![]() ![]() フットボールを見て泣くことはほとんどありませんが、今日ばかりはロナウドとJTが泣く姿を見てわっと溢れてきました。試合の内容はピッチのコンディションと同じレベルでしたが(前半は良かったけど、時間が経つにつれ)それでもPK戦という結末は、残酷すぎるゆえにどうしても胸を打たれます。 テベス、バラック、ランプジー、ギグシーなどは確実に決める。外すならロナウドとJTだと思った。多分、私と同じように感じて見ていた人は多いはずです。 その二人が外し、最後にアネルカが止められた瞬間に歓喜を爆発させたユナイテッドの選手の中で、一人ピッチに倒れこみ安堵の涙を流したロナウドと、仲間の肩を借りて号泣したJTの姿には、予期せずして、ただただ感動。確かに彼らはcry babyなどと揶揄される(まあ特に港町ファンから)ことも多いけど、二人がそれぞれの理由で流した涙は、フットボールの魅力を雄弁に物語っていましたね。港町戦でJTに悔しい思いをさせられたことや、決勝でさえまともに守備をしないクリちゃんにムカつきまくったことなどの一切合財が過去に追いやられ、最後にスポーツの一番美しい時がやってきた。バラックや他の選手たちの涙や、ナニやスコールジーが顔をまだ血で汚したままだったことにも打たれました。 やっと、今頃は悔し涙を流しつつも胸を張っているだろうチェルシーファン同様に、私もランパードが母親に捧げたゴールや、困難な状況で見事に結果を出したグラントのことを心から認めることができました。この日記には書きませんでしたが、港町ファンとしてセミファイナルのフランクのあのPKを受け入れるというのは正直できない相談でした。世の港町ファンの皆さん、心が狭いなどと自分を責める必要はない! 私も「涙なくしては見られない感動のPK」という世間の論調から取り残されていたわけです(もちろん、感動はした)。解説者の川勝さんがグラントの祈りのポーズを見て感動したと言ってましたが、まったく理解できなかった、、、のはもちろん悔しさゆえでした(しかし、フレディ・マーキュリーが歌ったようにno time for losersだった)。 でも今やっとその意味もわかり、チェルシーには心の底からの賛辞を。首に巻き巻きしたユナイテッドのスカーフを濡らした涙の1/3は(いや1/2と言っても過言ではない!)、チェルシーの戦いぶりに感動し流した涙です。 あの場面でJTが外すなんて、あまりにもドラマチックすぎる。確かに運に恵まれなかった。でも運について議論するのはやめましょう。フランクが決めた一点目はユナイテッドにツキがなかった。いくつか青いファンなら激怒してるだろうジャッジミスもあった。でもCL全体を通して振り返ると、対戦相手といい、セミファイナルの港町戦の結末といい、チェルシーは運を味方につけて勝ち上がってきました(もちろんそれも実力)。 解説の遠藤さんが「最後は歴史と伝統が勝った」と言ってましたが、その通りだと思いました。チェルシーはまだ時が熟してなかっただけ。来年か、五年後か、十年後か、近い将来必ずビッグイヤーを獲るはずです。 後半はまったく理解不能な理由でユナイテッドが自分たちのプレーができなくなり、これで負けてももう何も言えない、と思いました。疲れのためか、前半ほど前線の選手が戻ってプレッシャーをかけなくなり、クリちゃんなんてポーズだけの守備。ただし、彼はこの決勝ではよくやってくれた。 では、いかにしてユナイテッドは押され気味の後半から延長まで、チェルシーの攻撃をしのいだのか。テベスも、スコールジーも、ハグもよかった。でも一人MotMを選べと言われたら、私は迷うことなくヴィダを選びますが、皆さんはどうでしょうか。思えばあの泥への一言は彼流の宣戦布告だったのだ。最初から刺し合う覚悟だったのだ。そして泥を完封し最後には一発赤で退場に追い込んだ。港町は押さえられませんでしたが、ヴィダがやってくれた。泥が退場になっていなければ、PK戦の行方も変わっていたかも。 ともかく私としては、理想を絵に描いたような決勝でした。最後がアネルカだったのも嬉しい。国内リーグのマンUとの直接対決も、CLセミの港町戦も、アネルカの投入でやられた部分も大きかったです。 それでは、試合後3時間が経過した現在の雑感を書いてみました。また事前・事後情報と写真などは次回。 今日は仕事を休んだので、晴れ晴れとした気持ちで今から寝ます。しあわせだ……。
今日、仕事でロシア人の学生の招聘状を作っていたら、その学生の住所が「シェフチェンコ通り」で一人で笑ってました。パクチソン橋など、フットボール選手の名前を冠した建造物などは珍しくないようですが、まさかシェフチェンコ通りに暮らしてるロシア人に郵便を送ることになろうとは! 広大なロシアのど田舎でも、シェフチェンコの名は知れ渡っているわけですが、みなさんは今日のNHKスペシャル『沸騰都市〜ロンドン・世界の首都を奪還せよ』をご覧になったでしょうか。ちょっとCMを見て、これはもしかしてプレミアリーグのことに触れるかもしれないぞ、とチャンネルを合わせたのですが、まさに新興国(BRIC)のエネルギーとマネーを呼び込むために、いまやニューヨークをしのぐ勢いで外国人が流入しているロンドンの特集で、主役を外国人に明け渡したプレミアリーグをその縮図として大きく紹介していました。企業コンサルタントで財を成したチェルシーファンのロシア人は、同じロシア人オーナーのクラブであるチェルシーの成功を、完全に自分の成功と同一視して「すでにチェルシーはロシア人のクラブだ」と言っていたのが興味深かったです。平行して、昔ながらのチェルシーファンである生粋のロンドナーの日雇い労働者の悲哀を描いているのですが、彼らのような人々にとってジョン・テリーのような存在がいかに大きいか、ということは(言及はないまでも)よく伝わってきました。オーナーが変わり、サポーターの層も変わり、選手も外国人が増え、クラブそのものが変質していく中で、地元のユース育ちのコックニーがクラブのキャプテンを務めている。大きな心の支えのはずです。 マンCのタクシンのことも特集していました。当たり前のような顔で「プレミアの4位内狙い」を目標に掲げて、シーズン後半でそれが叶わなかった時に「来シーズンはいっぱい投資しなきゃ」的な発言をしていたんですが、港町もぷらぷらしてらんないぞ。ちょうど、ジェラードが「クラブ(ラファ)はマネーが必要!」と公然と援護射撃した、というニュースが出ましたね。彼にしか言えない一言を思い切って言ってくれました。同時にこれはラファと同僚への「来季はプレミアを獲りに行くぞ」という意思表示でもあります。 ドキュメンタリーに戻りますが、その中で平然とタクシンとその取り巻きが「どの選手を切るか」というようなミーティングをしているシーンには驚きました。「これは無駄な選手です。これはもっと安い選手です」とすっかりビジネスと割り切って�狄涌�整理�瓩鬚靴討い襪錣韻任后�そしてあっけらかんと、「監督の仕事だけど、金を出すのは私ですから、あっはっは」とやってるわけ。チェルシー戦ではある選手のことを(OGを献上したダンの可能性が高い)「この選手は1億2千ポンドの年俸を要求してるけど駄目だね」とか言ってます。どう見てもフットボールのことをよくわかっていないオーナーが、あんなふうに適当に監督の仕事の領域に口を出すのかと思うと、けっこうショックでした。いやーあれじゃ監督は大変だわ。 やっぱりフットボールって面白い。いつかTVシリーズで見てみたいです。フットボールものというと、キャプテン翼のような漫画や『GOAL!』みたいな映画しか思いつきませんが、フットボールをビッグビジネスとして捉え、労働階級出の無知な選手たちを投資家や政治家たちに利用される駒として描きながらも、結局はその選手たちの一挙手一投足によって躍らされていく世界、という視点で描いた作品を見たいです。そうとも、東欧出身の若者が西側でゴールを決めると、極東にシェフチェンコ通りができるのです。ベルルスコーニは彼を利用したし、ウクライナの政治家だって利用しました。でも結局、彼がゴールを決めるかどうか。彼しだいなのです。 ロシア出身でロンドンで大富豪になった男も、スタンフォードブリッジで子どものようにおおはしゃぎするわけです。ところが彼を大ジャンプさせてる選手たちのほとんどは、貧しい労働階級出身だというのが、また面白いじゃないですか。その選手が��I belong to Jesus�瓩覆鵑謄轡礇弔暴颪い謄檗璽困鬚�めた日には、Time誌のもっとも影響力のある100人に選ばれるわけです(カカは金持ちの息子ですが)。 こんなTVシリーズ、HBOあたりで作ってくれないかな〜。八百長とか同性愛とか色々絡ませると、シーズン3くらいまでいけそうです。 楽隊は最後かっこよく勝ちましたね〜。2位とは見事ではないですか。スタジアムでジョッキでビール飲むなんて最高です。来シーズンこそ、TVでちゃんと見たいです。ローマとカターニャの試合を見ました(笑)。いや、これが面白い試合だったんですって! 引き分ければ残留確定のカターニャ。相手は強豪ローマ。ところが、その裏では、同じく残留を競っているパルマと、ローマと優勝を競っているインテルが試合をしている。インテルが得点してくれたら、カターニャにとっては最高なわけですが、一方対戦相手のローマはがっくりくるわけです。試合中、インテルが得点を決めるごとに(結局2-0だった)カターニャは獅子奮迅し、逆にローマは足が止まっていく。カターニャは降格争いのチームとは思えないような怒涛の攻撃を開始(この手のチームにはつき物の火事場の馬鹿力です)。ヘッドで同点になったかと思いきや、喜びも束の間、オフサイド判定。しかしカターニャは諦めない。85分に起死回生のゴール。優勝を逃したと覚ったローマはもう攻め上がろうとせず、90分に試合終了。ピッチになだれ込むティフォージたち……。最後には黒パンツ一丁のセクシーなカターニャの選手たちが、追い剥ぎの被害に遭ったにも関わらず清々しい表情でピッチを去っていったのだった……つーかイタ男どもはいつの世もセクシーすぎ! 裏がインテルの試合ならインテル戦見てたはずなのに、ミランだったからカターニャの試合なんかみちった(照)。ところでミランはCLを逃したんですね。フラミニ、ご愁傷様。
遅くなりましたが優勝したマンUの写真。ウィニングランのシャンパンがけといったらもう、歓喜の射精です。仲のいいオシェイがヴィダにぶっかけていたのにハァハァ。 顔にあたるシャンパンの流れが絵のようです。ウィニング・グラン時に使う(飲むというより使う)シャンパンってどのくらいの値段なんでしょうね。 ![]() ヴィダ様「この帽子らしきものを、何としてでもかぶりたい……」 ![]() リオ様がいないことに一抹の不安を覚える。 ![]() 発見! う○こ座り。 ![]() ![]() ああ〜壊れ始めた〜っ。 ![]() いじらしくメダルを見つめるクリちゃん。 ![]() クリちゃんは何たんが大好き。 ![]() ![]() わるいポルトガルトリオもご満悦。 ![]() ベテランの落ちついた喜びぶりもまたほほえましい。 ![]() ブラウンにうける。喜んでるのか痛がってるのかわかんない顔ばかりです。 ![]() ちょっとドレッシングルームを抜け出してみる。 ![]() リオヴィダモーメントが多かったのに写真としてはあまり残ってなくて残念! ![]() あったぞ。このシーンの後でリオがヴィダにひとつ頷き、ハグしあったのだ。その前にもファンデルさーると三人で抱き合っておりました。リオはハグやブラウンのことは蹴っ飛ばすけどヴィダにはそういうことしません。試合中も労わりとして表に出るその微妙な距離感がすてきです。敬意を払っている感じがします。 ![]() 一方ドレッシングルームではまだ、北斗の拳ごっこが続いていた。 ![]() いいねえ。 ![]() アンデルソン。わはは。 ![]() 朴最高! ![]() リオ様にファウルなんて(色々な意味で)とてもできないからか、その横で代わりにやっつけられることも多かったヴィダですが、お疲れ様です。 ![]() ![]() ![]() 試合後のパーティの映像です。何はまだ英語がだめみたい。 これはちょっと関係ないですがマンU関連。 まだ日にちがありますが21日が楽しみです。 楽隊は今夜、2位を確定すればCL本線出場からですね。このところずっと予選からだったので、今回は無駄な試合をせずに済みます。レバークー全手もUEFAに手がかかってるので、頑張ってもらいたいです。ドイツ代表からは久しぶりにトルステンと牛が一緒に選ばれたし! 足並みが揃わないと思いきや大事な本番にはちゃんと合わせてくる(調子も上げてくる)のがさすが。スペイン代表にも港町の選手がたくさん選ばれ、ひたすらに楽しみなEURO08!
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