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2007年02月04日(日) テリー復帰だ。牛は最悪。

『マリー・アントワネット』見てきました。ソフィア・コッポラとあって期待してましたが、ありゃだめだ〜。空っぽで退屈。現代の若い女性向けのアメリカ人が作った英語をしゃべるマリー・アントワネットということで、歴史ものとしてではない別のアプローチがいかに斬新で示唆に富んでいるか、楽しみにしていたのに、コッポラ、奇しくも未熟さを露呈してしまった。何一つ心に響かなかった。ラストも甘いわ。ギロチンまでは要らないとしても、やっぱり観客はマリーに悲劇性を期待していたはずです。それも「なるべくしてなる悲劇」を。それが散見される悲劇にしたって点と点のまま放ったらかしで最後まで繋がらず終わりでした。マリーに共感できるかといわれれば無理だし、スター性、つまり共感できなくても「面白い」と思えるカリスマすら感じられない。日本のアニメみたいなもんだな。ビジュアルはきれいで素敵だけどそれだけ。でもキルステン・ダンストはすてきでした。きれいな写真集を見るつもりで見れば悪くない。

チェルシー、テリーの復帰! でもどうせならスタンフォード・ブリッジで復帰する姿を見たかった。万雷の拍手に送り出されるテリー。それを見て感極まるランパード(なぜ)。しかし牛のプレーはクソだった。とても残念ですが認めなければいけません。ああクソだった。なぜクソなのか? あの驚くべきクソの原因は何か? 彼はあまりに自由に動きすぎていますよね。ドイツ代表やバイエルンでならそれでOKだったかもしれないけど、それは彼の背後にフリンクスのような選手がいたからという気がします。今日の試合、何度も味方から受けたボールをワンタッチでバックパスしていましたが、ドイツ代表ならあの場所にフリンクスがいて、彼もまたワンタッチで前線にフィードしてチャンスを作るということをいつもやっています。でもチェルシーでは牛が出すちょっと捻ったパスはことごとく味方選手に届きません……簡単に味方と息が合ってない、といえばいずれ改善されそうですが、ありゃバラックの意識が変わらないうちは無理なんじゃないかな。ドイツのプレースタイルとイングランド、少なくともチェルシーのプレースタイルは違っていて、後者はいつも前へ前へという感じ。牛はもうチェルシーでは自分をサポートしてくれる味方を求めるのはやめなきゃダメだ、と思えるのですがどうでしょうか。マケレレとは息が合ってないし、ランパードもそんなタイプじゃないですしね。

バイエルンはまた3-0で負けたか。ニュルンベルグはいいチームで、ブレーメンも前期苦しめられたとはいえ、もう今季は終わりだな。本格的にシャルケとブレーメンの一騎打ちの様相を呈してきました。その頂上決戦は今から楽しみですが、フリンクスいないとダメっぽいなあ……。
マインツとフランフルとはスコアレスドローという悲劇としか言いようのない結果で……。

セリエAで暴動があったようですね。まさに愚の骨頂。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2007年02月02日(金) フリンクスもシャビも警告累積かい。

バイエルンのマガトが、そしてハンブルグのドルが監督解任。グラッドバッハの監督も辞任。これでまだクロップがマインツの監督だというのが不思議ですが、東ドイツの雄コットブスを応援している身としては、ハンブルグの代わりに降格してくれて構わないのは……グラッドバッハと……マインツもかわいそうだなあ。降格はどこもかわいそーか。

ブレーメンもリバプールも順当に2-0で勝ったぞ。しかしフリンクスとシャビが警告累積で次節の対シャルケ戦とニューカッスル戦に出られなくなるという、へんなところでリンクしないでいいよ! 特にフリンクスのサスペンションはでかすぎる……事実上の頂上決戦シャルケ戦に、要のフリンクスがいなくなるなんて。ドイツ大会のイタリア戦を彷彿とさせられてとても嫌ですね。ブレーメン選手は遅延行為などの無駄行動により次々に黄紙をくらってしまいました。オフィシャルサイトでは、「決してフリンクスの"暗黒面"が出てしまったわけではない」みたいなキャプションが、顔の側面に光があたった暗い感じのフリンクス写真の下についていて、これはどうなんだと思いました。

リバプールはシャビが大活躍だったそうです。この試合はなんとかすれば見れる可能性がある……できることなら見たいものです。そのリバプールにはマスケラーノが来てしまうらしい……現時点で、桃とシャビたんとスティービーという中盤が持て余し気味だというのに、マスケラーノが来たら誰がはじき出されるのだろう。

CLやUEFAも2月に始まるし、国際試合も楽しみです。でもドイツ戦はライブ放送はしてくれないみたいですね〜。イングランドvスペインはやってくれるみたいだけど。CLで思い出しましたが、リバプール本のラスト、CL優勝したリバプール選手たちの元を、ウイエー前監督がロッカールームまで押しかけてきて、ひじょうに微妙だったそうです。みんなそうは言わなかったけど、後日談としてシャビだけはハッキリと「チームメイトだけで祝うべき場なのに、たとえ感極まったとはいえ微妙でした」と全員の気持ちを代弁していました。ベニテスによって連れて来られたシャビにとっては全然関係のない人ですもんね。

とにかくクラスニッチがかわいそうです。腎臓提供者は母親らしく、拒否反応が出たというのは母親にとっても本当に辛いことだったでしょうね。自分の立場だったら、もし私が兄のために腎臓を提供する手術を受け、術後ベッドで横たわりながら「拒否反応が出たので、別の親族から新たな腎臓提供が必要です」と聞かされたらと思うと、言葉もないですね。選手生命どころか、人命さえ危ぶまれる状況になってしまったのではないでしょうか。

ドイツ代表は結果を出せてないポルディが枠から外れてしまった。かわりにクラニーが。彼はスター性は申し分ありませんね。さきほどKicker紙の少し前の記事を読んだら、フリンクスは「海外のリーグに移籍するとしたら、夏になる」と言ってるんですね。こりゃクローゼがいなくなったら行ってしまいそうな……となるとジエゴも行くのか。もうあと一年残ってCLをいいとこまでもってくというのは、年齢的にフリンクスとクローゼにはきついのかな。

今『オフィサー・ダウン』読んでいます。なんとこれは私が読む初の女性が主人公の犯罪小説! 共感のできる女性主人公で素敵なんですが、あまりに身近すぎて(ダメっぽさも含め)苛々してしまうところも。素朴ですっと心に飛び込んでくる文章という気がするのは、私が女でキャラも作者も女だからか。でも新人だけに上手くはない。ミステリとしては展開ものろい。新人賞取ったわけだし最後まで読むと面白いのかな。

今日のfootは粕谷は鼻についたが内容が面白かった。シャビの話も聞けたし。来週は鈴木良平さんだ! わーい。

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2007年02月01日(木) 英国旅行(マンチェスターその1)

無事帰国しました。途中、いろいろあって日記が書けなかったので、続きはこれから書きます。ともかく英国を知るという意味ではとてもいい旅行でした。テロの被害にも遭わなくてよかったです。
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現在リバプールのホテルに滞在しています。なぜに!? どのようにして!? 私自身もよくわかりません。リオに遭遇する確率高しというロンドンの素敵なホテルをなげうって、なぜこんな貧乏くさいリバプールホテルにたったひとりなのか……そもそも私はツアーで来たのでなかったのか!

どのようにして港町の罠に落ちたか、これからお伝えします。そしてこれによって、事前に計画せずすべて行き当たりばったりで旅をするということがどういう結果を生むか、みなさんが学ぶきっかけになればと思います。私は朝から一体何人の人に話しかけて道順や料金や時間を教えて貰ったでしょうか。どうせだから頭から数えてみましょう。

朝6時半に起きる。電車の時間とスタジアムツアーの時間だけはネットでざっと調べてほぼ無計画の旅に出発。

08:00 この時点でけっこう遅くなってしまった。ホテル前のタクシーの運転手に、「ここからユーストン駅までどのくらいかかる?」と訊ねる(1)。けっこう時間がかかるというのでウォータールー・イーストまで乗せて貰う。この日ほぼ唯一といっていい賢明な選択。

08:10 ウォータールー・イーストがあまりにでかい駅で鉄道っぽいものまで走ってるので、もしやあのタクシーの運転手、間違えてユーストンに連れてきてくれたのか? でも構内の駅名表示を見つけるためにぶらつく時間はないので、手っ取り早くインフォメーションのおじさんに「ここからマンチェスターへ行けますか?」と訊く(2)。やっぱり行けないと言われ、ついでにユーストンへの行き方を教えて貰い、northern lineに乗る。無事ユーストン到着。

08:45 惜しい。35分のに乗れなかった。チケットを買う。このチケットは何かおかしいな、と思いつつ£58という値段で購入。イギリスの物価高すぎ! 現在地下鉄一回乗るのに£4(約1000円!)かかります。

09:05 無事マンチェスター行きに乗る。車掌さんが回ってきて、「このチケットはダメ」と言われる。ショック! 実は前日にガイドさんに当日券だと£100くらいするよ、と恐ろしい話を聞いてたのでやっぱり……という気はしました。車掌さんに理由を訊ねると、「この格安チケットは九時半(ラッシュ後)から使えるもので、この列車はまだ09:05だからダメなんだよ」と言われ、追加で£51支払う。

列車の旅は楽しい! ガイドブックに乗ってた陶磁器の町ストーク・オン・トレントなどを経由。二時間半でマンチェスターに到着。
果たしてマンチェスターの印象は? 近づくにつれレンガ色の町並みが目立ち始めましたが、本当に、驚くほどに、想像通りの、陰気で汚れた街って感じでむしろ感動でした。この印象はピカデリー・ガーデン周辺を歩いているうちに変わったのですが、郊外はやはり、この10日あまりのイギリス旅行ではあえてバスが避けて通っていた理由がわかるような、いかにもlittle Britainに登場しそうな荒れた街という印象でした。正直、オールド・トラッフォードでバスに乗った時はヒドイと思った。

11:40 到着はやや遅れました。でもここまでは無計画なわりに順調すぎるほど。と思ったら、やっぱりきた。予想外の展開が! メトロリンク駅で待っている時、「これに乗ったらオールド・トラッフォード行けますか?」と女性に訊きました(3)。みんな親切に教えてくれました。ところがipodなんぞのんきに聞いてる間にアナウンスが流れ、人々の顔つきが変わった。別の女性に「オールド・トラッフォードに行きたいんだけど、今何かアナウンスありました?」とアナウンスのことを聞くと、OTの方のラインはトランジットの問題が生じたらしい、とのこと。この時、三名の方に詳しい事情を尋ねました(6)。皆親切でしたが同様に困ってる様子で、男性のひとりはGMexに行って乗り換えるといいかもしれないと教えてくれたけど、車掌さんにほかの女性が訊いたところ結局その方法もだめ。困った。よりによって私が到着した日、その時間にOT行きのラインでこんな事起こらなくても……。それにこの騒動でずいぶんと時間を無駄にしてしまった。

12:30 タクシーに乗ることを決心。ただし市内から何分くらいかかるかが心配。タクシー乗り場で運転手に尋ねると(7)、なんと10分で行けるとのこと。だったら最初からメトロリンクなんて使おうとするんじゃなかった。でもこれは地球の歩き方に乗ってた情報だったんだけどなあ。「オールド・トラッフォードまで」と言ったはいいが、「アドレスは?」と訊き返される。アドレス!? OTへ行くのにアドレスを訊くなんて、この人大丈夫なのか!? 「OTといっても広いからどこにつければいいかわからん」とのこと。私はスタジアムのゲートについて訊いてるのだと思ったのですが、わざわざそう訊ねるということは単純にメインゲートに行けばいいわけじゃないのかも……「ツアーに参加する予定なんだけど……」
すると運転手のおじいちゃん(インド系)「オールド・トラッフォードといっても広いんだぞ! どこへ行くんだ! おまえが言ってるのはフットボールか? スタジアムか?」
イエッサー、そうっす、隊長! なるほど、OTというのはあくまで地名なので、いきなりそんなことを言われても困るというわけですね。

12:25 マンチェスターの街の南側を横に突っ切り、一路オールド・トラッフォードへ! 運転手のおじいちゃんは「へへ、ユナイテッドだな!?」としたり顔。途中大きな大聖堂らしきものが見えたので「あれは(ガリー兄さんが挙式した)マンチェスター・カテドラル?」と訊くと、違うとのこと。MCは街の反対側だ、と言われてがっかり。

12:35 見えてきたぞ、憧れのオールド・トラッフォード。スタジアム周辺(というか一角)にはRed Devilesなどの名前のユナイテッドゆかりのバーやパブが軒を連ねていました。このあたりから、顔のニヤニヤをおさえるのに必死。
 正面、サー・マット・バズ ビーの雄姿を拝んだ後は、トイレを探して(死)メガストアへ。シーズンオフということもありお客はまばらだし、いろんなところで改装工事してました。やっぱりシーズオフに行くべきじゃなかったかな。何かこう、マンチェスターもリバプールも、現在選手がオフで街にいないってだけで不思議とテンション下がりました。もしオフでなければ、こうしている間もシャビたんはこの街のどこに今いるんだろう、なんてわくわくしてるところです。メガストアでスカーフを購入。今回の旅では買い物はしないと決めてたので、こんだけ。店の人にトイレはどこか訊ねる(8)。中にあるけどメガストアにはないとのこと。早めにツアーに参加しとこう、ということで北口へ。この北口、入口のドアのガラスが黒くて中が見えなくて踏み込むのが不安でしたが、とりあえず開けて受付嬢に予約してあることを伝える。時間帯の説明などなしに3階へ行ってくださいと言われ(この時またトイレの場所を訊いたので9)、三階へ行く途中でチケットを見たら13:30に。まだ12時代なのに、これじゃあリバプールに行けないよ! でもツアーは1時間だからまだ急げば間に合う。

13:00 三階はメモリアル展示室の入口の他、カフェやツアー参加者の受付なども行われており、Red Cafeではファンの皆さんがくつろいでいる様子でした。オフシーズンだけどけっこう人はいました。ちらっとカフェのメニューなど見ましたが(トイレを済ませて)時間がないので展示室へ。

この展示室が想像以上に楽しかった〜。私は比較的マンUと親しんだ期間が長いから、きっとリバプールやちぇるしーとなるとここまで楽しめないだろうな、と思いました。90年代のギグシー、ベックスらファーギーベイブスに加え現在、それとジョージ・ベストやデニス・ろー、ミュンヘンの飛行機事故など、馴染み深い出来事ばかりなうえ、最近キーンやサー・アレックスの自伝を読んでいたのもよかったです。

展示室はなんといっても、ガリー兄さんが寄贈した展示物ばっかだってところがまた楽しい。兄さん、無私無心に寄贈しすぎ……。いつもメダルとか獲得するたびに「よし、これも寄贈だ」とか思ってるのか……。代表50キャップ目、クラブ500キャップ目など、節目節目にチームメイトに自分のユニにサインして貰って、それを寄贈してます。代表ユニにして貰ったメッセージ入りサインとか、ユナイテッドの展示室に寄贈する必要あるのか!? 残念ながら私の能力ではどのサインが誰のかわからなかったのですが(帰ったら写真をもとに調べる)、中には500キャップ目に対して"How!?!?" などと書いてる選手もいて、誰か知りたい! と熱烈に思いました。リオあたりかな、と思ったり。あと「次の50まで頑張れよ!」みたいなのもあったな。この中でギグシーやベックスを見つけるのが楽しみだ。ギグシーといや、ウェールズとイングランド代表のキャプテン同士として試合した時、お互いのユニをスワップして、それも二枚とも飾ってありました。
ガリー「ライアン、記念にユニ交換しようぜ」
ライアン「なに? おれのユニほしいのか?」
ガリー「じゃなくて、ふたつ揃えてユナイテッドの展示室に飾るの」
ライアン「どこまでもユナイテッド一筋なやつ……(涙)」

あと、先日結婚する前の独身パーティにニステルも現れたと聞いて、仲がよかったのかな、なんて思ってましたが、この50キャップ目の代表試合の相手がオランダだったようで、ニステルは自分のユニに「おめでとう」と丁寧に書いてスワップしてくれたようです。確かイングランドが勝った試合だったと思うので、寛大ですね、ニステル。

文字数が多すぎると拒否されたので、続きは翌日の日記で。

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