ヌいてきたぜ〜血を見て興奮してた時にもっとハイになりたいばっかりに、たいして痛くもない親知らずを抜く予約を入れてしまいましたが、抜いてきたぜ〜。まだ出血していて口の中は血の味がするのですが、興奮した勢いでネネとアンヘルの映画をもう一度観ました。やっぱり好きだ、この映画。最後の銃撃戦はエクスタシーです。 最初、麻酔を打った若造が下手だったのか、あまりに痛いもんだから、人差し指をぶんぶん振り回し、「ン! ン! ン! ン!」と暴れたところ、「あ、こっち側(麻酔)効いてないね」と言われ、追加の注射をされました。その後は苦もなく抜け、今はほんのり感じる鈍痛が心地よいくらいです。注射や歯の治療くらいなら痛みのうちに入らないようです(麻酔が効いてればだけど)。こうなるともう大腸検査が楽しみだな。 そうそう、婦人科の内診の時にお腹を触られたのですが、途中で先生が「ん? ……これは?」と怪訝そうな顔をするんですよ。なんだ? 何か問題か? と思ったら、「硬いね〜腹筋やってるの?」 筋肉かよ! こうなったら腹筋毎日やろう、と決めました。昔から健康的な筋肉質の身体に憧れていたので。 アメリカの憲法と司法制度の本なんか読んでます。オリジナル・プロジェクトのためですが、WaTのフィクを書くのにも役立つし。他にLaw and Orderのテクニカル・アドバイザーのような医師が書いた犯罪捜査の本も。これも面白いです。たとえば検死リポートにはどんな内容が含まれるか、や、枕で人を殺すとしたら、(窒息させるのに)どのくら時間がかかるか、などなど。前にアマゾンで買ったアメリカの巡査が実際に使用しているとかいうウソ臭い感じの巡査の手引本なんてものにも挑戦。こちらは、普段TVドラマの映像では見てるけど、正確には把握していな犯人逮捕の手順や、報告書の種類&内容などを教えてくれます。家に帰ってきたら読んでいない本の山!! エンジェルズ・イン・アメリカを見たらまた政治熱が高まってきたので、この機を逃さずまた読書に励もうと思います。 数ヶ月ぶりに落書きしてみました。まだ絵を忘れてなくてほっ。 ![]()
現在スーパーチャンネルで放送しているHBOドラマ、「エンジェルズ・イン・アメリカ」をご覧になってる方はどのくらいいるでしょうか。先日1&2話の放送を見てはまってしまい、DVDを借りて6話(完結)まで一気に見てしまいました。おもしろい! 宗教と政治とゲイが別々のものだとするなら、これは宗教と政治とゲイを扱った物語です(とはいえ、もちろんこれは愛と変化についての話です)。「クローサー」の監督。展開される政治論や宗教観も面白いけど、何より私が夢中になってしまったのは、登場する男が誰も彼も、男とのセックスを夢見ているという点! 物語のストーリーラインは最初は3パートに分かれていますが、それが途中から絡み合って一本のストリームになります。ゲイのカップル、モルモン教徒同士の夫婦、そして共和党派のモラルの欠片もない大物弁護士。敬虔なモルモン教徒のジョーは物心ついた時から男が好きだったけど、罪の意識に耐えられず結婚(それもはみ出し者の女の子ハーパーを救いたい気持ちから)し、自分のホモセクシャリティを受け入れられずにいるハンサムな裁判書記官。アル・パチーノ演じる弁護士ロイ・コーンは、自分は「非力なマイノリティ」の同性愛者ではなく、「ただ男とも寝る男」と豪語するエイズ患者。フーヴァーの坊やだったとまで言い出す。つまり全員がホモセクシャル。でもこれはゲイばかりを視聴対象にしたドラマではなく、女性キャラをメリル・ストリープやエマ・トンプソンが一人二役、三役演じるところなども見所です。メリル・ストリープは1話でユダヤ人ラビの男性を演じているのですが、全然気づきませんでした。彼女も年をとったなという感じ。相変わらず素敵ですが。 個人的には、口幅ったいルイスを見てると「アイタタタ…」という瞬間も。ルイスの主張に共感しながら、彼に対する周りの態度や発言にどきっとさせられました。ジョーの「この世界が完璧じゃないことが不満なんだな? 不完全さを受け入れろよ!」という台詞や、あのナース(名前忘れた)の「あんたは“大局”ばかり見てるのが好きね。あんたの恋人はアメリカよ。自由をあまりに高いところに掲げすぎて、誰の手にも届かない」などなど、堪える台詞が多々ありました。アル・パチーノが殴られそうになりながら叫んだ「ルールを破れ、ジョー! 数ある法律の中から破れるものを探せ!」も最高。ここずっとアル・パチーノってこういうキャラが板についてますよね。野心的で生き様の見苦しい手に負えないおやじ。でも人間臭くて魅力的。さりげない台詞ですが、プライヤーの近世の祖先が、キスをし合うプライヤーとルイスを見ながら、「20世紀……我らの世界は年をとった、年を」とつぶやくシーンも、ちょうど先日SFUを見ている時に父親と口論したので、じーんときました(爆)。 たぶんスーパーチャンネルはもう何度か全話放送済みだと思うんですが、ちょっとラストのネタバレを。ラストエピソードでのプライヤーの神への暴言は素晴らしい〜。エイズに冒されている歯に衣着せぬ物言いの美形のオネエ、プライヤー役のジャスティン・カークはゲイの間でも人気になったみたいですが、彼が現れた天使にしがみついて「祝福するまで離さないぞ!」と脅しをかけるシーンは見応えあり! ジョーとルイスの最初のラブシーンも素敵。コロンの種類をたずねて、「ストレートの男の子って感じだな」という台詞! セントラルパークのシーンは爆笑。あの髭男はジャスティン・カークが二役演じてるんですよね。 たぶん、シックス・フィート・アンダーが好きな方ならエンジェルズ・イン・アメリカも好きなのでは。もう少し政治臭いですけどね。音楽もとってもいいです。 ところで婦人科の内診でもまったく異常なし、とのこと(ガン検診の結果は後日でますが)。これは腸に問題ありかな〜。ただの便秘だといいのですが、来月、大腸検査の予定です。
ブラック・ホーク・ダウンをやっと見ましたよ。色々言ってもやっぱりリドリー・スコット映画は面白い。色々言ってもと言っても、エイリアン、ブレードランナーに始まり、テルマ&ルイーズ、G.I. ジェーン、グラディエイター、マッティスティック・メンやキングダム・オブ・ヘブンの時でさえ、個人的にはずっと支持を表明してきたし、好きな映画だと言い続けてきました(ハンニバルは駄目だったけど)。BHDも、いかにも賛否両論ありそうな映画ですが、とりあえず私はいい映画だと思いました。リドリー・スコット映画を肯定する時は、何かためらってしまう。多分それは、彼の映画がたいていアクションのシーンを通して常に観客をエキサイトさせる要素を持っている、血を見せて興奮させるものを持っているからだと思います。 半年くらい前ならBHD好きにはならなかったかもしれません。少なくとも、そういう気分じゃなかった。ちょうど悪い出来事が重なり、しかも山ほど容赦のない内容の本を読んで、人類の残忍さに大袈裟じゃなく傷ついていた時期でしたしね。湾岸戦争やソマリアの実態を知り、ひどく打ちのめされていました。あの頃はひどく苦しみましたが、結果的には良い経験でした。いろいろと諦めることができた、現実を受け入れることができたし、なにより自分や自分のやっている事がクソ忌々しくもくだらないということに気づく事ができました。この心境を説明するのは難しいけど、こう言う事はできます。 BHDは政府の犬となってせっせと働いた兵士たちを美化しすぎてるかもしれない。ラディエイターのマキシマスはなんだかんだ言ってもただの人殺し、キングダム・オブ・ヘブンで描かれていた十字軍の連中は狂騒にとり付かれて虐殺や掠奪を繰り返したばか野郎ども、こういったことは人類の汚点です。でも人類はずっとそうだったし、映画BHDに登場した兵士たちとたいして変わんないような事を、実際の兵士たちは多分考えている。三世紀のローマで剣闘士になった男は人を殺す時に自分の勇敢さを讃えただろうし、エルサレムに行軍した信仰心だけが取柄のヨーロッパ人たちは、初期の遠征では本気で正しい事をしてると考えていたわけです。だからといって政治的に正しいか、ときかれたらイエスとは言いませんが、映画で描かれていることが、「この現実」とはまったく違い、美化されていて偽りばかり、かというとそんなこともないのではないか。むしろ、私たちは自分たちが勝手に夢見ている「内なる理想」と比べて「こんなのは肯定できない」と言っているのではないか。人類はずっと野蛮だったし残虐だったし、時には(人間の尺度で言って)勇敢だったし、何人かは偉大だった。偉大な人間はたいてい野蛮だったし残虐だった。BHDの兵士たちみたいに。リドリー・スコットの映画からはそういう開き直りが感じられます。でももうちょっと開き直ってもいいと思う。ジャーヘッド(原作の方)みたいに。最後のエリック・バナが言う台詞のようなシーンは、なくてもいいくらいです。サッピィなシーンも目立った。 確実にいえることは、リドリー・スコットという人は男を描かせたら超一流だってことです。彼はいきいきとした女性を描くのもうまいですけどね。そういう人間のエネルギーを映像にして見せるのが本当にうまい! しかしなんだってあんなにいい男たちを取り揃えなきゃならなかったんだ!? 目移りしてしょうがない! ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、エリック・バナ、ヒュー・ダンシー、オーランド・ブルーム、ヨアン・グリフィス、個人的にはエンリケ・ムルシアーノやトム・サイズモア、ズェルコ・イヴァネクまでも! でも最近のスラッシャー好みの役者が顔を揃えてるのが偶然かというと、ブラッカイマーがプロデューサーだったんですね。エンリケをWaTに、ヨアンとヒュー・ダンシーを『キング・アーサー』に引っ張りあげてくれたわけだ。イギリスの俳優が多いのは監督が自分の国の男たちにチャンスを与えたかったからなんでしょうか。リドリー・スコットは軍人一家で育ったようです。 目立って光ってたのはまずエリック、ユアン・マクレガー、個人的にがっついて見てたエンリケも、ルイス軍曹役でおいしい役でしたね。あ、そう! 左手を怪我した兵士に「右利きでよかったな、扱ける」とペニスを上下に扱く真似をしてくれて、この限られた出番の間にすごいサービスだな! って感じでした。ルイスは途中で腰を撃たれるのですが、その時の演技やその後の苦しんでいる演技、とってもよかった。いかにも泣き喚いたり悪態をつく演技、はまりそうだエンリケ(笑)。 ああ、くそ! 日本語吹き替え版で聴いてみるの忘れてた。DVDの買いたいリストに、また追加。
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