこと。スペインはas紙に代表の日程が分刻みで掲載される熱狂ぶり。
すでにマドリーには到着したとのこと。

asにその模様が色々と出ています。ビデオなども その1 その2(1時間以上の番組です)

ビジャの直球っぽいところがいいなあ。ご指名でぺぺが音頭とってるし! 9分を過ぎるともう、ぺぺ大暴れ!でも彼に呆れてビデオを途中でやめてはいけません。後半、機内でもっとすごいぺぺが待ってるから。
U 2 の あ の 名 曲 も!
トーレスとカシージャスのオタクくさいアニメ(CG)はどうかと思うけど、スペイン放送局の映像編集のレベルの高さを思い知るエンディングまで見る価値はありです。

代表の凱旋。スペインはお祭り騒ぎ。


優勝が決まった直後のスペイン版googleは、これだったらしいです↓ しゃれてますね。

決勝の日のマドリッド。首都とは思えないしずけさ。

スペインサイドの情報が山のように出てくる前に、ベルリンに帰ったドイツ代表の様子も別に用意しました。

一夜明け、ドイツ代表ベルリンへ

こちらでもたくさん写真を見ることができます>bild紙の記事 ムービーもいい感じです。
選手たちは皆、疲れているようですが笑顔で少し安心しました。

最優秀選手はシャビ、とyahooのトップにも出てましたね。彼のギネスグラスを持ってるだけに、嬉しいなあ。スペインの優勝を喜んでいるマドリーの中央集権主義者たちの勢いに水をさせるだけの面子が、この代表には揃っています。シャビは生粋のカタルーニャ人。他も地方者ばかり。マドリー生まれのトーレスは体内にアトレティコの血が流れる男。最後はセルヒオ・ラモスまでアンダルシアの旗を巻いて登場。そんな彼らがスペインを一つにしたことに感動しないものがいるだろうか。え? アルベロア?

ドイツ代表の話題から。
フリンクスがまたしてもポルディをブレーメンに誘っているそうです(bild紙)。「バイエルンではフットボールの楽しさを忘れてしまうけれど、ブレーメンでは違う。おまえはまたフットボールの楽しさを思い出すはずだ!」とのことです。嫌な思いをした古巣へのチクリが含まれてるあたり、彼らしい。
これはkicker紙が行ったインタビューで飛び出した発言のようです。2010年のW杯に向けて再出発するとのこと。他は読解があやしいので保留。数日中に英訳が出ることでしょう。現役の最後はアーヘンでプレイしたい、なんか面白いだろ、みたいな事を言っているようです。ポルディだけじゃなくシュバイニィも来てくれたら最高、大会中にクリンスマンとシュナイダーがウィーンの滞在先を訪れてくれたそうですが(皆喜んだようです)、来季はバイエルンでクリンスマンがいくつかの問題を抱え込んでくれるといいなあ、彼の失敗を願うわけじゃないけど、ブレーメンの選手としては……と言っています。

しかしここにきてadidasは勢いを増しています。スペインのニュースサイトに行ってもドイツのニュースサイトに行っても、「我こそはファイナリストのユニフォームの創造者なり」とばかりに溢れ返る広告。でもセンスがいいから許す。

EUROという欧州を舞台にしたフットボールの大会が、ここまで大きく扱われるというのは、いかに欧州においてフットボールが文化として浸透しているか、ということですね。オランダ人だけでも12万人が現地に駆けつけたとのこと。

ではまた後ほど。スペインサイドの情報集めは大変そうです。


ところで、決勝の内容に関してはもう何も言いませんが、それでもたった一つだけ発言を許されるなら:
あの状況でエンリケ・イグレシアスは明らかに反則だと思う。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2008年06月30日(月) 星の数ほどある敗北の中で、これ以上の敗北はない

負けるなら君たちに、決められるなら君に、と思っていた。









おめでとう、スペイン。
素晴らしい団結。遂に獲得した勝者のメンタリティ。劇的なドラマ。リヴァプールの選手たち。文句なしの優勝。


こんな姿を見るのはとても辛いです。早く帰国して暖かい大歓声に癒されて欲しい。







いつも思うことだけど、クラブも代表も、自分は本当にいいチームを応援してると思う。粘りに粘ってここまで来て力尽きたドイツ代表に、感謝、感謝。
彼らはこの結末を半ば予期していた。この敗北の痛みを受け止める覚悟はできていた。だから彼らがうなだれている姿を見るのは辛けれど、その一撃を見舞ったのがスペインであり、トーレスなら、もう何も言うまい。その相手が、今大会情熱を注いできたスペインなら、私は自分の幸福にもっと眼を向けるべきです。

それでは、少し眠ります……。

----------
21:20追加
----------


no time for losers ということで、まずはスペインサイド。
トーレスがラームとレーマンと最後まで競って決めたあの執念の決勝ゴールは、彼がリヴァプールでこの一年間心身共に鍛え上げられたからだと思います。

セレブレーションから。ヴァモース!


フェルナンドとセスクのインタビュー。
ゴールシーンについては「ラームはぼくが到着する前にレーマンにボールを出せると考えたようけど、あれは大きなミスだった。ぼくにとってはファンタスティックなミスだった」とのこと。
港町のトーレスがこの大会で正式に世界のトーレスに(ビジャの陰から抜け出したフェルナンド・トーレス)。今大会、最初はビジャがスターでした。でもそのビジャがハットトリックを決めた直後にフェルナンドを抱き締め、最後はビジャの分も戦ったフェルナンド。

最高の二人です。



セルヒオ・ラモスについて一言。
彼は親友のプエルタのことをずっと思っていたんですね。同じセビージャ出身でカンテラ育ち。プエルタは亡くなるまで自ら熱烈なセビジスタだったそうですが、セルヒオ・ラモスは思いを故郷においてきたようです。彼が試合後に身にまとっていた緑と白の布はアンダルシアの州旗。しかし水を差さないよう控え目に腰に巻いているところがまたいい。セルヒオ・ラモスは立派な男だ。もうマドリー野郎などと呼ぶのはやめよう。これで、おまえに倅をくれてやる決心がついた。

今回のEUROについてのいい記事です。永遠に続くフットボール巡礼の旅


決勝のcoverageを用意中です。ベルリンで、ドイツ代表のdankeイベントがあるらしいので、その写真を見るのが楽しみです。

一方のドイツ。
最後は二人が、二人の世界を作って、終了!


コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2008年06月29日(日) イースタン・プロミスのことなど


決勝まであと1日。そろそろテンパってきました。
世間的にはやはりスペインを応援する声が多いような気がしますが、無理もない。ビジャの無念さはいかばかりか。
チェルシーがあまり好きではない兄ですが、「ドイツ代表のユニフォームを着て戦ってるバラックはすごくカッコいい」と言ってました。確かに独代表のキャプテンのバラックは妙にカッコいいです。

ところで今日は久しぶりに映画の話題でも。少し残念なことがあったので気晴らしにインディを見てきました。息子がカワイかったのでよしとしましょう。ただ似たような原生林でのアクションとなると、つくりのきめ細かさやキャラクターの厚み、どれをとってもPJのキングコングには大きく水をあけられているという印象でした。むしろ時代を感じさせる街での戦いが面白かった。でもJrがかわいいからいい。

しかし映画といえば語らなければならないのは、『イースタン・プロミス』。先日東京で見てきたのですが、これは10年に一本の色気のある映画! 一緒に見た友達に、エンドロールが終わった後、思わず一言:素晴らしい。以前、この日記でも紹介した(NHKスペシャルで取り上げられていた)、ロンドンに大量に流入しているロシア系移民の裏社会を舞台に、まさに我々が抱く冷たく重苦しいロシアのイメージを、たばこの煙とウォッカと鮮血とバイオリンを交えて映像化した作品です。しかもチェルシーとアーセナルもちょこっと顔を出すんだな。その段階にくるともう「完璧」という言葉はこういう時に使うんだって思いました。アーセナルといえば、数年前にロシアの元KGBルトビネンコ氏が毒殺された時に、その毒物がホームのエミレーツ・スタジアムから発見されたニュースが話題になりましたが、犯人たちはCLで対戦したモスクワのクラブを応援するファンに混じって英国に入国したらしく、あのニュース自体が今ではまるでこの映画の伏線のように感じられます。私にとってフットボールの魅力・色気は『イースタン・プロミス』のあやうさと交差するものがあるのです。
この映画のヴィゴのロシア語訛りの英語は、最高ですね。クローネンバーグはロシアン・マフィアの男たちの微妙な関係をセクシャルな領域にまで持っていきました。脆くて危険な男、キリルのかわいさがヤバイと同時に、彼に恐れと蔑みというよりもはや憐れみを抱いているヴィゴのすべてを煙にまくような演技が、slasherの心をダイヤのようにときめかせます(貴様、この腐った心をダイヤとまで呼ぶか)。ヴィゴ(の役)が感情の片鱗を覗かせるのが、ヒロインに対してとキリルに対してだけっつーとこが!

今日見たインディにもロシア人がいっぱい登場し、毛糸・ブランシェットがロシア語訛りの英語を話してましたが、やはり我々はどうしてもロシア人にはまだまだああいうテイストを期待してしまうのだ。私がマンUのヴィダが殊更お気に入りなのも、彼にこうした�爛好謄譽�タイプの�瓮蹈轡⊃佑領笋燭ぬノ呂鯏蟇討靴討い襪�らです(彼はセルビア人だけど)。アルシャフィンとかパヴリュチェンコ見てたら、幻想だってわかるのに。

札幌でもう一度見れたら、また感想を書きます。比べるのも恥かしいけど、去年BL枠で作品を書いた時に、いくつか候補のプロットをあげて編集さんに見せたのですが、その中に似てるプロットがありました。セルビアの売春斡旋組織に主人公が囮捜査官として潜入するという内容。結局、おきらくな子持ちパパ受になりましたが(全然違う…)、書いてたらむしろ恥掻いてたことでしょう。イースタン〜は見ていて「第一容疑者」も思い出しました。

もうひとつ映像作品の話題。現在『Wire(HBO)』というTVシリーズがスパドラで放映中。これ、ホミサイドのスタッフが作った麻薬捜査班が主人公のドラマで、舞台もボルチモア、出演者もOZとホミサイドとがっつりかぶっているという。しかもHBO。最近兄に教えられ、ちょっと見たけどやっぱり違う。全然違う。なんたることだ、あの独特のリアリズムは。残念ながらトム・フォンタナは関わっていないのですが、デイヴィッド・サイモンなどが製作総指揮のようです。ホミサイドのルイス刑事役のクラーク・ジョンソンも監督やったりしてるようです。
最近、L&O SVUはやっていると欠かさず見てますが、Wireは比べ物にならない。同じ濃厚さを持っていても、イースタン・プロミスはヨーロッパの濃厚さで、Wireはアメリカンな濃厚さ。
しかしこのドラマを持ってくるスパドラTVもえらい! まだ心を失ってはいなかったのだな(何の話だ)。


もう一つ、今日ちょびちょび読み進めていたランズデールの『テキサス・ナイトランナーズ』を読み終わりました。時間かけすぎですが、ずっと忙しくて読めてませんでした。ランズデール最高! 確かに荒削りで彼の作品としては傑作かどうかはあやしいものの、ランズデールの一貫した女性観、男同士の絆をセクシャルな領域に持っていくことへの躊躇いのなさ、徹底したロマンティシズムの排除、最後の残酷な描写は読んでいて不愉快になりましたが、さすがだと思った。ぞっとするような二人の犯罪者の少年、でも魂のあたりで繋がっている。最後は「愛してるぜ」ときたもんだ(この愛は性愛とは違うけど)。保安官コンビのテッドとラリーも出番は少なくちょっとした描写ですが、唸らされました。

そして、ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズの「晩秋」ってやつを読んだ。シリーズは読んだことないけど、あらすじに引かれて。訳が微妙だと思いましたが、時代でしょうか。息の長い私立探偵としてはスペンサーもたいして素敵じゃなかったけど、恋人との関係は素敵でした。確かにラストのくだりなどはハードボイルドらしい。so soといったところ。

新しいBL本のお仕事をいただきました。相変わらず刑事やマフィアものになりそう(私にゃこれしか書けんのよ)ですが、私立探偵もいいかもしれない、とのことで、自分の探偵持てたらなーと夢想してます。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




WEB拍手のレスはこちらから DiaryINDEX|back|new

RPSのきわどいのはマイピクに上げてます。気軽に申請してください。

変態の本性を晒しているアカ。slash ficレビューなども。Follow me now!

Not His Day (footballのID&PW制同人サイト)
RPS小説のページ。ID&パスがわからなくなったらこちらから再入室をどうぞ
ジン |MAIL |HomePage