Kさん(PNはふじいさん)の血豆(ブラp/ショーン)本のために書かせて貰った『ウソになる前に』の、途中です。この前後に興味のある方は、6/18のイベント初売りということで、サークル:WORLDSさんのスペース:A-32で購入可能です。私の血豆は100%外してますが、ふじいさんの素敵血豆をぜひご一読のほどを! 自分の話では、砂漠でブラッドがショーンとマリファナを吸うシーンはけっこう好きです(どんな話だ!)。 -------------------------------------------------------- (前半省略) 自信を持って言うことができる。 年収三千ドルのハリウッド・スターでも、年中というわけではないにせよ、時にはこう感じる――人生なんてクソさ。 マルタ島での撮影中、ジェニファーが長距離電話で離婚を申し渡して来た時、心の底から思った。人生はクソだ。生きているうちに人間が獲得できるものはほとんどなく、かわりに毎秒失っていく、残された時間を。今この瞬間さえも。 数ヶ月は離婚報道を先延ばしにできた。ふたりの不仲説はご丁寧にも事実無根のエピソードを交えて世界に伝えられていたが、離婚のスクープは長らく夫婦間の秘密に留まった。 『トロイ』のロケ地がマルタ島からメキシコの砂漠に移ってからも、撮影クルーや共演者たちでさえ、誰もまだブラッド・ピットが抱える秘密を知らずにいた。ブラッド自身がひとりの共演者に話すまでは。 彼とはよく話した。限られた時間の中でではあったが、随分と話した。過去にも撮影現場で友人を作るようなことは、度々起きていた。ジョージ・クルーニーとは女のことを、デイヴィッド・フィンチャーとは自分たちの世代について、ロバート・レッドフォードとは人生全般について、ブラッドは話し合った。だが、彼とは――今でも、それはある種の謎として横たわっている。俺はあの男と、どんな共通点を抱えていたのか。彼との間に、何かがあっただろうか? 俺たちは全然違った、とブラッドは思う。多分惹かれたのも、そのためだ。 『フライト・プラン』が公開された時、映画自体にはさほど興味が湧かなかった。だが、彼の名前がクレジットされていると知り、業界の関係者に頼んでフィルムを入手した。彼はホームシアターのど真ん中に一人陣取り、暗闇の中に浮かび上がった男と眼を合わせた。驚いたことに、胸に痛みが走った。ああ、なんてこったい。ブラッドはスクリーンから眼が離せなかった。あんたはやっぱり素敵だ、ショーン。 ショーン・ビーンは彼より四歳年上だから、『トロイ』のロケ地で出会った時は四十四歳だったということになる。ベイビーは四十四歳の男だった。後にそのことに改めて気がついた時、少なからずブラッドは衝撃を受けた。わかっていたはずだが、それでも驚いた。 控えめだが堅実な演技。重要な脇役。まるで彼そのもの――共演者たちの中でも、輪の中心にいようとする役者ではなかったが、誰からも好かれていた。引き合わされた初日から、ブラッドも彼という人間に好感を持った。最初は第三者を、たとえばオーランド・ブルームや、エリック・バナを交えて話していたが、ある日撮影の合間にショーンを誘って一杯やりに行ったのを機に、度々ふたりでバーへ行くようになった。話題の中心は人と場所だった。共通の友人や、昔の恋人の話、ロサンゼルスやニューヨークの隠れた穴場、旅した国、まだ行ったことのない土地のことなど。仕事に関係した事は滅多に話題に上らなかった。避けていたのではなく、ブラッドがイギリスの悪口を並べ立て、ショーンがニュージーランドの魅力について熱心に語っているうちに時間はあっという間に過ぎる、という具合だったのだ。 「あんたとはいい友達になれそうだよ」と彼は言い、ショーンの肩を叩いたものだ。実際になれる、とブラッドは思っていた。だが、予想もしていなかった――とあるバーでメキシコ娘に「暴言」を吐かれた夜を境に、彼とそれ以上の関係になろうとは。 それはロケ地の砂漠に埋もれかけた小さな町の小さなバーでの出来事だった。機材の故障で翌日の撮影が延期となったことを告げられ、ブラッドは一杯ひっかけに行こうぜ、と共演者たちを誘った。結局オーランドやエリックは土壇場で辞退し、その夜、彼に同行したのはショーン一人だった。 ブラッドはカウンターのスツールに腰掛け、キューバの葉巻を吸っていた。異国の小さな酒場の良い点は、なんといっても中で煙草や葉巻が吸えるところだった。 「砂漠化が進んでいてどうしようもないんだとさ。この町はあと三十年もすれば砂の底らしい。住民には悪いが、ちょっとしたロマンだよな」と彼が言うと、隣に座ったショーンが、モーリタニアのシンゲッティという町の話を始めた。広大な砂漠の中に浮ぶ、歴史ある古い町並が、少しずつ埋もれていっているのだという。 「こればかりはどうしようもない。人間がどうこうするには、相手がでかすぎる。多分そこが、ロマンなんだろうな」とショーンは言った。 「ああ、海にしろ宇宙にしろ、ロマンを感じるのはとてつもなくでかいからだろう」 そう答えた時、ブラッドは奥のテーブルから立ちあがったシナモン色の肌のメキシコ娘に気づいた。赤いキャミソールを圧迫する彼女の大きな胸は、少なくとも気に入った。艶やかな黒髪が肩に垂れ、陽に焼けたうなじを隠していた。豊満な肉体からは若さが漲っていた。短いデニムスカートから生えた肉感的な脚が彼らの方へ向ってきた。 「ハイ」まもなく、娘の輝く瞳が彼を見下ろして言った。 「やあ」彼は答えた。 「あなた、ブラッド・ピットでしょう?」 「ああ、そうだよ」彼はごく簡潔に述べた。そしていつものように、さらりと言ってのけた。「ラッキーだったな」 たいていは皆笑うのだが、娘は笑わなかった。かわりにショーンが笑った。 今にしてみれば、彼女が最初から落ち着き払っていたことを、疑問に思うべきだった。 「いろいろ噂を聞いてるわ」メキシコ娘は流暢な英語でそう言った。この町で唯一英語が堪能な住人かもしれない。「ジェニファーのことも」 くそ、と彼は思った。こういう手合いはお断りだ。まるで親友か何かのように、妻を名前で呼ぶ。そして二口目には妻の義姉のような口ぶりでこう訊くのだ――「夫婦生活はどう? うまくいってるの?」 ところが、彼女はさらに上手だった。 「私、ジェニファーの大ファンなの。きれいだけど嫌味がなくて、明るくて前向きでしょ? 彼女が失敗するたびに、ああ、私とおんなじって、共感できるのよ。大好きよ」 「へえ、そうかい」だけど君が知っているのはジェニファー・アニストンじゃなく、『フレンズ』のレイチェルだろ? とは言わず、「伝えておくよ」 するとメキシコ娘は言った。 「誘惑が多い世界だってことは知ってるけど、彼女を大事にできないなんて、あなたは自分がどんなに恵まれてるか気づいていないのよ」 「なんだって?」実際に、耳を疑うほどばかげた言葉をもう一度聞き直したくて、彼はたずねた。 「明るく振舞っていても、本当は傷つきやすいのよ。あなたと結婚した時、彼女が苦労するってことは、私にはわかってたわ」 「そりゃすごい、わかっていたなら教えてくれればよかったのに。君には、俺が苦労するってこともわかっていたのか?」 ショーンがさっと彼の腕に触れた。その手が、今のは不適切な発言――ゴシップ記者の餌食になりかねない発言だということを、ブラッドに教えてくれた。彼は静かに言った。「タブロイドを鵜呑みにしちゃいけないよ」 「あなたは選ばれた人間なのよ」娘の顔には、もう微笑はなかった。「一体どれほど多くの男性が、ジェニファーに恋焦がれていたと思ってるの? だけど彼女はあなたを選んだの。それがどういうことか、わかる?」 おもしろい、とブラッドは思った。俺がいつか自伝を書くなら、この女の事はページが開きやすい本の中ほどに書いてやろう。 彼は微笑を浮かべると言った。 「じゃあ君がレズの男役になって、彼女を幸せにしてやれよ」 ショーンが警告を発するより一瞬早く、ブラッドは心の準備を済ませていた。眼を閉じる直前に見た光景――カウンターのグラスを掴む娘の手――が瞼の残像となった。顔にぶちまけられた水は、小さな氷の飛礫のおまけつきだった。 ブラッドは周囲の眼など気にしなかった。立ち去る娘の背中を一度も振り返って見ることなく、ただカウンターに向き直り、じっと座っていた。ただ時間が流れ去るのを待った。 「タオルをくれ」ショーンが立ち上がり、即座にバーテンが差し出したタオルを取った。「ブラッド」 ブラッドは真正面を睨んだまま座っていた。ショーンがタオルで彼の顔を一拭きし、それから力なく自分のスツールに座ると、腕にタオルを置いた。 「なんと言えばいいか、ブラッド」 「何も言わなくていいさ」怒りのピークが過ぎ去ると、ブラッドはビールのボトルに手をかけた。こんな異国の田舎町にさえ、君のファンはいるぞ、ジェニファー。 …………(続) --------------------------------------- べたな展開だ(笑)。
ひどい負け方だったな! 最後のお手上げの瞬間、オーストラリア人になりたいと思いましたよ。あんな勝ち方をしたらさぞ気分がいいだろう! うちでは家族で賭けをしてました。私は1-1、父は3-0(日本の勝ち)、母は2-1(日本の勝ち)という予測でしたが、誰も当たりませんでした。オーストラリアはアグレッシブなパワープレーをしてきましたね。サッカー選手を見ると日本の男も悪くないぞ、と思いますが、オーストラリア男のhunkっぷりといったら(爆)。ケーヒルだったかいうトップの選手はポルノに出て来そうなイイ男で、せめて得点入れた後お腹くらいぺろっと見せてよって感じでした(お前サッカーファンじゃないだろう)。しかしドイツやブラジルと比べるのは元々間違いですが、パスが繋がらないしシュートの精度も悪いし、これはブラジル戦は眼も当てられないことにならないかと、どきどきですよ。 今はアメリカvsチェコ戦を見てますが、前半の五分で決まった、うーん、美しいヘディングシュート! やっぱりサッカーっていいですね〜サッカーには人生そのものだ、なんて格言がありますが、今日一喜一憂して改めて実感しました。私がサッカーを評するとしたらこういいますよ。「サッカーはフィールド上での男同士のセックスだ」 今日は身体の調子が良くないので内科に行って、レントゲン検査と採血と尿検査してきました。採血の結果は明日でますが、結局悪いとこが見つからなかったので、ついでに歯科にも行ってきました。血を採られて興奮していた私は、たいして問題でもない親知らずを来週抜く事にしました。次はとうとう悪の根源とご対面! 婦人科だ! 絶対問題があるはず。 昨日、サンフランシスコでいい位置につけて売られていたDVDを、やっと見ました。アルゼンチン映画? ということで即バッドエデュケーションを思い出し、序盤の10分で爆笑しちゃったもんだから、真面目に見るのを怠ってしまいました。ところが、今日目覚めてから、何度も映画の場面を思い出してしまう。そして、気がついた。これはすごくクールなゲイの映画だ!! ゲイの犯罪者のカップル&ストレートの坊やがメインキャラで、野蛮な方法で銀行強盗を行った彼らが警察から逃げるというのが大筋なのですが、非常識でバイオレントでみだらな映画ながら、とてもクールな映画。遊園地でふたりでダンスをするシーンや、最後の銃撃戦、破滅に向って突き進んでいくところなど、男女映画ではなかなか描けない絵になってましたよ。かたっぽカール似なんですが、もう片方はスーツと煙草が似合うぞくぞくするような男。アンヘルとネネ。一番ぐっときたお気に入りシーンは、銃撃戦のさなか、ふたりがキスをする場面。ネネは黒い布で眼から下を隠しているのですが、その布越しにキスをするアンヘル。 今度は、Three Dancing Slavesというカッコいいタイトルの映画を観ようと思います。
ワールドカップ、はじまりましたね。ドイツvsコスタリカ戦は結果4-2というゴールラッシュでした。コスタリカの褐色の男たちも素敵でしたが、ドイツはシュナイダーといいフリングスといいハンサム揃い! 監督のクリンスマンはもう41歳。現役の頃よりカッコよくなっていました。でもカーンにかわって登場のGKレーマン、二点の失点はいただけない。DFも、何度かオフサイドとラップに失敗していて心もとない感じ。バラックの復活が待ち遠しいところです。 昨日のWaT、よ か っ た ー (ばたっ)。私は旅行に行っていたこともあり飛ばし飛ばしで見ていますが、今まで見た中では一番萌えたかも。ダニーとマーティンは言争いをするし、ジャック&マーティン&マーティン父の三角関係はいやらしいし、OPLのファレル特別捜査官もbitchっぽい眼つきでホモくさいし、被告人スポールディングとジャックの関係もイロポいし、最高でした……。 ダニーがここに来て完全にマーティンのことを「お尻を拭いてくれる親父がいるお坊ちゃん」と思っていることを表明して、嫌味な奴になっていたのがたまりません。FBI副長官の親父の影から這い出たくてもがきながらも、自分の過失を揉み消してくれたのは父だと知って、ショックを受けるマーティンにもとてつもなく萌えました。「さあ座って、フィッツジェラルドさん。水か何かいりますか? お父さんには会いましたよ、偉大な方だ」とファレルにおべっかを使われて戸惑ってるし! あの時ファレルはもちろんマーティンが責任を取るべき最たる人物だと知っていて、でも上からの命令(多分副長官と直接会った時によろしくと頼まれていたはず)で彼には最初から手出しするつもりはなく、「この経験の浅い坊やをいいように扱っておけば、昇進にも役立つかもな」くらいのことは思っていたんじゃないかな。そう思うとまた萌え〜。僕の責任だと認めたマーティンに、「まずいな」という顔を隠して「あなたは心配しなくても大丈夫」と言うところも萌える。ふたりが握手した姿を見て渋い顔をしてるダニーのこともうがった見方をしてしまう! そしてふたりの口論。マーティンのgive me a breakを「大声を出すな」と訳してるところなんて、ハァハァ。ファレルも「スペードとテイラーはまだ捜査中に興奮する」と言ってましたが、ダニーってば興奮しやすい男なのね、やはり。「クビになったら一緒に何か始めよう。俺たちはいいチームになれるぞ」と誘うとこもエロかった。ふたりが本当にFBIを解雇されて靴屋をはじめる姿を想像して笑ってました。読みたいそんなフィクや同人誌。で、急にシックスフィートアンダーみたいなドラマになる、と。 ダニマーもよかったけど、フィッツジェラルド父子+ジャックも萌えました。父とジャックの過去には何かあるんでしょうね(もう放送済み?)。それを知らないマーティンが、理想的とはいえない関係の父に「あなたは彼を誤解してる」「彼の素晴らしいキャリアを台無しにするつもりか」「彼はタフだったでしょう」とジャックの肩を持ち、父を嫉妬させるところが! ジャックに対する息子の評価を聞いて「信じたいものを信じろ」という親父。でも最後にジャックのオフィスに寄って「あの子はいい子だ。よろしく頼む」なんて! いつかその一言、ダニーに言ってやってくれ! 実際、親父が息子と同僚の関係を知って、直接ダニーと話をつけにDCからやってくる、なんてエピソードが見れるなら、死んでもいい。それにしてもFBIの副長官という訳が正しいなら、あまりに簡単にNYCとDCを行き来しすぎな気も。以前私はアムトラックでNYC-DC間を移動しましたが、親父はわざわざ自分で車を運転して来たのでしょうか。警護もなしに? だってスポールディングの大陪審を傍聴しに来たのはあくまで私用ですよね。 とにかく昨日はダニーもマーティンも男前でした。エリック・クローズは演技派ですよね。
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