前から細々書いていたスパニッシュ・アパートメントもの。盛り上がりも何もない話。書きたかったのは、ミケルとシャビの微妙な関係とか、普段は異質な存在の彼らだけど、逆にスティーヴンが異質になったら…とか、でも結局はシャビとスティーヴンの関係とか、です。 クラシコの夜 想像の領域をふんだんに残した話だということだけは確かなようです。後ほどLJの方に更新しておきます。 ニューカッスルではやはり力不足だったようです。前半の前半はよかったんですが、後半燃料切れ。入れ替わるようにチェルスキがあたたまってしまいました。 ミラノダービーを見ました。昔インテルが赤黒に負けることほど悔しいことはありませんでしたが、今回もやっぱり悔しかったです。 バイエルン、マドリーが優勝してしまいました。マンUは来週決着をつけてくれるはずです。直接対決の屈辱を優勝を決めて晴らして欲しいところ。 ガナーズの試合はレーマンがいかにも「さよなら」な雰囲気でしたが、スタンドに座っていたフラミニもさよならとは、意外な展開。 港町はボロニンが「さよなら」的試合を……。早速新しいユニフォームで登場してくれましたが、赤が鮮やかで襟元もすっきり。レトロがまた新しくなる次期が巡ってきたってことでしょうか。ペペのユニといい、新しいユニとても気に入ってます。ホーム最終戦ということで、選手たちは子どもたちを連れてきたようです。シャビもヨンを連れてきた写真がありました。シュクルテルも元気そうでした。初先発のインスーアはOKという感じでしたが、若いわりに落ち着いてて今後が楽しみです。試合自体は、1点で終わったのは残念でしたが、本当に穏やかな気持ちで眺めていられる試合でした。 ところで港町の公式の記事で、17歳でガン宣告を受け、もはや回復の見込みはなくドクターからは余命2週間といわれていたリアム・ハーカーという少年が月曜日に亡くなったそうです。これはそもそもかなり泣ける話だった。ずっと前からRAWKでも話題になっていましたが、余命2週間とわかった時点で、熱烈なリヴァプールファンだった彼は「死んだらユニフォームと一緒に埋葬して欲しい」と両親に伝えていたそうです。彼は最後の二週間を自宅で過すことをドクターに認められていました。父親からそうした事情をきいたクラブは、ユニフォームにサインするだけではなく、メルウッド練習場のツアーに彼を招待。選手たちはもちろん、ラファとも会える約束だったそうです。でも、ドクターのやめた方がいいというアドバイスで、彼はニューカッスルからリヴァプールへの旅行を取りやめたそうです。すでに家と病院の間の距離さえ移動するのが厳しい状況だったとのこと。選手たちはサイン入りのユニフォームと額縁を贈り、また事情を聞きつけたサポーターグループは、彼を励ますバナーを作ってCL 1st legの日にスタンドに飾りました(バナーは事情を知っていたTVクルーによって撮影され放映されました)。試合後、サポーターたちはそのバナーを彼に贈りました(そこには"God give you strength be with us in Moskow"とあった)。病床の彼がそのバナーと一緒に写っている写真が公式にありました。、CL2nd legの日に撮られた写真だったそうです。 チェルシー戦、あんな風に終わってしまったことはやはり残念です。フランクが母にゴールを捧げたシーンを、この少年はどんな気持ちで見ていたんだろうか。リヴァプールが勝とうが負けようが状況は何も変わらなかったとはいえ、あの感動のゴールの裏側にはもう一つこういう話もあった。皆それぞれに事情があるけど、歓喜の中で優勝杯を手にできるのは一つのクラブだけ。 ところでガスコインが今度は自殺未遂。でも記事を読むと本気の自殺ではないような。彼が現役時代から躁うつ病だったことは間違いないけど、自伝によれば、それこそキーガンやヴェナブルズなどは随分彼の面倒を見てくれたようです。かつて、一度はユナイテッド入団が決まったのに、自らその約束を反故にしたガッザ。激怒したサー・アレックスは、後日その時のことを振り返って、 「あの自己破壊的性格では所詮どこに行っても問題を起こしたかもしれないが、もし彼がユナイテッドと契約してさえいれば、ロンドンで彼が犯したほどの過ちもまず起きなかったと確信している。確かに彼を管理するのは生易しい仕事にはなるまいが、あの才能ならではの気まぐれさを私はけっして不快に思わなかっただろう。(中略)彼には奇妙に人を惹きつける何かがある。おそらくは、その見るからに傷つきやすい風情だろうか。兄か父親にでもなってやりたい気にさせられるのだ。思わず揺すぶったり、抱き締めたりしたくなってしまう。彼には確かに放ってはおけなくさせる、病的な人なつこさがある。私は今でも、彼の桁外れな才能がもっとよく活かされるべく我が手を貸すチャンスが与えられなかったことが無念でならない」 と99年に発売された『マネージング・マイ・ライフ』に書いています。 でも、一度は差し伸べられた手を取ることができなかったのがガッザという人だったのでは、と思います。 昨年のCLファイナル対ミラン戦は、今だに一度も見返していません。でもチェルスキ戦はこの休み中に通してもう一度見た。この悔しさを決勝の舞台まで持ち越そうと思ったからです。もしマンUが負けても、その痛みをまた次に持ち越します。しぶとく諦めません。私はマンUのダブルを願っている稀少な港町ファンです。カラやスティーブンも「チェルシーの優勝」を願っているとのことです(笑)。
![]() ファンが選んだ2nd legのMotMはマっさんだったようです。カラは2位。異論なし。ところで、ヴィダ様とうちの坊主の東欧出殺し屋風CB対決は見物だ、なんて書いたことがありますが、結局二人を仕留めたのは青いチームの殺し屋でしたね。 ![]() ![]() 大変遺憾ながら、坊主の写真はなかった。 CL2nd legの日記はけっこう好評でした。港町ファンよりもマンUファン、ガナーズファンから「おぬし、なかなかよい日記であったぞ」とお褒めをいただけたのが嬉しかったです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さきほど無事マンUが勝ちました。いい試合だった。ナニがやってしまったけど、テベス絡みで素敵なシーンがありました。ハマーズはまるで、昨季最終節で残留を助けてくれたお礼をしてるかのようでした。 おそらくは大勢の方が「ニューカッスルはカッコいい」と密かに思っているに違い。一癖も二癖もある�犖記瓮咼奪哀�ラブ所属の選手たちとSJPに集う熱いジョージー野郎たち。現役・引退・元イングランド代表もけっこうな人数いるのに、なんだか纏まりがないままズルズル来てしまったけれど、ここに来て今更オラオラになり始めたという。伏兵の色気たっぷりのニューカッスルが、チェルシーをさしてくれるとツボにはまります。さしたところで、まだ次節まで結果はわからないわけですから、最終節まで十分楽しめます。 港町に託していた夢や希望といったものを全部「どっこいしょ」とマンUに移し換え終えた私は、早速現実から眼を背けるべくリオヴィダなどを読んで癒されていました。 絶対読んで欲しい、「リオがネマニャの車に乗って後悔した5つのこと」。なんてこったい、こんなロボットっぽいいかれたヴィダ様、リオヴィダ妄想のど真ん中! この面倒臭い感じこそまさしくヴィダ様。ま、ちょっとした軽躁ですよね。1番目のdrabbleの朝っぱらから「コーヒー5杯飲んで酔っ払っちゃった!」とのたまって眼がギンギンで爆走するヴィダ様とか、すばらしすぎる〜っ。彼の英語がいちいち微妙に大間違いなところも、いや、英語の問題なのか性格の問題なのかいまいち境界線が曖昧なあたりが抜群にいいです。4番目の、バックシートに座る幼い息子をあやすために、ステアリング両手離し技とか、チンコにボール直撃ハグたんのことは蹴っ飛ばせるリオ様が、ヴィダ相手だとめいっぱい翻弄されるというところが、このペアのおいしいところです。でも5番目のdrabbleのオチ方がベストじゃないでしょうか。ああ面倒臭い。ロボットっぽい面倒臭さがたまらない、ヴィダ……。とりあえず人間だということを自覚して今後は怪我だけには注意してもらいたいものです。 スカパーで試合が終わった後の時間埋め合わせに、ヨーロッパのスタジアムの映像を垂れ流してくれるんですが、各クラブの練習風景も見れて、もう萌えちゃうわけですが、マンUの練習風景のあのいちゃいちゃぶりはどうなんだろう。ぺちゃくちゃしながらハグしたりおどけたり、監督もニコニコ。すてきです。 がっはっは! 銭徒がバイエルンをさした。しかも4-0とはなんぞや。銭徒はシュクルテルがいたチームです。はっきりいって嬉しい。 港町は暮らすニッチがチームドクターを告発しましたが、和解に至ったとのこと。以前ヴィーゼら数名の選手が「うちのドクターはおかしい」と発言してましたが、不人気なのは明らかですね。 バリーを取りにいくか……。ファンが皆言ってるように、さすがにバリー王子をLBになんか押し込まないだろう、ということはシャビ放出でしょうか。シャビは(彼の気持ちだけ考えると)残るように思います。ただ財政難云々が本当なら彼の放出も有り得るか。ラファはユーティリティプレーヤーが好きだと言われてるので、オプションとしてバリーは結構だけれど、そうなると本当に2つのファーストチームを作る気なのかという感じですね。 メルウッド(港町練習場)でアルテタが目撃されたという情報にはうけました。それで移籍か!? と一部噂が立ちましたが、結局「や、シャビと約束してただけだろ!」「一緒にごはん食べたんじゃない」という話に落ち着いたみたいです。私もその方向で間違いないと思います(笑)。しかしいくら仲良くても、ライバルチームの練習場まで来ちゃうか!? さすが空気の読めないスペイン人、3-1で負けてる場面で肘打ちを見舞い赤紙を貰う男。 随分前からデゲンは来るぞと言われていましたが、それよりラフィーニャの到来は実現したら嬉しいな。 バリーはシャビ問題さえなければ、きゃぷてん並に大喜びですが、ペナントとハリーのかわりに買うスピーディでアグレッシブな待望のウィンガーとしてはベントリーはぜひ欲しいではないか! マクギーティでもいい。英語はうまいが英国人じゃない、というのはマクギーティだったら嬉しいです。 EURO08でどこの誰が活躍するかなども期待いっぱいで見守りたいと思います。 今夜アンフィールドで最後の試合です。ラファは「さよならをする選手がいる」と宣言しており「今夜、ファンを喜ばせよう」とも言ってるので、楽しみにしています。何人かの選手にとっては、これがアンフィールドをホームとして戦う最後の試合。よくよく顔を観察すれば、ヒントが見えてくるかもしれません(どうしようか、いきなりシャビが号泣してたら…)。
![]() 辛い辛い一日が終わりました。一日中港町のことを考えて胸を抉られてましたが、職場を出た時に、やっと心の傷と向き合える…と思いました。そしてやはりこんな生活はわたしゃーやってらんない、と思った。CLやW杯の準決勝や決勝の翌日に仕事を突然辞める迷惑なやつ、世界中に沢山いそうですね。わはは。 ![]() ![]() この日記を通してこれまで幾度となく自分を救ってきましたが、今日も救われた。夜になり、ゆっくりと港町の戦いぶりについて振り返ることができる幸せを噛み締めてます。 RAWKで同胞たちの書き込みを見ましたが、皆、Gutted but proudと言っています。これは選手たちも同じで、カラガーもジェラードも「失望したけれど我々は勇敢だった」とのこと。特にカラガーの発言、 Some felt Liverpool could have had at least one penalty at the Bridge, though Carra is typically reluctant to make excuses. He continued: "Maybe we should have had a penalty on Sami Hyypia but there is no point complaining after the game. It's gone, Chelsea are through and it's their time to enjoy it. We have to accept it and move on. 素晴らしいな。しかし我ら港町ファンと選手が「さあ次へ行こう」とこの傷を軽く乗り越えられるなどと思わないで欲しい。他人には信じられないようなこの痛みは、すごいんだって! アテネもしんどかったけど、今回も厳しい……。何を隠そう今日は職場の近くまでタクシーで行ったんだな。一年に何度か、いいじゃないの……あの試合の後で満員電車なんてムリムリ。 我々の気持ちを、ある港町ファンがズバリな表現で代弁してくれてましたが、 「チェルシーファンへ。経験のないお前らにオレたちからのアドバイス。決勝は勝てば天国。でも負ければ地獄」 経験のない〜ってところが港町ファンらしいでしょう。 それでもやめられないフットボールファン。でもこれは、実際 的 確 な マンUファンとチェルシーファンへのアドバイス。Take it seriously. ![]() ![]() 昨日は主にチェルシーとマンUについて書いてしまったので、今日はじっくり港町。 まずラファについて。色々意見はあるでしょうが、私は彼の采配は良かったと思います。ベナユンもアタリだったし、バベルもアタリだった。トーレスはハムストリングを痛めての交代だったそうです。後半のペナントもいい動きでチェルシーの左サイドに混乱をもたらしていたと思います。トーレスが使えれば倉内君の投入もあったか。一点失ってからはラファの指示でベナユンがカイトとサイドを交代し、トーレスのゴールが生まれました。 ラファが致命的な失敗をしたとするなら、それは試合前。�爐垢暗召岫疊�言で「やってやろうじゃん」と泥に思わせてしまった、このツケが試合で回ってきた。心理戦が裏目に出ました。泥が見せた姿勢こそプロのスピリットですね。 ![]() レイナはいまや世界一好きなGK。GKは陽気なnice guyに限る! しかも頼りがいがあるんだから文句なしです。泥に同じようなすみっこを狙われ2失点したことは彼にとって重大な問題でしょうが、失点のシーンはどれも彼にはどうしようもなかった。一貫して安定した守りを見せていたと思います。 アルベロアとリーセのサイドバックはwell doneとは言えなかったですね。シュクルテルがサミと交代した時点で「これはだめかも」と思った港町ファンは大勢いたはずです。サミはその前の国内リーグ戦にフル出場してましたし、彼はもう34です。その彼が延長戦でPKに繋がるミスを犯してしまったのは、必然といえば必然だったのでは。 昨日書いたように、アウレリオとシュクルテルの離脱が明暗を分けました。でもサミは、今季ずっと随分頑張ってくれたから。最近自信喪失を感じさせる発言が多いだけに、気落ちしないで頑張って欲しい。 ![]() カラガーは心もとないバックラインで一人堅実な守りを見せてました。最後は泥にやられたにしても、何度もピンチを救ってくれました。シュクルテルもよくやっていただけに、負傷交代は大きかった。港町の将来を、坊主とアッガーに託したい。お互い微妙だなコイツと思いながら鉄壁のCBに成長してくれることを期待。「自分のことを語るのは苦手」と言うシュクルテルが実はすごい乙女だったら最高、と思ったりしてます。 中盤はマッさん、戦ってましたね。彼が来た当初はシャビのポジションを脅かす存在として胡散臭く思ってましたが、今では港町に欠かせない選手の一人です。テベスと彼がプレミアのごつごつした岩だらけの海岸に漂着した時は誰もが「???」でしたが、いつの間にかそれぞれ主役級にのし上がっていました。 ![]() シャビは1st legが素晴らしかったので、どうしても比べてしまいますが、致命的なミスと同じくらい重要度の高いパスを生み出していました。いい時の彼は守備も奏功するんですが、今回はそうはいかなかった。雨の影響もあったかもしれません。スペイン人にとっては辛い大雨でした。総じて、彼はやはり港町に必要な選手。 スティービーにはいつも、途方もない期待をしてしまう。ロスタイムで決めてくれるんじゃないか、PKを勝ち取ってくれるんじゃないか。だから何も起きないと理不尽に失望してしまう。でもやはり格が違う選手。シャビがスティーブンを見つけてパスを出せば、彼は必ず足元で納めてくれます。この二人の信頼関係はすでに当たり前になりつつあり、お互いの中には無意味な狂騒のない成熟した暗黙の了解がある気さえします。 カイトは1st legとは逆で押さえられてしまいましたね。でもよく戻って守備をしてくれました。彼の日じゃなかったのはとても残念。彼を含め、どこか一枚噛み合わないのが前半の港町でした。 ![]() 今季、ベナユンを獲得したのは大きかった。肝心なとこで結果を出してくれるのは、バベルと一緒。ただしバベルはスーパーサブですが、ベナユンは頭から出てもいい仕事をしてくれます。 ![]() 最後はフェルナンド。もう君の虜だとも! 昨日も書きましたが、試合中の彼の表情には胸を打たれた。なぜか。彼が自分自身と戦っているような気がしたからじゃないでしょうか。レイナとのインタビューの中で言ってた、「(失点した時)ぼくはピッチの中央で立ち竦んでいることしかできなかった」。彼にのしかかるプレッシャーはとてつもなくて、しかもそれを余裕を持ってコントロールできるほど図太くもない。ジェラードが1st legで言った「フェルナンドが得点できなかったことでとても落ち込んでいることは、彼の顔を見ればわかった」という発言。そして延長に突入する前の休憩中、まだ思いつめた表情のフェルナンドに声をかけ、懸命に鼓舞しようとしていたジェラード(でもこの時フェルナンドはすでに怪我していた)。キャプテンはとっくにわかっていたんだと思う。彼らのエースの問題はメンタリティなんだと。見てて感動するのは、彼がそのぎりぎりのラインをさ迷いながらも、いつも土壇場で打ち勝ってきたからじゃないかな。苦境に晒されている時に可能性を信じるのはとても難しい。思いつめたような彼の表情を見てるとこっちが不安になってくる。ああ、だめかも、と思う。でもそんな彼が少ないチャンスをものにしてくれると、あっと驚き、感動する。まるで「ショーシャンクの空に」の主人公みたいです。もうだめかも、と思わせておいて、克服してくれる。映画のラストでモーガン・フリーマンが辿り着いたような白い砂浜と青い海の天国を見せてくれる。で、私たちは思い知る。繊細な顔の小僧は実はタフなハートを隠し持っていたんだと。インテルから、アーセナルから、最後はチェルシーからアウエーで一点をもぎとった。もう満足です。 ![]() もう一つ。ロゼッティは素晴らしかったですね。港町はPKを取られた。それでも彼のジャッジは見事だったと思います。港町的にはありがたい判定もあったけど、まあ公平なジャッジをすると、逆にホーム側からするとアウエー寄りに見えるというだけかも。あの人本当に毅然としてますよね。
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